第103回東京箱根間往復大学駅伝競走は、2027年1月2日に往路、1月3日に復路が行われます。出場枠の構成は、前回大会の上位10校に与えられるシード枠、2026年10月17日の予選会を通過した10校、そして関東学生連合の3区分です。
ここで押さえておきたいのは、21チームすべてが同じ条件で順位を競うわけではない点です。関東学生連合はオープン参加で、チームの総合順位や個人の区間成績は参考扱いとなります。
そのため、大学別の優勝争いやシード権争いを追う場合は、20大学の登録メンバーと、関東学生連合の選手情報を分けて確認するのが基本です。
【出場校一覧】シード校10校と予選会通過校10校

シード校10校
シード権は、前回大会で総合10位以内に入った大学が獲得します。第103回大会では、次の10校が予選会を経ずに本戦へ進みます。
- 青山学院大学
- 國學院大學
- 順天堂大学
- 早稲田大学
- 中央大学
- 駒澤大学
- 城西大学
- 創価大学
- 帝京大学
- 日本大学
青山学院大学、國學院大學、駒澤大学、早稲田大学、中央大学などは、選手層や区間配置が注目される有力校です。ただし、前回大会の順位や知名度だけで次回の結果を予測することはできません。各大学のチームエントリーが公表された後は、登録選手の顔ぶれや学年構成も比較材料になります。
予選会通過校10校
2026年10月17日に行われた第103回箱根駅伝予選会では、各校の上位10人の合計タイムによって順位が決まりました。通過したのは次の10校です。日本テレビの番組公式サイトに掲載された総合結果でも、以下の順位と記録が確認できます。
- 1位:東洋大学(10時間31分30秒)
- 2位:中央学院大学(10時間33分31秒)
- 3位:東海大学(10時間33分41秒)
- 4位:専修大学(10時間33分42秒)
- 5位:東京農業大学(10時間34分33秒)
- 6位:山梨学院大学(10時間35分18秒)
- 7位:大東文化大学(10時間35分23秒)
- 8位:神奈川大学(10時間36分48秒)
- 9位:日本体育大学(10時間39分52秒)
- 10位:法政大学(10時間40分08秒)
今回の予選会では、東洋大学がトップで本戦出場を決めました。一方、10位の法政大学と11位の国士舘大学の差は1分46秒。本戦への出場権は、上位10人の合計タイムによるわずかな差で分かれました。
予選会のチーム順位は、本戦メンバーを考える際の重要な背景情報です。ただし、予選会の上位校がそのまま本戦でも上位に入るとは限りません。予選会と本戦では競技形式が異なるため、各校のエントリー選手と区間配置を合わせて見る必要があります。
【関東学生連合】発表済み個人枠6人とチーム枠10校
2026年10月20日、関東学生陸上競技連盟は第103回大会の関東学生連合について、個人枠の6選手とチーム枠の対象となる10大学を発表しました。これは、箱根駅伝メンバー2027に関する重要な先行情報です。
個人枠で選ばれた6選手
27位
成沢翔英(慶應義塾大学)
予選会記録:1時間02分48秒61位
木村楓斗(流通経済大学)
予選会記録:1時間03分18秒69位
尾島樹(上武大学)
予選会記録:1時間03分34秒79位
有川紘樹(一橋大学)
予選会記録:1時間03分43秒88位
橋本将汰(立正大学)
予選会記録:1時間03分49秒109位
髙橋歩夢(明治学院大学)
予選会記録:1時間04分00秒
出典:月刊陸上競技、日刊スポーツなどの2026年10月20~21日の発表報道。順位と記録は予選会の個人成績です。
個人枠の選考対象は、予選会のチーム総合順位が21位以下となった大学の選手です。原則として各大学から1人まで、個人順位の上位者が選ばれます。選考条件には過去の関東学生連合への出場経験に関する制限もあります。
チーム枠の対象となる10大学
チーム枠は、予選会で11位から20位となった大学に1人ずつ割り当てられています。
- 国士舘大学
- 武蔵野学院大学
- 立教大学
- 明治大学
- 東京国際大学
- 駿河台大学
- 麗澤大学
- 筑波大学
- 拓殖大学
- 日本薬科大学
この10校については、大学名と枠が決まった段階であり、代表選手の氏名は12月10日のチームエントリーで発表される予定です。したがって、関東学生連合の個人枠6人は発表済み、チーム枠10人は発表待ちという区別が必要です。
【登録スケジュール】チームエントリーと区間エントリーの違い
箱根駅伝メンバーを調べる際、混同しやすいのが「チームエントリー」と「区間エントリー」です。どちらも選手名を確認するための資料ですが、示している情報は異なります。
発表時期と確認できる内容
| 項目 | 内容 | 第103回大会の状況 |
|---|---|---|
| 出場チーム | シード校10校、予選会通過校10校、関東学生連合 | 確定 |
