2026年5月2日、東京ドームで開催されたボクシング興行「THE DAY」は、井上尚弥と中谷潤人による世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチをメインイベントに、日本のトップボクサーが集結した大型大会です。井上拓真対井岡一翔の世界戦、武居由樹対ワン・デカンなど、メイン以外にも見逃せないカードが並びました。
大会はすでに終了しており、2026年10月現在、対戦カードだけでなく全7試合の勝敗も確定しています。主催者の公式大会情報と日本ボクシングコミッション(JBC)の試合報告書を基に、THE DAYの試合順、階級、判定結果、注目ポイント、Leminoの配信情報まで整理します。
【2026年最新】THE DAYとは?東京ドームの開催日と大会概要

「THE DAY」は、井上尚弥対中谷潤人をメインイベントに据えた「NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」の大会名称です。開催日は2026年5月2日(土)、会場は東京ドーム。大会公式情報では、開場14時、開演15時と案内されていました。
最大の見どころは、世界スーパーバンタム級の主要4団体王座を懸けた井上尚弥と中谷潤人の対決です。加えて、WBC世界バンタム級タイトルマッチとして井上拓真対井岡一翔も組まれ、メインイベント以外にも世界王座を懸けた試合が用意されました。
大会の特徴は、単に有名選手を集めたことだけではありません。世界タイトルマッチ、東洋太平洋やアジア地域のタイトルマッチ、ランキング上位選手同士の対戦を一つの興行にまとめ、異なる階級の実力者を同じ日に見られる構成になっていました。
なお、カードを調べる際には「発表時の対戦カード」と「大会終了後の試合結果」を区別することが大切です。開催前は対戦相手や試合順が検索の中心でしたが、現在は公式採点まで含めて確認できるため、結果を知りたい人は勝者と判定内容も併せて押さえておくと、大会全体を把握しやすくなります。
【全7試合一覧】THE DAYのボクシング対戦カード・階級・試合順
以下は、第1試合からメインイベントまでの実際の試合順です。主催者の公式大会ページとJBCの試合報告書に基づき、階級、ラウンド数、勝敗をまとめました。
| 試合順 | 対戦カード | 階級・試合形式 | 試合結果 |
|---|---|---|---|
| 第1試合 | 富岡浩介 vs 田中将吾 | フライ級・10回戦 WBOアジアパシフィック王座戦 |
引き分け |
| 第2試合 | ユン・ドクノ vs 森脇唯人 | スーパーミドル級・10回戦 OPBF・WBOアジアパシフィック王座戦 |
森脇唯人が2-1の判定勝ち |
| 第3試合 | 阿部麗也 vs 下町俊貴 | フェザー級・10回戦 | 下町俊貴が2-0の判定勝ち |
| 第4試合 | 田中空 vs 佐々木尽 | ウェルター級・10回戦 OPBF東洋太平洋王座戦 |
佐々木尽が2-1の判定勝ち |
| 第5試合 | 井上拓真 vs 井岡一翔 | バンタム級・12回戦 WBC世界タイトルマッチ |
井上拓真が3-0の判定勝ち |
| 第6試合・セミファイナル | 武居由樹 vs ワン・デカン | スーパーバンタム級・8回戦 | 武居由樹が2-0の判定勝ち |
| 第7試合・メインイベント | 井上尚弥 vs 中谷潤人 | スーパーバンタム級・12回戦 世界4団体統一タイトルマッチ |
井上尚弥が3-0の判定勝ち |
注目したいのは、7試合のうち世界タイトルマッチが2試合組まれた一方、地域タイトル戦やノンタイトル戦にも実力者が集まっていたことです。試合順は第1試合から始まり、第5試合の井上拓真対井岡一翔、第6試合の武居由樹対ワン・デカンを経て、最後に井上尚弥対中谷潤人へとつながりました。
また、メインイベントが最も注目されるカードだったとしても、大会全体の価値はそれだけでは決まりません。第4試合の田中空対佐々木尽は東洋太平洋王座の行方を左右し、第5試合では世界王者と世界4階級制覇王者が激突しました。それぞれ異なるキャリア上の意味を持つカードが並んでいた点も、THE DAYの見どころです。
【全試合結果】THE DAYの勝敗と公式採点を詳しく解説
大会の公式記録を確認すると、全7試合が判定で決着しています。KOやレフェリーストップによる勝敗決定はなく、富岡浩介対田中将吾の1試合が引き分け、残る6試合で勝者が決まりました。
第1試合:富岡浩介 vs 田中将吾
WBOアジアパシフィック・フライ級タイトルマッチは引き分けでした。3人のジャッジの採点は95-95、97-93、94-96。ジャッジによって評価が分かれ、どちらか一方の勝利には至りませんでした。大会のオープニングを飾った試合は、接戦を象徴する結果となりました。
第2試合:ユン・ドクノ vs 森脇唯人
OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックのスーパーミドル級タイトルマッチでは、森脇唯人が2-1の判定勝ちを収めました。採点はユン・ドクノを支持する97-93が1人、森脇を支持する96-94が2人という結果です。3人全員が同じ選手を支持したわけではなく、判定が割れた一戦でした。
第3試合:阿部麗也 vs 下町俊貴
フェザー級10回戦は下町俊貴が2-0の判定勝ち。採点は95-95、94-96、94-96で、1人が引き分けとし、2人が下町を支持しました。元日本フェザー級王者の阿部麗也と、元日本スーパーバンタム級王者の下町俊貴が対戦したカードは、下町が判定で勝利をつかむ結果となりました。
第4試合:田中空 vs 佐々木尽
OPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチは、佐々木尽が2-1の判定勝ちで新王者となりました。採点は田中空を支持する96-94が1人、佐々木を支持する97-93と96-94が各1人。3人の採点が分かれる接戦でしたが、佐々木が2人のジャッジの支持を集め、タイトルを獲得しました。
