2026年10月31日(土)・11月1日(日)の中央競馬は、京都競馬場のKBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)と、東京競馬場の天皇賞(秋)(GⅠ)が注目の中心となる。2歳牝馬の将来性を占う重賞と、秋の中距離王者を決める伝統のGⅠが連続する、競馬ファンにとって見逃せない週末だ。
JRAの公式競馬番組では、10月31日に京都でファンタジーステークス、11月1日に東京で天皇賞(秋)を開催する予定となっている。10月28日時点では両レースの正式な出馬表は10月29日(木)に公開予定で、枠順、騎手、競馬予想オッズ、直前の馬場状態を確認してから評価を固めたい。海外ではブリーダーズカップも日本時間11月1日早朝に行われるため、国内外の主要レースをまとめて確認しておこう。
【今週の競馬開催日程】10月31日・11月1日の注目レースを整理

今週のJRA競馬は、東京競馬場と京都競馬場を中心に開催される。土曜日は2歳牝馬の重賞、日曜日は天皇賞(秋)が大きな見どころだ。JRAが公表している競馬番組では、天皇賞(秋)は11月1日15時40分、KBS京都賞ファンタジーステークスは10月31日15時45分の発走予定となっている。
| 日付 | 競馬場・レース | 条件・距離 | 発走予定時刻 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 10月31日(土) | 東京11R ペルセウスステークス | ダート1400m | 15時30分 | 東京開催のメインレース |
| 10月31日(土) | 京都11R KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ) | 芝1400m・外回り | 15時45分 | 2歳牝馬の重賞。将来性と適性に注目 |
| 11月1日(日) | 東京11R 天皇賞(秋)(GⅠ) | 芝2000m | 15時40分 | 古馬と3歳馬が争う秋の中距離GⅠ |
| 11月1日(日) | 京都11R まほろばステークス(L) | 芝1600m・外回り | 15時20分 | 京都の芝マイル戦 |
| 11月1日(日) | ブリーダーズカップ諸競走 | 米国・キーンランド競馬場 | 日本時間未明から早朝 | 海外GⅠと日本馬の挑戦 |
※発走時刻はJRAの開催番組および海外競馬の発表に基づく予定時刻。出馬投票や天候などにより変更される場合がある。
週末の予想を組み立てるなら、まず土曜日に京都の芝1400メートル戦を確認し、日曜日に東京芝2000メートルのGⅠへ進む流れがわかりやすい。特に天皇賞(秋)は、前週までのレース結果だけでなく、直前の枠順や当日の芝の状態が評価を左右する。
【天皇賞(秋)2026予想】プレレーティングと歴代優勝馬から有力候補を比較
第174回天皇賞(秋)は、2026年11月1日に東京競馬場の芝2000メートルで行われる。JRAの10月26日付プレレーティングでは、第1回特別登録を行った17頭が掲載され、出走可能頭数は18頭とされている。登録馬の評価を比較するうえで、現段階の重要な手掛かりとなるのが2026年度の最高レーティングだ。
レーティングは、競走馬がレースで発揮したパフォーマンスを国際的な基準で数値化した指標であり、着差や負担重量などを考慮する。ただし、今回のレーティングは各馬の今年度の実績を示すもので、天皇賞(秋)当日の勝率や確定オッズを表す数字ではない。
現段階の比較軸はクロワデュノールとマスカレードボールだ。JRAのプレレーティングでは両馬が122で並ぶ。クロワデュノールは大阪杯1着、宝塚記念2着、マスカレードボールはクイーンエリザベスⅡ世カップ2着が評価対象の実績として記載されている。
- クロワデュノール:2026年度の最高レーティング122。大阪杯の勝利と宝塚記念2着が実績比較の材料となる。
- マスカレードボール:同じく122。2025年の天皇賞(秋)優勝馬であり、連覇への挑戦という観点でも注目される。
- ダノンデサイル:最高レーティング118。大阪杯3着、宝塚記念3着という中距離GⅠの実績を持つ。
- コスモキュランダ:最高レーティング118。宝塚記念4着が今年の実績比較におけるポイントとなる。
- ホウオウビスケッツ:最高レーティング114。毎日王冠2着の東京競馬場での走りも検討材料となる。
予想を組み立てる段階では、レーティング上位馬を中心に考えつつ、東京芝2000メートルへの適性、近走の内容、枠順、追い切りの動き、騎手の判断材料を照らし合わせたい。現段階での暫定的な評価では、クロワデュノールとマスカレードボールを中心候補とし、ダノンデサイルなどの実績馬を相手候補として比較する考え方が合理的だ。
もっとも、10月28日時点では正式な出馬表が公開前であり、最終的な出走馬や騎手、枠順は確定情報として扱えない。最終予想は10月29日の出馬表公開後に更新する必要がある。