| 関東学生連合の個人枠 | 個人枠6選手の氏名と予選会記録 | 10月20日に発表済み |
| チームエントリー | 各大学が登録する本戦候補選手の名簿 | 12月10日に予定 |
| 区間エントリー | 1区から10区までの担当選手と補欠選手 | 正式な発表日を確認する必要あり |
| 当日のメンバー変更 | 区間担当選手の変更を反映した走者情報 | 大会当日の公式情報で確認 |
出典:箱根駅伝公式サイト、関東学生陸上競技連盟の発表資料。チームエントリー日は2026年10月時点で公表された予定です。
チームエントリーで分かること
チームエントリーは、各大学が本戦に向けて登録する選手候補を把握するための名簿です。注目選手が登録されているか、4年生の主力が名を連ねているか、若手選手が登録されているかなど、大学ごとの戦力構成を分析する材料になります。
ただし、登録された選手が全員出走するわけではありません。登録名簿に名前があっても、区間エントリーや当日の変更によって、実際に走る選手は変わる可能性があります。
区間エントリーで分かること
区間エントリーでは、各大学が1区から10区までの担当選手を示します。往路の主要区間を誰に任せるか、山上りの5区と山下りの6区にどの選手を配置するかなど、監督の戦略を読み取る手がかりになります。
前回の第102回大会では、チームエントリーが2025年12月10日、区間エントリーが同年12月29日に行われました。ただし、前回と同じ日程になるとは限らず、第103回の区間エントリー日については正式な発表を確認する必要があります。
【大学別の注目ポイント】青学・駒澤・國學院・早稲田・中央
大学別の箱根駅伝メンバーを確認するなら、登録選手の知名度だけでなく、区間適性やチーム全体の構成も見る必要があります。第103回大会の各大学の登録メンバーが発表されるまでは、次の観点を押さえておくと比較しやすくなります。
青山学院大学の箱根駅伝メンバー
青山学院大学は、前回の第102回大会で優勝したチームです。第103回大会でも注目校の一つですが、前回の実績だけで次回の優勝を判断することはできません。主力選手の登録状況、上級生と下級生のバランス、そして5区・6区の配置が重要な確認ポイントになります。
駒澤大学の箱根駅伝メンバー
駒澤大学の登録選手を比較する際は、長距離で安定した走りを期待される選手と、区間の流れを変える役割を担う選手を分けて見ると、チームの狙いを把握しやすくなります。特定の選手の登録だけでなく、複数区間を任せられる選手層があるかも注目点です。
國學院大學の箱根駅伝メンバー
國學院大學については、上位争いに向けた選手構成に加え、主要区間でどのような配置を組むかが焦点です。チームエントリーでは候補選手の幅を、区間エントリーでは監督が想定するレース展開を読み取ることができます。
早稲田大学の箱根駅伝メンバー
早稲田大学の登録メンバーを見るときは、エース級の選手だけでなく、往路から復路まで安定して襷をつなぐための選手層にも目を向けたいところです。区間配置が公表された後は、各選手の得意な距離やコースとの相性も比較材料になります。
中央大学の箱根駅伝メンバー
中央大学も、登録候補と実際の区間担当を分けて確認したい大学の一つです。主力選手の起用だけでなく、補欠選手の構成や当日の変更が、チームのレース運びに影響する可能性があります。
なお、これらの大学について、第103回大会の個別の登録選手名や区間担当者がまだ公表されていない段階で、特定の選手を確定メンバーとして扱うことはできません。正式な名簿が発表されたら、学年・直近の競技成績・区間配置を照らし合わせて比較するのが適切です。
【箱根駅伝メンバー変更】登録選手と当日出走者は同じではない
箱根駅伝のメンバー情報で見落としやすいのが、登録後の選手変更です。チームエントリーで名前が確認できても、区間エントリーで補欠に入る場合があり、さらに大会当日の変更によって走者が入れ替わることもあります。
したがって、年末に発表された区間エントリーだけを見て、最終的な出走選手を判断するのは早計です。往路と復路では変更の対象となる走者が異なるため、当日は該当する変更一覧を確認する必要があります。公式サイトには、区間エントリーのほか、往路・復路の走者一覧と選手変更一覧が用意されています。
メンバー変更を確認する際は、次の順番で情報を追うと混乱しにくくなります。
1. チームエントリーで登録候補選手を確認する。
2. 区間エントリーで1区から10区までの配置を確認する。
3. 大会当日に公式の選手変更一覧を確認する。
4. 最新の走者一覧で、実際に出走する選手を確認する。
登録選手、区間担当選手、実際の出走選手は、それぞれ意味が異なります。この3段階を区別することが、箱根駅伝メンバーの情報を正確に追うための基本です。
【公式情報の見方】箱根駅伝メンバーの最新情報はどこで確認する?
