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【なぜ筋肉がついた?】ペア転向が木原龍一の体格を変えた最大の理由

天音 栞 天音 栞 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

木原龍一選手の肉体変化を理解するには、男子シングルからペアスケーティングに転向した2013年にさかのぼる必要があります。

1992年8月22日生まれ、愛知県東海市出身の木原選手は、幼少期からフィギュアスケートに取り組んできました。しかし、シングルとペアでは求められる身体能力が大きく異なります。

シングルではジャンプ、スピン、ステップなどを自分の身体だけで完成させる能力が中心です。一方、ペアではパートナーを持ち上げるリフト、空中へ投げ上げるスロージャンプ、ツイストリフトなど、2人の身体を連動させる高度な技術が必要になります。

木原選手は2013年に高橋成美さんとのペアで活動を始めましたが、当初は人を持ち上げるための筋力が十分ではありませんでした。

2026年2月25日の日本記者クラブでの会見では、ペア転向当初のベンチプレスについても説明しています。

ペアを始めた当初っていうのは、人を持ち上げる筋肉は一切なかったので、ベンチプレスでだいたい(バーに)15kgつけてギリギリ上げられるような状態だったと思います。

このエピソードから分かるのは、木原選手が最初から大柄なパワー型の選手だったわけではないということです。

必要な筋肉を競技に合わせて一から身につけていったのです。

2019年の三浦璃来とのペア結成が新たな転機に


とのパートナーシップ

2019年8月、木原選手は三浦選手との新ペア結成を発表。北京五輪、世界選手権優勝、そして2026年ミラノ・コルティナ五輪へと続く7年間の挑戦が始まりました。


三浦選手とのペアでは、リフトの高さや安定性、ツイストの精度、演技全体のスピードが求められました。

特に重要なのは、単純に重いものを持ち上げる力だけではありません。パートナーの動きを受け止め、タイミングを合わせ、瞬間的に力を発揮する能力が必要です。

木原選手の筋肉が発達した背景には、こうした競技特性に適応するための長期的な身体づくりがありました。2019年のペア結成発表については所属先の木下グループも公式に公表しています。

【60kg台から80kgへ】木原龍一の体重と体格変化をビフォーアフターで比較

木原龍一筋肉

木原選手の肉体変化を示す最も分かりやすい数字が体重です。

2026年2月25日の日本記者クラブ会見で、本人はペアを始めた約13年前と現在の体重を比較しました。

その説明によると、当初は60kg台前半だった体重が、シーズンオフには80kg、シーズン中には75kgほどになったといいます。


木原龍一選手の体重推移


ペア転向当初

60kg台前半






2013年ごろ・筋力づくりの初期段階



シーズンオフ

約80kg






本人が2026年2月の会見で説明した数値



シーズン中

約75kg






競技シーズン中の本人申告値

数値は本人の会見での概数。バーは80kgを基準とした相対表示。

この変化は、単に体重が増えたという話ではありません。

競技に必要な筋肉を増やし、身体の使い方そのものを変えてきた過程が表れています。

身長174cmに対して80kgは重すぎないのか?

国際スケート連盟(ISU)の選手プロフィールでは、木原選手の身長は174cmと掲載されています。

この身長でオフシーズンに80kgという数字を見ると、一般的な体格のイメージからは大きく感じる可能性があります。

しかし、競技者の身体を体重だけで評価するのは適切ではありません。

ペアスケーティングでは、筋肉量、体幹の安定性、瞬間的な出力、柔軟性、身体の連動性が重要になります。

加えて、本人が説明した80kgはオフシーズンの数字であり、シーズン中には約75kgまで変化します。

つまり、80kgを年間を通して維持していたわけではありません。

ISUのプロフィールにある174cmという身長と、本人が説明した季節ごとの体重を分けて理解することが大切です。

ビフォーアフターで注目すべきは胴体と下半身

2014年ソチ五輪のころと2026年の姿を比べると、特に目を引くのが胴体の厚みと脚の筋肉です。

肩や腕だけが大きくなったのではなく、腰回りを含む体幹部分がしっかりした印象を受けます。

これはペア競技における身体づくりの特徴とも一致します。

パートナーを持ち上げる動作では、腕の力だけに頼ると姿勢が崩れやすくなります。脚から生み出した力を体幹を通じて上半身へ伝えることが必要だからです。

ただし、写真だけで筋肉量や体脂肪率の変化を正確に算出することはできません。外見上の変化と本人の体重発言を組み合わせて見ることが大切です。

【胴体・腹筋・太い首】高橋成美が解説した木原龍一の肉体変化

木原選手の身体について、競技経験者ならではの視点から具体的に解説したのが、かつてペアを組んでいたさんです。

2026年2月25日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」に出演した高橋さんは、過去と現在の木原選手の体格を比較し、特に胴体と脚の筋肉に注目しました。

