2026年10月26日現在、男子バレーボール日本代表は、石川祐希選手や髙橋藍選手、西田有志選手らの主力に加え、若手選手も含めた幅広い選手層で強化を進めています。2026年度の登録メンバーは当初37人で発表され、その後の登録変更を経て、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)の現行選手一覧には36人が掲載されています。
今季はバレーボールネーションズリーグ(VNL)、アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026、第20回アジア競技大会と大会が続き、出場選手も大会ごとに異なりました。この記事では、最新の年度登録メンバーを背番号・ポジション・身長・所属クラブとともに整理し、2026年の招集経緯、主要大会の結果、選手選考のポイントまで解説します。
【2026年最新】男子バレー日本代表メンバーはどう確認する?

男子日本代表のメンバーを調べるとき、最初に区別したいのが「年度登録メンバー」と「大会別の出場メンバー」です。年度登録はシーズンを通じた選手選考の母集団であり、登録された選手全員がすべての国際大会に出場するわけではありません。
JVAは2026年4月17日、ロラン・ティリ監督のもとで初選出4人を含む37人を発表しました。その後、5月28日付で佐藤駿一郎選手の年度代表登録が抹消されています。現在の選手一覧を確認する際は、この変更も押さえておく必要があります。
また、2026年の主要大会では、VNLの大会登録、9月のアジア選手権に出場した14人、9月末から10月に開催されたアジア競技大会の12人と、メンバー構成が異なりました。SNSやニュース記事で見かけた選手名が別の大会のものでも、必ずしも情報が間違っているとは限りません。大会名と発表時期をセットで確認することが大切です。
【背番号・ポジション・身長・所属クラブ】2026年度の男子日本代表一覧
以下は、JVAの現行選手プロフィールに掲載されている身長・所属クラブと、2026年度登録名簿の背番号を整理した一覧です。背番号32は当初、ミドルブロッカーの佐藤駿一郎選手に割り当てられていましたが、登録抹消により現行の選手一覧には掲載されていません。所属や身長の表記は、年度途中の更新によって過去の報道と異なる場合があります。
| 背番号 | 選手名 | ポジション | 身長 | 所属クラブ・学校 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 西田有志 | オポジット | 186cm | 大阪ブルテオン |
| 2 | 小野寺太志 | ミドルブロッカー | 202cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 3 | 深津英臣 | セッター | 181cm | ウルフドッグス名古屋 |
| 4 | 宮浦健人 | オポジット | 190cm | ウルフドッグス名古屋 |
| 5 | 大塚達宣 | アウトサイドヒッター | 195cm | パワーバレー・ミラノ(イタリア) |
| 6 | 山内晶大 | ミドルブロッカー | 204cm | 大阪ブルテオン |
| 7 | 新井雄大 | アウトサイドヒッター | 188cm | 広島サンダーズ |
| 8 | 関田誠大 | セッター | 175cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 9 | 河東祐大 | セッター | 175cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 10 | 髙橋健太郎 | ミドルブロッカー | 201cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 11 | 富田将馬 | アウトサイドヒッター | 190cm | 大阪ブルテオン |
| 12 | 髙橋藍 | アウトサイドヒッター | 188cm | ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド) |
| 13 | 小川智大 | リベロ | 176cm | ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド) |
| 14 | 石川祐希 | アウトサイドヒッター | 192cm | ジラート・バンク・アンカラ(トルコ) |
| 15 | 甲斐優斗 | アウトサイドヒッター | 200cm | 大阪ブルテオン |
| 16 | 村山豪 | ミドルブロッカー | 192cm | 東京グレートベアーズ |
| 17 | 西本圭吾 | ミドルブロッカー | 188cm | 広島サンダーズ |
| 18 | 西山大翔 | オポジット | 193cm | 大阪ブルテオン |
| 19 | 備一真 | リベロ | 167cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 20 | 山本智大 | リベロ | 171cm | 大阪ブルテオン |
| 21 | 永露元稀 | セッター | 192cm | 広島サンダーズ |
| 22 | デ アルマス アライン | アウトサイドヒッター | 189cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 23 | エバデダン ラリー | ミドルブロッカー | 195cm | 大阪ブルテオン |
| 24 | 高橋慶帆 | オポジット | 194cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 25 | 下川諒 | セッター | 178cm | サントリーサンバーズ大阪 |
| 26 | 後藤陸翔 | アウトサイドヒッター | 187cm | 東京グレートベアーズ |
| 27 | 武田大周 | リベロ | 171cm | 東レアローズ静岡 |
