サッカー日本代表とモンゴル代表の対戦を振り返ると、特に印象的なのが2019年の6-0、そして2021年の14-0という大差の試合です。いずれもFIFAワールドカップのアジア予選で記録されたスコアで、日本代表が攻撃力の違いを示した試合として知られています。
2026年10月27日時点で確認できる男子A代表の主要な公式対戦記録を整理すると、日本はモンゴルに2戦2勝、合計20得点・無失点です。この記事では、モンゴル対日本の歴代スコア、得点者、試合経過、スタメン、大差となった背景を日本サッカー協会(JFA)やFIFAの公表資料をもとに解説します。加えて、最新のFIFAランキングと今後の対戦情報も確認します。
【先に結論】モンゴル対日本の対戦成績は日本の2戦2勝

モンゴル対日本のサッカーの歴代成績を調べるうえで、まず押さえたいのは、2019年と2021年の2試合です。どちらもカタール開催の2022年FIFAワールドカップを目指すアジア2次予選で行われ、日本が勝利しています。
日本サッカー協会の公式記録では、2019年は埼玉スタジアム2002で6-0、2021年は千葉のフクダ電子アリーナで14-0。2試合ともモンゴルは無得点に終わりました。なお、2021年の試合はモンゴルがホーム扱いでしたが、開催地は日本国内でした。
この2試合を合算すると、日本は20得点、モンゴルは0得点。得失点差は日本のプラス20となります。ただし、これは男子A代表の該当する公式対戦記録を対象にした数字であり、年代別代表や女子代表の試合まで含めた成績ではありません。
【歴代スコア一覧】2019年6-0と2021年14-0を比較
両試合の結果と大会、主な得点者を一覧にすると、対戦の流れが分かりやすくなります。
| 項目 | 2019年10月10日 | 2021年3月30日 |
|---|---|---|
| 対戦結果 | 日本 6-0 モンゴル | モンゴル 0-14 日本 |
| 大会 | 2022年W杯アジア2次予選 | 2022年W杯アジア2次予選 |
| 開催地 | 埼玉スタジアム2002 | フクダ電子アリーナ(千葉) |
| 前半スコア | 日本 4-0 モンゴル | モンゴル 0-5 日本 |
| 後半の得点数 | 日本が2得点 | 日本が9得点 |
| 主な得点者 | 南野拓実、吉田麻也、長友佑都、永井謙佑、遠藤航、鎌田大地 | 大迫勇也が3得点、伊東純也・古橋亨梧・稲垣祥が各2得点など |
| 試合の特徴 | 6人がそれぞれ得点 | 日本のW杯予選における最多得点記録を更新 |
出典は日本サッカー協会(JFA)およびJリーグ公式サイトの試合記録です。2021年の14得点は、当時の日本代表にとってワールドカップ予選での最多得点となりました。
注目したいのは、6-0から14-0へと得点数が増えただけではありません。2019年は前半の4得点で主導権を握り、後半に2点を追加。一方、2021年は前半に5点、後半に9点を奪い、試合終了直前まで得点を重ねました。
【2019年の試合経過】日本が6-0で勝利した一戦の得点者とスタメン
2019年10月10日、日本代表は埼玉スタジアム2002でモンゴル代表と対戦しました。大会は2022年FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選。日本はグループFでの順位争いを優位に進めるためにも、勝ち点3が求められる試合でした。
日本サッカー協会の試合報告によると、日本は序盤から攻勢を強め、前半だけで4得点を記録しました。伊東純也の右サイドからのクロスを南野拓実が頭で合わせて先制すると、吉田麻也、長友佑都、永井謙佑が続きました。後半には遠藤航と鎌田大地が加点し、6-0で試合を終えています。
モンゴル対日本戦の得点経過(2019年)
- 22分:南野拓実。伊東純也のクロスからヘディングシュートで先制。
- 29分:吉田麻也。コーナーキックからの攻撃で追加点。
- 33分:長友佑都。伊東純也と南野拓実が絡む攻撃から得点。
- 40分:永井謙佑。前半を4-0で折り返すゴール。
- 56分:遠藤航。セットプレーから5点目。
- 82分:鎌田大地。日本代表での初ゴールを記録。
この試合では、南野拓実、吉田麻也、長友佑都、永井謙佑、遠藤航、鎌田大地の6選手が得点しました。特定の選手だけに依存せず、セットプレーやサイド攻撃など、異なる形から得点を重ねた点が特徴です。