日刊スポーツが報じた高橋さんの解説では、胴体がしっかりしたことで軸が安定し、女性側も思い切り跳べるようになったという点が強調されていました。

高橋さんは、腕だけでなく胴体や脚、そして首にも変化が表れたと指摘しています。

1. 胴体と腹筋:リフトを安定させる土台

木原選手の肉体変化で最も重要なのが、胴体部分です。

リフトでは、パートナーを持ち上げた後に姿勢を保ち、回転や移動を行わなければなりません。

このとき、腹筋や背筋を含む体幹の筋肉が十分に働かなければ、上半身がぶれたり、力が逃げたりします。

高橋さんが指摘したのも、まさにこの部分でした。

リフトは肩の筋肉だけで完成する技ではありません。

- 腹筋:胴体の姿勢を安定させる
- 背筋:上半身の支持と姿勢維持を助ける
- 腹斜筋:回転や身体のひねりを制御する
- 骨盤周辺の筋肉:脚と胴体の連動を支える

木原選手の胴体が厚くなったことは、単なる見た目の変化ではなく、ペア競技に必要な身体機能の獲得という観点から理解できます。

2. 太ももと脚:持ち上げる力を生み出す部分

ペアのリフトでは、腕で相手を引き上げるだけでは十分ではありません。

膝や股関節を使い、下半身から力を生み出す必要があります。

太ももや臀部の筋肉は、その動作を支える重要な部分です。

高橋さんも、リフトでは肩だけでなく脚と体幹が大切だと説明しています。

木原選手が脚の筋肉を発達させてきたことは、こうした技術的な要求と深く関係しています。

3. 首が太くなった理由は?

木原選手の写真を見て、首回りの太さに驚いた人もいるのと考えられます。

この点も高橋さんが具体的に言及しています。

首周辺には僧帽筋や胸鎖乳突筋などの筋肉があり、上半身の姿勢保持や頭部の安定に関係しています。

ただし、首が太くなった理由を特定の首トレーニングだけに結びつけることはできません。

全身の筋力トレーニングや競技動作の反復によって、上半身全体の筋肉が発達した結果として捉えるのが自然です。

重要なのは、首の太さそのものが競技力を決めるわけではないこと。 木原選手の場合、体幹や脚を含めた全身の変化と一緒に評価する必要があります。

【筋トレ方法を本人が説明】重量重視から瞬発力重視へ変わった理由

木原選手の筋肉づくりで、特に注目したいのがトレーニング方法の変化です。

実は、木原選手は最初から瞬発力を中心に鍛えていたわけではありません。

ペア転向当初は、とにかく重い重量を持ち上げられるようになることを目標にしていたと、2026年2月25日の会見で振り返っています。

ウエイトトレーニング中心だった時期

木原選手は、ウエイトトレーニングを集中的に行っていた時期には、ダンベルを片手80kg扱っていたこともあると説明しました。

これは一般的な筋トレ経験者から見ても、非常に大きな負荷です。

しかし、長年の競技経験とけが、トレーナーからの助言を通じて、考え方が変わっていきました。

本人が会見で語った言葉が印象的です。

「筋肉を大きくすればいいわけじゃない」

筋肉を大きくすること自体が目的ではなく、実際の競技で必要な動作を高い精度で行える身体が必要だと気づいたのです。

瞬発力を重視するトレーニングとは?

木原選手が会見で具体的に説明したのは、ゆっくりと重量を持ち上げるだけではない、競技動作を想定したトレーニングです。

特に挙げたのが、ツイストやリフトを想定した身体の動かし方でした。

トレーニングの考え方 目的
高重量のウエイト 持ち上げるための基礎筋力
シャフトを使った上下動 リフトに必要な素早い力の発揮
ツイストを想定した動作 回転動作と全身の連動
全身運動 実際のペア動作に近い身体の使い方
競技動作を想定した反復 力を出すタイミングと動作の精度

本人によると、トレーニング用のシャフトに負荷をつけ、何度も上下させる動作や、ペアの動きを想定した全身運動を取り入れていたそうです。

ここで重要なのは、単に軽い重量に変更したということではありません。

筋肉の大きさや最大重量よりも、必要な瞬間に必要な方向へ力を発揮する能力を優先するようになったということです。

ツイストトレーニングが重要な理由

ペア競技のツイストリフトは、男性が女性を空中に投げ上げ、女性が空中で回転する高度な技です。

成功には、単純な腕力だけでなく、次の要素が必要になります。

1. パートナーを上方向へ送り出す瞬発力
2. 脚から胴体、腕へ力を伝える全身の連動
3. 回転を生み出すタイミングの調整
4. パートナーとの正確な呼吸と動作の一致
5. 着氷まで見据えた動作のコントロール