最新情報を追うなら、主催者側の発表を基準にし、報道各社の記事で背景や選手の特徴を補う方法が有効です。
- 箱根駅伝公式サイト: 大会情報、チームエントリー、区間エントリー、走者一覧、選手変更一覧などを確認できます。
- 関東学生陸上競技連盟: 予選会の出場校、競技結果、個人記録、関東学生連合の選考情報を確認する際の基準になります。
- 日本テレビの番組公式サイト: 出場校や選手の一覧、予選会の結果などを確認できます。
- 陸上競技専門メディアや新聞社: 選手の直近の記録、大学の戦力分析、選考の背景などを把握するのに役立ちます。
検索結果に「箱根駅伝メンバー2027」「第103回箱根駅伝登録選手」などの見出しが表示されても、記事の更新日と対象大会を確認することが大切です。第102回大会の名簿と第103回大会の名簿が混在していると、卒業した選手や前年度の区間配置を誤って参照するおそれがあります。
また、チームエントリーで登録されていることと、当日の出走が確定していることは同じではありません。記事の更新日、公式発表の段階、選手変更の有無を合わせて確認すれば、情報の取り違えを防ぎやすくなります。
【箱根駅伝メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝2027の出場校は何校ですか?
A1:第103回大会は、シード校10校、予選会通過校10校、関東学生連合を合わせた21チームが参加します。関東学生連合はオープン参加で、総合順位や区間成績は参考扱いです。
Q2:関東学生連合のメンバーは発表されていますか?
A2:個人枠の6選手は2026年10月20日に発表されました。成沢翔英、木村楓斗、尾島樹、有川紘樹、橋本将汰、髙橋歩夢の6人です。一方、予選会11~20位の大学に割り当てられたチーム枠10人の氏名は、12月10日のチームエントリーで発表される予定です。
Q3:箱根駅伝の区間エントリーはいつ発表されますか?
A3:2026年10月28日時点では、第103回大会の区間エントリーの正式な発表日を確認する必要があります。前回の第102回大会では12月29日に発表されましたが、2027年大会も同日になるとは限りません。最新の日程は大会公式サイトで確認してください。
まとめ:【プロの結論】箱根駅伝メンバー2027は発表段階を見極める
2026年10月28日時点で、第103回箱根駅伝の出場21チームは確定しています。シード校10校と予選会通過校10校の顔ぶれが決まり、関東学生連合についても個人枠6人が発表されました。一方、チーム枠10人の氏名は12月10日のチームエントリーで発表される予定で、各大学の登録メンバーや区間配置についても今後の発表が焦点となります。
箱根駅伝の選手情報を正確に把握するための判断基準は、「出場チームの確定」「チームエントリー」「区間エントリー」「当日の選手変更」を区別することです。大学別のメンバーを比較するときも、前回大会の実績だけでなく、最新の登録選手、競技記録、区間配置を組み合わせて見る必要があります。
今後は12月10日のチームエントリーを一つの節目として、青山学院大学、駒澤大学、國學院大學、早稲田大学、中央大学などの登録メンバーを確認し、区間エントリーと大会当日の変更情報へと追っていくのが、2027年箱根駅伝をより深く楽しむための方法です。