スタメンでは、GK権田修一、DF長友佑都、冨安健洋、酒井宏樹、吉田麻也、MF遠藤航、柴崎岳、南野拓実、中島翔哉、伊東純也、FW永井謙佑らが名を連ねました。大迫勇也が負傷で不在だった一方、伊東純也がサイドから好機を演出しました。
試合内容を示す数字も明確です。JFAの公式報告では、日本のシュート数は32本、モンゴルは0本でした。日本がボールを支配するだけでなく、相手にシュートを打たせないところまで試合をコントロールしていたことが分かります。
【2021年の試合経過】14-0の歴史的大勝と大迫勇也のハットトリック
2021年3月30日の試合は、2019年の6-0をさらに上回る14-0という結果になりました。会場は千葉のフクダ電子アリーナ。2022年W杯アジア2次予選で、日本代表は前半に5得点、後半に9得点を挙げています。
モンゴル対日本戦の得点経過(2021年)
- 13分:南野拓実
- 23分:大迫勇也
- 26分:鎌田大地
- 33分:守田英正
- 39分:オウンゴール
- 55分:大迫勇也
- 68分:稲垣祥
- 73分:伊東純也
- 78分:古橋亨梧
- 79分:伊東純也
- 87分:古橋亨梧
- 90+1分:浅野拓磨
- 90+2分:大迫勇也
- 90+3分:稲垣祥
得点者の内訳を見ると、大迫勇也が3得点でハットトリックを達成。伊東純也、古橋亨梧、稲垣祥がそれぞれ2得点を記録しました。さらに南野拓実、鎌田大地、守田英正、浅野拓磨も得点に加わっています。オウンゴールを除いても、8人の日本選手がゴールを決めた試合でした。
この試合では、GK権田修一、DF松原健、小川諒也、冨安健洋、吉田麻也、MF守田英正、遠藤航、南野拓実、伊東純也、鎌田大地、FW大迫勇也が先発しました。松原健は代表デビューを果たし、途中出場の稲垣祥も代表デビュー戦で初ゴールを記録しています。
後半だけで9得点を奪った点も注目です。リードを広げた後も攻撃の手を緩めず、途中出場の選手が得点に絡んだことで、交代後も攻撃の質を維持しました。大差の試合でありながら、複数の選手に経験を積ませる機会にもなった一戦です。
【なぜ大差になった?】日本代表とモンゴル代表の実力差を分析
日本代表がモンゴル代表に大差で勝利した背景には、単純な個人能力の差だけでなく、攻撃の組み立て、選手層、試合運びなど複数の要素があります。
1.攻撃の選択肢が多かった
2019年の試合では、伊東純也のサイド攻撃、南野拓実のゴール前での動き、セットプレーからの得点など、複数の形でチャンスを作りました。6得点を6人が記録した事実は、攻撃が一人の選手に偏っていなかったことを示しています。
2.相手に攻撃の機会を与えなかった
2019年は日本が32本のシュートを放ったのに対し、モンゴルは0本でした。シュート数の差は、攻撃の回数だけでなく、ボールを失った後の対応や相手陣内で試合を進める力の違いも反映しています。モンゴルが反撃の形を作る前に日本が攻撃を続けたことが、大差につながったと考えられます。
3.選手交代後も攻撃力が落ちなかった
2021年は、後半だけで9得点を記録しました。大迫勇也のハットトリックに加え、途中出場した稲垣祥、古橋亨梧らも得点しています。先発メンバーだけでなく、交代選手も得点を重ねたことが、14-0という結果を生んだ大きな要因です。
4.FIFAランキングにも大きな開きがある
2026年10月7日発表の男子FIFAランキングでは、日本が17位、モンゴルが190位です。順位差は173で、要点は日本が1684.75、モンゴルが874.47となっています。ランキングは個々の試合結果を直接予測するものではありませんが、国際舞台での競争力に大きな差があることを示す参考指標です。
もっとも、ランキングだけで試合結果を説明することはできません。対戦時のメンバー、戦術、コンディション、試合会場なども結果に影響します。2019年と2021年の2試合では、攻撃の多彩さと選手層の厚さが、得点差を広げる方向に働いたと見るのが妥当です。
【2026年最新情報】モンゴル代表のFIFAランキングと次回対戦
2026年の男子FIFAランキングでは、日本は17位、モンゴルは190位です。日本はアジアの上位に位置し、モンゴルは世界ランキングの下位に位置しています。ただし、これは2026年10月7日発表分の順位であり、過去の2019年・2021年の試合当時の順位とは区別する必要があります。