木原選手がツイストやリフトを想定した動作をトレーニングに取り入れたのは、実際の演技で使える筋力を身につけるためです。

これは筋肥大を目指す一般的なボディメイクとは、目的が異なります。

なお、会見では具体的なセット数、回数、日ごとのメニューまでは公表されていません。木原選手のトレーニング方法を、そのまま一般向けの筋トレメニューとして再現するのは適切ではありません。

【木原龍一の肉体変化を時系列で検証】高橋成美・三浦璃来との関係

木原選手の筋肉の変化は、単独の筋トレによって突然起きたものではありません。

ペア転向、パートナーとの関係、競技環境、指導者からの助言など、複数の要素が重なっています。

ここで、関係者と主な転換点を整理します。

時期 関係者・出来事 肉体づくりとの関係
2013年 高橋成美とペア転向 リフトに必要な筋力づくりを開始
2014年 ソチ五輪に出場 ペア競技の経験を積む
2015年以降 須崎海羽とのペア ペア競技を継続し技術を磨く
2019年8月 三浦璃来とペア結成 新たなパートナーとの競技動作に適応
2022年 北京五輪で団体銀メダル 国際舞台で実績を重ねる
2023年 世界選手権など主要大会で優勝 世界トップレベルのペアへ成長
2026年2月 ミラノ・コルティナ五輪で金メダル 体幹・脚・瞬発力を生かした演技で頂点へ
2026年4月 現役引退を発表 競技者としての身体づくりに一区切り

高橋成美が知る木原龍一の変化

高橋さんは木原選手の初期のペア競技を知る人物です。

そのため、2026年のテレビ解説で語った身体の変化には、単なる写真比較以上の意味があります。

ペア転向初期の木原選手と現在の木原選手を知るからこそ、胴体や脚、首の変化に具体的に言及できたのでしょう。

三浦璃来が引き出したパフォーマンス

一方、三浦選手との関係では、7年間積み重ねてきた信頼感が大きな意味を持ちました。

2026年2月25日の日本記者クラブ会見で、木原選手は金メダル獲得について、2人で積み重ねてきた信頼感と、乗り越えてきた壁が結果につながったと振り返っています。

ペア競技は、男性側の筋力だけで成立するものではありません。

女性側の踏み切りや空中姿勢、2人のタイミングが一致して初めて、リフトやツイストの完成度が高まります。

三浦選手の能力を最大限に引き出すためにも、木原選手の身体づくりは重要な役割を担っていました。

【2026年現在】木原龍一は引退後も筋トレを続けている?活動と体づくりの実態


2026年4月17日引退発表
競技人生に区切り、新しい活動へ

2026年のミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得した後、三浦選手とともに現役引退を発表しました。

2026年4月17日、三浦璃来選手と木原龍一選手は連名で現役引退を発表しました。

2人は声明で、競技人生には区切りをつけるものの、ペア競技を日本でもっと知ってもらうために新しいことへ挑戦していく意向を示しました。

日本オリンピック委員会や報道各社も、この発表を伝えています。

木下グループのスポーツアンバサダーとして活動

2026年現在、木下グループの公式フィギュアスケートページでは、木原選手はスポーツアンバサダーとして掲載されています。

本人も、競技生活で培った経験を次世代の選手たちに伝え、ペア競技の魅力を広めていきたいという意向を表明しています。

これは、現役時代の経験を日本のペアスケートの発展につなげる活動です。

単に競技から離れるのではなく、これまで身につけてきた技術や知識を次の世代に引き継ぐ役割を担い始めています。

2027年には2人がプロデュースするアイスショーも

2026年10月30日付の東スポWEB報道によると、三浦選手と木原選手は2027年1月から、2人がプロデュースするアイスショー「りくりゅうのありがとうツアー presented by 木下グループ」をスタートさせる予定です。