第5試合:井上拓真 vs 井岡一翔
WBC世界バンタム級タイトルマッチでは、王者の井上拓真が3-0の判定勝ちを収めました。公式採点は118-108、119-107、120-106。井上は第2ラウンドと第3ラウンドにダウンを奪い、井岡一翔の5階級制覇への挑戦を退けています。3人全員が井上を支持する大差の判定で、王座防衛を果たしました。
第6試合:武居由樹 vs ワン・デカン
スーパーバンタム級8回戦は武居由樹が2-0の判定勝ち。採点は77-75、76-76、77-75でした。1人のジャッジは引き分けとしたものの、残る2人が武居を支持。接戦をものにし、メインイベント直前のセミファイナルを勝利で締めくくりました。
第7試合:井上尚弥 vs 中谷潤人
メインイベントの世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチは、井上尚弥が3-0の判定勝ち。JBCの公式試合報告書に記載された採点は116-112、115-113、116-112です。3人全員が井上の勝利と判定し、王者が統一王座を守りました。
以上の結果から見えてくるのは、THE DAYが一方的なKOの連続ではなく、最後まで採点を競う試合が並んだ大会だったということです。判定の数字だけで試合のすべてを説明することはできませんが、公式採点を確認すれば、勝敗の根拠や接戦の度合いを把握しやすくなります。
【メインイベント分析】井上尚弥 vs 中谷潤人はなぜ注目されたのか
井上尚弥対中谷潤人が大会の中心となった理由は、両者の知名度だけではありません。スーパーバンタム級の世界4団体統一王座を懸けた日本人トップ選手同士の対戦であり、世界的な実績を持つ王者と、複数階級で世界王座を獲得してきた中谷が正面からぶつかる構図にありました。
井上はライトフライ級からスーパーバンタム級までの4階級制覇を達成し、バンタム級とスーパーバンタム級では主要4団体の統一王者となった実績を持ちます。一方の中谷も、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級で世界王座を獲得してきた実力者です。異なる階級で世界王者としての地位を築いた2人が、スーパーバンタム級で対戦した点に大きな意味がありました。
試合結果は井上の3-0判定勝ちでした。ただし、スコアカードを見ると、116-112が2人、115-113が1人という採点です。全員が井上を支持した一方で、ジャッジ間では評価の幅もありました。少なくとも、結果を「圧倒的なKO勝ち」と表現するのは正確ではありません。勝敗を決めたのは12ラウンドを通じた採点でした。
ボクシングでは、ダウンの有無や目立つパンチだけでなく、有効打、攻防の主導権、ラウンドごとの評価などが判定に影響します。試合を振り返る際には、ハイライト映像だけで判断せず、公式採点と各ラウンドの内容を照らし合わせることが大切です。
今回の対戦は、勝者が井上だったという事実に加え、世界トップクラスの選手同士が12ラウンドを戦い抜いた点にも注目する価値があります。勝敗だけでなく、どの局面で主導権が動いたのかを確認することで、両者の技術や試合運びをより深く理解できます。
【階級別の見どころ】井上拓真・井岡一翔、武居由樹らアンダーカードの価値
THE DAYのアンダーカードは、メインイベントの前座という位置づけだけでは捉えきれません。世界タイトルへの挑戦、地域王座の獲得、異なる階級での実績を持つ選手同士の比較など、それぞれの試合に独立した見どころがありました。
井上拓真 vs 井岡一翔は、世界戦のなかでも特に注目度の高い一戦でした。井岡は世界4階級制覇を達成してきた経験豊富な選手で、勝てば男子史上初の5階級制覇に近づく挑戦でした。しかし、井上拓真が2度のダウンを奪って大差の判定勝ちを収め、初防衛を果たしました。実績のある挑戦者を相手に、王者が試合をどう組み立てたかを振り返るうえでも重要なカードです。
武居由樹 vs ワン・デカンは、メインと同じスーパーバンタム級で行われた8回戦です。武居が2-0の判定で勝利しました。試合形式はメインの12回戦とは異なりますが、同じ階級の選手がどのように距離を取り、攻防を組み立てるかを比較できるカードでした。
田中空 vs 佐々木尽では、OPBF東洋太平洋ウェルター級王座の行方が決まりました。佐々木が2-1の判定勝ちで新王者となったことで、タイトルの移動という明確な結果が生まれています。両者の採点が割れたこともあり、判定の内訳を確認しながら試合を見直す価値があります。
阿部麗也 vs 下町俊貴はフェザー級の10回戦で、下町が2-0の判定勝ち。元日本王者同士の対戦という点が特徴でした。また、スーパーミドル級のユン・ドクノ対森脇唯人では森脇が勝利し、フライ級の富岡浩介対田中将吾では引き分けという結果になりました。勝敗が明確についた試合だけでなく、引き分けや割れた判定も大会の記録として押さえておきたいポイントです。
階級を理解すると、対戦カードの意味もつかみやすくなります。フライ級は約50.8kg、バンタム級は約53.5kg、スーパーバンタム級は約55.3kg、フェザー級は約57.2kg、ウェルター級は約66.7kg、スーパーミドル級は約76.2kgが一般的なプロボクシングの体重上限の目安です。実際の契約条件や公式計量の数値は、各試合の発表資料で確認する必要があります。
階級が違えば、体格やリーチ、パンチの重さ、スピード、スタミナの生かし方も変わります。したがって、同じ大会の選手を単純に勝敗だけで横並びに評価するのではなく、それぞれの階級と試合形式を踏まえて見ることが、カード全体を理解する近道です。
【Lemino配信情報】THE DAYはどこで見られた?現在の視聴方法は?