モンゴル代表にとって、日本のような上位国との対戦は、守備組織や試合運びを改善するうえで厳しい課題を突きつけます。一方、日本代表にとっても、格下と見られる相手との試合で攻撃の質を保ち、チーム全体の連係を磨くことには意味があります。
2026年10月27日時点で、今回確認したJFAの試合記録やFIFAの公開情報からは、両代表の次回対戦日程を確定できません。したがって、2026年に新たなモンゴル対日本戦が開催された、あるいは開催日が決まったとする情報は、現段階では確認できる事実として扱えません。
今後の対戦を追う場合は、JFAの日本代表スケジュールとFIFAの国際試合・ランキング情報を確認するのが確実です。過去の14-0というスコアだけを根拠に、次回も同じ展開になると予測するのは早計です。
【プロの結論】歴代スコアから読み解く両代表の現在地
モンゴル対日本の歴代スコアで特に重要なのは、6-0と14-0という数字そのものに加えて、そこに至った試合内容です。2019年は6人が得点し、シュート数32対0という圧倒的な差が生まれました。2021年は大迫勇也のハットトリックをはじめ、8人の日本選手が得点し、後半だけで9点を奪っています。
この2試合から読み取れるのは、日本代表の攻撃が特定の選手に依存せず、サイド攻撃、セットプレー、途中出場選手の活躍など、多様な形で得点につながったことです。大差の背景を理解するには、最終スコアだけでなく、得点時間、シュート数、得点者の分布、交代選手の働きを合わせて見る必要があります。
一方、モンゴル代表の評価を過去の2試合だけで決めることも適切ではありません。代表チームの実力は、育成環境、国内リーグ、選手の国際経験、強化試合の機会など、長期的な要素によって変化します。2026年のFIFAランキングは現状を測る一つの指標ですが、それだけで将来の成長可能性まで判断することはできません。
【モンゴル対日本】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:モンゴル対日本のサッカーの試合結果は?
A1:確認できる男子A代表の主要な公式対戦では、日本が2019年に6-0、2021年に14-0で勝利しています。2試合の合計は日本の20得点、モンゴルの0得点です。
Q2:モンゴル対日本の歴代スコアで最多得点は何点?
A2:2021年3月30日の14-0です。この試合は2022年FIFAワールドカップ・アジア2次予選で行われ、日本は前半5得点、後半9得点を記録しました。
Q3:2021年の14-0で最も多く得点した選手は?
A3:大迫勇也です。前半23分、後半55分、90分+2分に得点し、ハットトリックを達成しました。
Q4:モンゴル代表の2026年最新FIFAランキングは?
A4:2026年10月7日発表の男子FIFAランキングで190位です。同じ発表で日本は17位でした。
Q5:モンゴル対日本の次の試合はいつ?
A5:2026年10月27日時点で、今回確認した公開情報からは次回対戦の日程を確定できません。開催日やスタメンについては、JFAやFIFAの公式発表を確認する必要があります。
まとめ:モンゴル対日本の今後の動向と試合結果の見方
モンゴル対日本の歴代対戦では、2019年の6-0と2021年の14-0が大きな節目となっています。どちらも2022年W杯アジア2次予選での対戦で、日本が勝利。確認できる男子A代表の主要な公式対戦記録では、日本の2戦2勝、合計20得点・無失点という結果です。
2026年の男子FIFAランキングでも日本17位、モンゴル190位と差があり、両代表の国際競争力には大きな開きがあります。ただし、今後の対戦結果を予測する際には、ランキングや過去のスコアだけでなく、最新の招集メンバー、試合会場、戦術、直近の国際試合の内容も確認が必要です。
2019年の6-0と2021年の14-0を比較することで、日本代表の攻撃力と選手層の厚さ、そしてモンゴル代表が直面した課題が見えてきます。次回の対戦が発表された際には、過去の結果を出発点にしながら、両チームがどのように変化したのかを試合内容から読み解くことが、最も有意義な見方となるでしょう。