全国約10都市を巡る計画で、競技引退後も氷上で活動する姿勢を示しています。

木原選手は10月29日のイベントで、現役を引退した後もアスリートとして活動していきたいという意向を語りました。

引退後の筋肉はどうなる?現在の体重は80kgなのか

ここは気になる人が多いポイントでしょう。

2026年2月の本人発言では、オフシーズン約80kg、シーズン中約75kgでした。

しかし、これは競技活動中の体重についての説明です。

4月の引退発表後、10月30日までに、引退後の最新体重や筋肉量、具体的な筋トレメニューが公表されたという情報は確認できません。

そのため、現在も80kgを維持している、あるいは筋肉量が減少したと断定することはできません。

一方、木下グループの公式プロフィールには、木原選手の趣味として筋トレが掲載されています。また、スポーツアンバサダーとして次世代への経験継承に取り組む意向も示しています。

競技から離れた後も、身体づくりへの関心やスポーツとの関わりが続いていることは読み取れますが、現役時代と同じ負荷でトレーニングしているかどうかは別の問題です。

【よくある質問】木原龍一の筋肉に関するFAQ

Q1:木原龍一はなぜあれほど筋肉がついたのですか?

A1:2013年に男子シングルからペアへ転向し、パートナーを持ち上げるリフトやツイストに必要な筋力を長年鍛えてきたためです。特に体幹、脚、上半身の筋力を競技に合わせて発達させました。

Q2:木原龍一の身長は174cmですか?

A2:はい。国際スケート連盟(ISU)の公式プロフィールでは174cmと掲載されています。

Q3:木原龍一の体重は60kg台から80kgになったのですか?

A3:本人が2026年2月の会見で、ペア転向当初は60kg台前半、オフシーズンは約80kg、シーズン中は約75kgと説明しています。

Q4:木原龍一は片手80kgのダンベルを持ち上げていたのですか?

A4:本人によると、ウエイトトレーニングを最も積極的に行っていた時期には、片手80kgのダンベルを扱っていたそうです。ただし、これは当時のトレーニングについての発言です。

Q5:木原龍一の首が太くなったのはなぜですか?

A5:元パートナーの高橋成美さんが、2026年2月のテレビ解説で首回りの変化を指摘しています。全身の筋力トレーニングや競技動作に伴う身体の発達が考えられますが、首だけを鍛える専用メニューが公表されているわけではありません。

Q6:木原龍一の筋トレ方法は瞬発力重視なのですか?

A6:はい。本人は、以前の重量重視のトレーニングから、ツイストやリフトを想定した瞬発力重視のトレーニングへ移行したと説明しています。

Q7:木原龍一は2026年に引退した後、何をしているのですか?

A7:2026年4月に現役引退を発表し、木下グループのスポーツアンバサダーとして活動しています。また、2027年1月からは三浦選手とプロデュースするアイスショーの全国ツアーを予定しています。

【プロの結論】木原龍一の筋肉が教えてくれる、本当に強い身体のつくり方

木原龍一選手の肉体変化を振り返ると、最も印象的なのは体重が約20kg増えたことだけではありません。

本質は、競技に必要な筋肉を見極め、トレーニングの目的そのものを変えてきたことにあります。

ペア転向当初は60kg台前半。人を持ち上げる筋肉も十分ではなく、ベンチプレスで苦労する段階からのスタートでした。

その後、ウエイトトレーニングで筋力を高め、オフシーズン80kg、シーズン中75kgほどの身体へと変化しました。

しかし、木原選手は筋肉を大きくすることだけが正解ではないと気づき、瞬発力や競技動作に直結するトレーニングへと軸足を移しました。

高橋成美さんが注目した胴体や脚、首の変化も、その長い積み重ねを象徴しています。

読者が木原選手の身体づくりから学べる要点は3つあります。

- 筋肉は目的に合わせて鍛える: 大きな筋肉をつくることと、競技で使える筋力を獲得することは同じではない。
- 全身の連動性を重視する: 腕だけでなく、脚・腹筋・背筋を含めた身体全体の働きがパフォーマンスを支える。
- 経験に応じて方法を変える: けがや競技経験、専門家の助言を受けながら、トレーニングの内容を見直すことが長期的な成長につながる。

2026年4月の現役引退は、木原選手にとって競技人生の終着点であると同時に、新しい挑戦の出発点でもあります。

今後はスポーツアンバサダーとしての活動や、三浦選手とのアイスショーを通じて、ペア競技の魅力を伝えていくことになります。

60kg台前半から80kgへ。重量を追い求める段階から、瞬発力と身体の連動性を重視する段階へ。

木原龍一選手の筋肉は、単なる肉体改造の成果ではありません。日本のペアスケートの歴史を切り開くために、13年以上かけて積み上げてきた競技者としての進化そのものなのです。

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アイドルと音楽の話題を追うライター。レーベル公式のリリース情報とライブ告知を確認し、公演日程は公式表記のまま掲載します。

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