歴代優勝馬を見ると、2021年はエフフォーリア、2022年と2023年はイクイノックス、2024年はドウデュース、2025年はマスカレードボールが優勝した。直近5年の勝ち馬は単勝人気で3番人気以内に入っている。一方、これは限られた期間の傾向であり、今年も人気順どおりに決着することを保証するものではない。
【KBS京都賞ファンタジーステークス2026】2歳牝馬の比較で見るべきポイント
10月31日の京都競馬場で行われる第31回KBS京都賞ファンタジーステークスは、2歳牝馬限定の芝1400メートル重賞だ。京都の外回りコースを使用し、2歳牝馬のチャンピオン決定戦である阪神ジュベナイルフィリーズへ向かう前哨戦として位置づけられている。
このレースで難しいのは、キャリアの浅い馬が多く、過去成績の数字だけでは能力を比較しにくいことだ。新馬戦や未勝利戦の着順に加え、相手関係、レース中の位置取り、直線での反応、距離延長への対応を確認する必要がある。
JRAが公表している過去3年の結果は、2023年がカルチャーデイ、2024年がダンツエラン、2025年がフェスティバルヒルの優勝となっている。優勝馬の単勝人気は順に15番人気、4番人気、1番人気だった。2着馬も9〜10番人気と、上位人気以外の馬が好走した年が続いている。
この3年の結果だけを根拠に穴馬有利と断定することはできないが、人気や新馬戦の着順だけで評価を固定しない姿勢は重要だ。2歳馬は成長の度合いにも差が出やすいため、近走の内容や追い切り、当日の馬体重、落ち着きなど、複数の材料を合わせて判断したい。
また、2024年は不良馬場で1分22秒8、2025年は良馬場で1分20秒9という決着だった。馬場状態が異なるレースの走破時計をそのまま比較して、単純に速い馬を上位評価するのは適切ではない。時計を見るときは、当日の馬場、レース展開、相手関係を合わせて確認する必要がある。
2026年の正式な出馬表は10月29日(木)に公開予定だ。出走馬が確定した後は、芝1400メートルでの実績、前走のペース、騎手、調教内容を照合し、人気よりも実際の走りに注目して評価したい。
【出馬表・枠順・オッズ・馬場状態】予想を更新する正しい順番
競馬予想では、情報を集める順番が大切だ。出走馬が確定する前の予想と、枠順やオッズが出そろった後の予想では、使える材料が異なる。10月28日時点では、天皇賞(秋)とファンタジーステークスの出馬表はいずれも10月29日に公開予定となっている。
- 第1段階:登録馬と過去成績を確認する。重賞実績、距離適性、競走内容、対戦相手を比較し、能力評価の土台を作る。
- 第2段階:出馬表と騎手を確認する。正式な出走馬、騎手、負担重量などを確認し、登録段階の評価を修正する。
- 第3段階:枠順と展開を考える。東京芝2000メートルではスタート位置と最初のコーナーまでの位置取りがポイントになる。枠番だけで有利不利を決めず、各馬の脚質と組み合わせて考えたい。
- 第4段階:調教と馬体重を確認する。追い切りの動き、過去との比較、馬体重の増減などを確認する。ただし、調教評価だけでレース結果を断定しない。
- 第5段階:オッズと馬場状態を確認する。当日の芝の状態や天候、最新オッズを踏まえ、事前の評価と市場の評価がどこで異なるかを整理する。
東京競馬場の芝2000メートルは、1コーナー奥の引き込み線からスタートし、最初のコーナーまでの距離が比較的短い。JRAのコース解説でも、序盤に好位置を確保することが騎手の腕の見せ所とされている。そのため、枠順を確認するときは、単純な内枠・外枠の有利不利だけでなく、スタート後に無理なく位置を取れるかという視点が必要だ。
東京競馬場の馬場状態については、JRAの公表ページに10月25日の開催情報が掲載されているが、これは10月31日・11月1日の馬場状態を示すものではない。週末の芝・ダートの状態、クッション値、含水率は、開催直前の公式発表を確認して判断したい。京都競馬場についても同様に、当日の馬場情報を確認する必要がある。
競馬予想オッズは、人気や投票状況を把握するための材料であり、競走能力そのものを示す数値ではない。オッズが低い馬を自動的に本命とするのではなく、自分の能力評価と市場の評価を比較することで、予想の根拠を明確にできる。
【ブリーダーズカップ2026】国内GⅠと合わせて押さえたい海外競馬
今週末は国内競馬だけでなく、アメリカのキーンランド競馬場で行われるブリーダーズカップも注目される。JRAの発表によると、開催は日本時間11月1日(日)で、現地時間では10月31日(土)。日本時間の未明から早朝にかけて、複数のGⅠ競走が予定されている。