THE DAYは、Leminoによる国内生配信が案内された大会です。大会公式情報では、一般向けにペイ・パー・ビュー(PPV)方式での視聴が案内され、対象の「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」の利用者には追加料金なしで全編を視聴できる特典も告知されていました。
当時のPPV料金は、前日までの事前価格が6,050円(税込)、当日価格が7,150円(税込)と案内されていました。販売期間は2026年5月10日までとされていたため、これらは大会開催時の情報です。現在、新たにライブ配信チケットを購入できるという意味ではありません。
2026年10月現在、試合を見直したい場合は、Lemino内で大会名や選手名を検索し、試合別アーカイブやハイライトが配信対象になっているかを確認する方法があります。大会公式ページでも、試合別アーカイブ映像などの関連コンテンツが案内されています。ただし、アーカイブの視聴可否や料金は配信状況によって異なるため、視聴前に作品ページの表示を確認してください。
試合結果を知りたいだけなら、主催者の公式大会ページやJBCの試合報告書で勝敗と採点を確認できます。一方、パンチの精度や距離の取り方、ラウンドごとの攻防まで検証したい場合は、映像と公式採点を併せて見るのが有効です。結果の確認と試合内容の分析では、必要な情報源が異なります。
【THE DAYボクシング対戦カード】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:THE DAYの開催日はいつでしたか?
A1:2026年5月2日(土)です。東京ドームで開催され、開場14時、開演15時と案内されていました。
Q2:THE DAYの全7試合で最も注目された対戦カードは何ですか?
A2:メインイベントの井上尚弥対中谷潤人です。世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチとして行われ、井上が3-0の判定勝ちを収めました。
Q3:井上拓真と井岡一翔の試合結果は?
A3:井上拓真が3-0の判定勝ちを収めました。公式採点は118-108、119-107、120-106で、井上は第2ラウンドと第3ラウンドにダウンを奪ってWBC世界バンタム級王座を防衛しました。
Q4:武居由樹対ワン・デカンの勝者は誰ですか?
A4:武居由樹です。スーパーバンタム級8回戦で、77-75、76-76、77-75の採点による2-0の判定勝ちでした。
Q5:THE DAYの試合結果はすべてKOで決まりましたか?
A5:いいえ。全7試合が判定で決着しました。富岡浩介対田中将吾は引き分けで、残る6試合は勝者が決まっています。
Q6:THE DAYは現在もLeminoで視聴できますか?
A6:大会当日はLeminoで生配信されました。現在のアーカイブ視聴可否は配信状況によって変わるため、Leminoの作品ページで大会名や選手名を検索して確認してください。
まとめ:THE DAYの結果から分かる大会の見どころ
THE DAYは、2026年5月2日に東京ドームで開催された全7試合のボクシング大会です。メインイベントでは井上尚弥が中谷潤人を3-0の判定で下し、井上拓真は井岡一翔に大差の判定勝ちを収めました。武居由樹の勝利、佐々木尽の王座獲得、森脇唯人の判定勝ちなど、アンダーカードにも見逃せない結果が並びました。
全試合を振り返る際は、対戦カードと試合順だけでなく、階級、タイトルの種類、公式採点を併せて確認することが大切です。とくに井上尚弥対中谷潤人は、勝者だけを覚えるのではなく、116-112、115-113、116-112という採点まで押さえておくと、試合の評価をより正確に理解できます。
対戦カードの一覧で大会の全体像をつかみ、公式記録で勝敗を確認し、映像で各ラウンドの攻防を見直す。この3段階で振り返れば、THE DAYを単なる結果の羅列ではなく、日本ボクシング界の実力者が集結した大会として立体的に捉えられます。