| 28 | 麻野堅斗 | ミドルブロッカー | 207cm | 早稲田大学4年 |
| 29 | 三輪大将 | ミドルブロッカー | 193cm | 広島サンダーズ |
| 30 | 西川馨太郎 | ミドルブロッカー | 195cm | 大阪ブルテオン |
| 31 | 工藤有史 | アウトサイドヒッター | 190cm | VC長野トライデンツ |
| 33 | 川野琢磨 | アウトサイドヒッター | 197cm | 早稲田大学2年 |
| 34 | 一ノ瀬漣 | アウトサイドヒッター | 190cm | 鎮西高校3年 |
| 35 | 伊藤吏玖 | ミドルブロッカー | 195cm | 東京グレートベアーズ |
| 36 | 高橋和幸 | リベロ | 170cm | ジェイテクトSTINGS愛知 |
| 37 | 山田大貴 | オポジット/アウトサイドヒッター | 191cm | 東レアローズ静岡 |
注目したいのは、石川祐希選手の14番、西田有志選手の1番、髙橋藍選手の12番といった主力の番号だけではありません。甲斐優斗選手は200cm、麻野堅斗選手は207cmと高身長の若手も登録され、将来の日本代表を担う選手層が広がっています。
なお、この一覧の背番号は年度登録名簿を基準にしています。大会によって登録選手が絞られるため、実際に出場した試合のメンバーを知りたい場合は、該当大会の公式メンバー表も確認してください。
【ポジション・役割を解説】男子日本代表の強さを支える選手たち
男子バレー日本代表を理解するには、選手名や身長だけでなく、ポジションごとの役割を押さえることが欠かせない。バレーボールでは、身長の高さに加え、サーブ、レシーブ、ブロック、トスの精度などを組み合わせてチームの強さが決まります。
- セッター(S):攻撃の組み立て役。相手ブロックの状況を読み、スパイカーが打ちやすいトスを供給します。深津英臣選手、関田誠大選手、河東祐大選手らが登録されています。
- オポジット(OP):得点力が求められるポジション。西田有志選手、宮浦健人選手、西山大翔選手らが攻撃の選択肢を広げます。
- アウトサイドヒッター(OH):攻撃とレシーブの両方を担う役割。石川祐希選手、髙橋藍選手、大塚達宣選手、甲斐優斗選手らが該当します。
- ミドルブロッカー(MB):ネット際のブロックと素早いクイック攻撃を担当。小野寺太志選手、山内晶大選手、髙橋健太郎選手らがいます。
- リベロ(L):守備専門のポジション。サーブレシーブやディグで攻撃につながるボールを拾い、守備の安定を支えます。小川智大選手、山本智大選手らが登録されています。
特に注目したいのが、アウトサイドヒッターに求められる総合力です。強いスパイクを打つだけではなく、相手のサーブを受け、ラリーを継続し、チャンスが来れば再び攻撃に参加する必要があります。石川選手や髙橋選手らのプレーを見るときは、得点数だけでなく、守備から攻撃へのつなぎにも目を向けると試合をより深く楽しめます。
一方、ミドルブロッカーは身長が目立つポジションですが、高さだけで活躍が決まるわけではありません。相手セッターの動きを読む判断力、横方向への移動、ブロックのタイミングが勝敗を左右します。選手を比較するときは、身長とポジションをセットで見るのがポイントです。
【VNL・福岡アジア選手権2026】大会別メンバーと注目ポイント
2026年の男子日本代表にとって、VNLは世界ランキングを維持・向上させながらチームを強化する大会でした。JVAのVNL公式ページには大会登録メンバーが掲載され、週ごとの出場・リザーブ情報も確認できます。年度登録された選手のうち、誰が実際に各週の試合に参加したのかを知るには、大会別の情報を見る必要があります。
9月4日から13日まで北九州市立総合体育館で開催された「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」では、日本は決勝でイランにセットカウント3-0(25-21、26-24、25-23)で勝利し、優勝を果たしました。この優勝によって、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権も獲得しています。
同大会の日本代表メンバーは14人で、西田有志選手、小野寺太志選手、深津英臣選手、宮浦健人選手、大塚達宣選手、山内晶大選手、河東祐大選手、富田将馬選手、髙橋藍選手、小川智大選手、石川祐希選手、西本圭吾選手、山本智大選手、エバデダン ラリー選手が名を連ねました。
この14人を見ると、石川選手や髙橋選手らの経験に加え、河東選手のような新しい戦力も起用されていることが分かります。大会で優勝するには、主力選手の得点力だけでなく、セッターの配球、ブロックの連係、守備の安定性を組み合わせることが必要です。
【最新の大会別変更】アジア競技大会は12人で準優勝
アジア選手権の優勝に続き、男子日本代表は9月27日から10月3日まで開催された第20回アジア競技大会にも出場しました。ただし、ここでのメンバーは福岡アジア選手権の14人とは異なり、JVAの大会ページに掲載された日本代表メンバーは12人です。
アジア競技大会のメンバーには、大塚達宣選手、新井雄大選手、河東祐大選手、甲斐優斗選手、西本圭吾選手、西山大翔選手、高橋慶帆選手、下川諒選手、後藤陸翔選手、麻野堅斗選手、西川馨太郎選手、高橋和幸選手が名を連ねました。若手や、VNL・アジア選手権とは異なる組み合わせの選手が出場した点も特徴です。
日本は準々決勝でカタールにストレート勝ちし、準決勝では中国をフルセットで下して決勝に進出。しかし、10月3日のイランとの決勝ではセットカウント1-3(26-28、25-19、21-25、24-26)で敗れ、準優勝となりました。アジア選手権では優勝した一方、アジア競技大会では銀メダルという結果です。異なる大会の成績を混同しないようにしましょう。
このように、大会ごとのメンバー変更は、日本代表の選手層や起用方針を理解する手がかりになります。年度登録の名簿だけを見て「この選手が大会に出場した」と判断するのではなく、実際の大会登録と試合結果まで照合することが大切です。
【選手選考の経緯と世界ランキング】4位という情報は最新か?