JRAが発売対象として案内している主なレースと発走予定時刻は、ブリーダーズカップダートマイルが日本時間3時26分、スプリントが4時42分、マイルが5時20分、ターフが6時36分、クラシックが7時16分となっている。ターフスプリントについては、日本馬の出走がないため、JRAでの発売は実施しないと案内されている。
日本馬の出走予定馬として、JRAはダートマイルのロードフォンス、スプリントのアメリカンステージとテーオーエルビスなどを公表している。海外競馬は開催地のコース形態、馬場、出走馬の実績が国内レースと異なるため、日本の競馬場での成績だけで評価を決めないことが大切だ。
海外レースの馬券発売時間は、補欠馬の有無などによって変更される場合がある。観戦や馬券購入を予定している場合は、JRAの最新のブリーダーズカップ関連発表を確認し、発走予定時刻と発売対象レースを取り違えないようにしたい。
【プロの結論】今週の重賞予想で重視したい判断基準
今週の競馬情報を予想に生かすうえで、最も大切なのは、確定情報と評価材料を分けて考えることだ。天皇賞(秋)では、クロワデュノールとマスカレードボールがプレレーティング122で並ぶ一方、最終的な出走馬、枠順、騎手、当日の馬場状態によって評価は変わる。現時点の数字だけで勝敗を決めつけるべきではない。
ファンタジーステークスでは、2歳牝馬の成長度や距離適性が大きな判断材料になる。過去3年の勝ち馬は1番人気から15番人気まで幅があり、人気だけでは比較しきれないレースだった。過去成績を調べる際には、着順だけでなく、相手関係、走破時計、馬場状態、レース展開まで見ておきたい。
情報収集の基準としては、JRA公式出馬表を最初に確認し、次に公式の調教動画や競走馬の過去成績、当日の馬場情報、最新オッズへと進むのがよい。SNSや予想サイトの印は参考材料の一つにとどめ、発表前の騎手情報や確定前のオッズを事実として扱わないことが、誤った判断を避ける近道となる。
また、馬券を購入する場合は、予想の自信と購入金額を切り分けたい。人気馬を選ぶことと、期待する払戻金に見合う買い方をすることは別の問題だ。的中だけを目標にせず、予算を決めたうえで、買わないという選択肢も含めて判断することが大切だ。
【今週の競馬情報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今週の天皇賞(秋)2026はいつ開催されますか?
A1:2026年11月1日(日)に東京競馬場で開催予定です。芝2000メートルのGⅠで、発走予定時刻は15時40分です。
Q2:KBS京都賞ファンタジーステークス2026はいつですか?
A2:2026年10月31日(土)に京都競馬場で開催予定です。2歳牝馬限定の芝1400メートル戦で、発走予定時刻は15時45分です。
Q3:天皇賞(秋)の出馬表と枠順はいつ確認できますか?
A3:JRAの公式ページでは、出馬表は10月29日(木)に公開予定です。出走馬、騎手、枠順などの確定情報を確認してから予想を更新してください。
Q4:2026年の天皇賞(秋)で注目される馬は?
A4:JRAのプレレーティングでは、クロワデュノールとマスカレードボールがともに122で上位評価されています。ダノンデサイルなどの実績馬も含め、最終的な出走馬と枠順、調教内容を比較が必要です。
Q5:競馬予想オッズと当日の馬場状態はどこで確認できますか?
A5:JRA公式サイトのオッズ情報と競馬場別の馬場情報で確認できます。オッズは変動するため、購入前に最新の数値を確認し、馬場状態も当日の公式発表を基準にしてください。
Q6:天皇賞(秋)とブリーダーズカップは同じ日に見られますか?
A6:はい。ブリーダーズカップは日本時間11月1日(日)の未明から早朝にかけて開催予定で、天皇賞(秋)は同日15時40分の発走予定です。海外競馬の発走・発売時刻は変更される場合があるため、JRAの最新情報を確認してください。
まとめ:今週の競馬情報は公式発表と直前データで最終判断
2026年10月31日・11月1日の中央競馬は、KBS京都賞ファンタジーステークスと天皇賞(秋)が大きな注目レースとなる。天皇賞(秋)ではクロワデュノールとマスカレードボールのプレレーティングが比較の軸となり、ファンタジーステークスでは2歳牝馬の成長度や距離適性が見どころだ。
ただし、予想を確定するには、10月29日公開予定の出馬表、枠順、騎手、調教情報、最新オッズ、開催当日の馬場状態を確認する必要がある。過去の優勝馬や人気傾向は有益な参考材料だが、それだけで今年の結果を断定することはできない。
JRAの公式発表を軸に、競走馬の過去成績と直前の情報を照らし合わせ、根拠のある予想を組み立てたい。国内の2重賞に加えてブリーダーズカップも開催される今週末は、開催時刻と情報の更新タイミングを押さえることが、競馬をより深く楽しむための第一歩となる。
主な確認資料:JRA公式の開催番組、天皇賞(秋)プレレーティング・過去成績、KBS京都賞ファンタジーステークスのレース情報、馬場情報、ブリーダーズカップ関連発表。