2026年度の登録メンバーには、石川祐希選手や髙橋藍選手、西田有志選手ら実績のある選手だけでなく、河東祐大選手、デ アルマス アライン選手、武田大周選手、一ノ瀬漣選手の初選出組も含まれました。一ノ瀬選手は鎮西高校に在籍する若手選手で、大学生の麻野堅斗選手や川野琢磨選手らとともに、次世代の戦力としても注目されます。
選考の背景には、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた強化があります。VNLで国際舞台の経験を積み、アジア選手権で優勝して出場権を獲得し、さらにアジア競技大会などで別の選手構成を試す。こうした大会ごとの役割の違いを理解すると、主力選手が出場しない試合でも、チーム強化という視点から見どころを見つけられます。
また、「男子バレー日本代表は世界ランキング4位」という情報には注意が必要です。JVAはアジア競技大会の開幕時点で日本を世界ランキング5位として紹介しており、J SPORTSが掲載した2026年10月13日時点のランキングでも日本は5位です。ランキングは更新されるため、順位を引用するときは必ず基準日を確認しましょう。
選手選考やメンバー変更を確認する際は、次の3点を見ておくと情報を整理しやすくなります。
- 発表日:年度登録時点なのか、大会直前の招集なのかを確認する。
- 対象大会:VNL、アジア選手権、アジア競技大会のどのメンバー表なのかを確認する。
- 更新内容:追加招集、登録抹消、所属クラブの変更などが反映されているかを確認する。
歴代メンバーと比較する場合も、同じ大会・同じ時点の名簿を並べることが大切です。年度登録メンバーの広がりと、実際にコートに立つ選手の構成は別の情報です。この違いを押さえることで、世代交代や新戦力の起用をより正確に読み取れます。
【バレー男子メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子バレー日本代表メンバーは何人ですか?
A1:2026年4月17日に発表された年度登録メンバーは37人です。その後、5月28日付で佐藤駿一郎選手の登録が抹消され、JVAの現行選手一覧には36人が掲載されています。VNLやアジア選手権など、各大会の出場メンバーは年度登録の人数とは異なります。
Q2:石川祐希選手や髙橋藍選手、西田有志選手は2026年も代表ですか?
A2:はい。3選手とも2026年度の男子日本代表登録メンバーに含まれています。ただし、各大会の出場メンバーは別に選ばれるため、特定の大会に出場したかどうかは大会別の公式メンバー表で確認してください。
Q3:男子日本代表の世界ランキングは4位ですか?
A3:2026年10月13日時点の掲載順位は5位です。ランキングは大会結果などに応じて変動するため、「4位」と書かれた過去の記事を見た場合は、情報の更新日を確認しましょう。
まとめ:男子バレー日本代表の最新メンバーを正しく把握するには
2026年の男子バレー日本代表は、石川祐希選手、髙橋藍選手、西田有志選手らの主力と、河東祐大選手、一ノ瀬漣選手ら新しい戦力を含む編成でシーズンを戦いました。福岡アジア選手権での優勝とロサンゼルス2028オリンピック出場権の獲得は大きな成果であり、アジア競技大会では異なるメンバー構成で準優勝という結果を残しています。
最新の情報を追うときは、年度登録メンバーの一覧を基本にしつつ、VNLやアジア選手権、アジア競技大会の公式メンバー表を照合するのが確実です。背番号、ポジション、身長、所属クラブに加えて、発表日と対象大会まで確認すれば、追加招集や選手変更にも対応できます。
今後はロサンゼルス2028オリンピックに向けたチーム強化が焦点になります。結果だけでなく、若手の台頭やポジションごとの競争、主力と控えの組み合わせにも注目すると、男子日本代表の進化をより立体的に捉えられます。