ホーム スポーツ 朝乃山の名古屋場所成績を検証!2025年の5勝2敗と2026年7連勝・復活の全貌

朝乃山の名古屋場所成績を検証!2025年の5勝2敗と2026年7連勝・復活の全貌

三枝 遼 三枝 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
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元大関・朝乃山の復活を振り返るうえで、大きな転機となったのが大相撲名古屋場所だ。左膝の大けがによる長期離脱を乗り越え、幕下から関取、そして幕内へと番付を戻した朝乃山は、2026年7月場所で4日目から7連勝、最終的に9勝6敗を記録。中盤には優勝争いの先頭に1差まで迫り、復調を印象づけた。

ただし、成績を調べる際には年次の取り違えに注意したい。7連勝と9勝6敗を記録したのは2025年ではなく、2026年の名古屋場所だ。2025年7月場所の朝乃山は西幕下筆頭で5勝2敗だった。2026年10月25日時点の最新の秋場所では東前頭6枚目で10勝5敗を挙げている。大関時代からの歩み、復活の経緯、番付上昇の理由を整理する。

【年次に注意】朝乃山の名古屋場所成績は2025年と2026年でどう違う?

大相撲名古屋場所朝の山

朝乃山の名古屋場所を検索すると、「7連勝」「9勝6敗」「東前頭6枚目」といった情報が並ぶ。しかし、これらを2025年の出来事として

日本相撲協会公式プロフィールに掲載された星取表によると、2025年7月場所の朝乃山は西幕下筆頭で5勝2敗。関取復帰を目指す段階にあり、幕内で優勝争いに加わるような地位ではなかった。一方、2026年7月場所は東前頭10枚目で9勝6敗。4日目から10日目まで7連勝を記録し、幕内の上位陣を追う位置まで浮上した。

加えて、東前頭6枚目という番付は2026年秋場所のものだ。同場所では10勝5敗を記録している。つまり、検索されやすい情報の多くは、2025年の再起と2026年の幕内での躍進が混ざったものだ。朝乃山の復活を正確に理解するには、2025年の関取復帰と、2026年の幕内での成績向上を分けて見る必要がある。

【7連勝の中身】2026年名古屋場所で朝乃山はどう優勝争いに食い込んだのか

2026年7月場所、朝乃山は初日に白星を挙げたものの、2日目と3日目に連敗した。ここから立て直し、4日目の千代翔馬戦から白星を重ねる。5日目の錦富士、6日目の獅司、7日目の狼雅、8日目の時疾風、9日目の玉鷲、10日目の藤青雲を連破し、7連勝を達成した。

日本相撲協会の星取表では、10日目終了時点で8勝2敗。日刊スポーツやFNNプライムオンラインの報道も、7連勝による勝ち越しと、優勝争いの先頭との差が1つだったことを伝えている。10日目の藤青雲戦では、相手の攻めに対応しながら前に出て、自分の形をつくり、寄り切りで勝利した。

朝乃山の持ち味は、右四つからの寄りを軸に、相手に圧力をかけながら前進する相撲だ。日本相撲協会公式プロフィールでも、得意技として押し、右四つ、寄りが挙げられている。7連勝中に見せた前に出る相撲は、こうした本来の持ち味が幕内の土俵で機能し始めたことを示す材料になった。

ただし、7連勝だけを見て優勝争いの結果まで評価するのは早い。11日目と12日目に連敗し、13日目には勝利したものの、14日目と千秋楽も黒星。最終成績は9勝6敗だった。優勝を果たしたわけではないが、中盤まで優勝争いに接近したこと、そして連勝が一時的なものに終わらず勝ち越しにつながったことには意味がある。

7連勝は復調を示す重要な指標だ。一方、終盤の連敗は、上位を狙ううえで安定性をさらに高める必要があることも示した。名古屋場所の評価は、連勝の勢いと終盤の課題を併せて見るのが妥当だ。

【経歴・年表】大関時代から東前頭6枚目まで、朝乃山の復活を整理

朝乃山は富山県富山市出身で、高砂部屋に所属する力士だ。本名は石橋広暉。2019年5月場所で幕内優勝を果たし、2020年7月場所に大関へ昇進した。最高位は東大関で、幕内優勝1回、殊勲賞2回、敢闘賞3回、技能賞1回などの実績を持つ。

その後は不祥事による出場停止と、度重なるけがによって番付を大きく下げた。それでも三段目、幕下、十両と段階的に勝ち上がり、再び幕内へ。日本相撲協会公式プロフィールの番付・戦績を時系列で整理すると、復活までの道のりが見えてくる。

時期番付・成績主な出来事
2019年5月幕内で12勝3敗初の幕内優勝。大関昇進への足掛かりを築く。
2020年7月大関昇進最高位の大関として土俵に上がる。
2021年6月6場所の出場停止処分新型コロナ対策ガイドライン違反により大関から陥落。
2022年7月三段目で7戦全勝長い出場停止を経て、下位の番付から再出発。
2023年1月・5月十両14勝1敗、幕内12勝3敗十両優勝を経て幕内へ復帰し、存在感を取り戻す。
2024年7月幕内で3勝2敗10休名古屋場所で左膝前十字靱帯断裂などの重傷を負う。
2025年3月三段目で7戦全勝復帰場所で三段目優勝。
2025年7月西幕下筆頭で5勝2敗関取復帰を目指し、幕下上位で戦う。
2025年9月・11月十両で12勝3敗、12勝3敗秋場所に十両復帰。連続して好成績を残す。
2026年1月東前頭16枚目で9勝6敗幕内復帰を果たし、勝ち越し。
2026年7月東前頭10枚目で9勝6敗7連勝を記録し、優勝争いに接近。
2026年9月東前頭6枚目で10勝5敗番付を上げ、幕内で二桁勝利を挙げる。

この年表から分かるのは、朝乃山の復活が一度の好成績で実現したわけではないという点だ。2025年春場所の三段目優勝、同年秋場所の十両復帰、2026年初場所の幕内復帰と、節目ごとに結果を積み重ねている。

【復活の経緯】出場停止と左膝の大けがをどう乗り越えたのか

朝乃山の転落は、2021年の出場停止処分から始まった。日本相撲協会は同年6月、新型コロナウイルス対策ガイドラインへの違反を理由に、6場所の出場停止と6カ月間の報酬減額50%という懲戒処分を決定した。大関の地位を失っただけでなく、土俵に立てない期間を経て、幕下以下から再出発することになった。

復帰後は、2022年7月場所の三段目優勝、2023年1月場所の十両優勝を経て、同年5月場所に幕内で12勝3敗を記録。2019年の幕内優勝から大関へ昇進した実力を、再び土俵で示した。

しかし、2024年には右膝の負傷で夏場所を全休し、同年7月の名古屋場所でも左膝を負傷した。日本相撲協会に提出された診断書などを報じた日刊スポーツやスポニチアネックスによると、左膝前十字靱帯断裂、内側側副靱帯損傷などの重傷だった。朝乃山は手術を受け、長期のリハビリに取り組むことになった。

2025年3月場所、西三段目21枚目で復帰した朝乃山は7戦全勝で優勝。スポニチアネックスの報道では、本人は優勝だけでなく、けがなく場所を終えられたことへの安堵を語っていた。復帰直後は結果だけでなく、15日間を戦い抜ける状態へ戻すこと自体が大きな課題だった。

2025年5月場所は西幕下14枚目で6勝1敗、7月場所は西幕下筆頭で5勝2敗。その後、9月場所に西十両13枚目で12勝3敗を記録し、11月場所も12勝3敗と好成績を続けた。2026年初場所に幕内へ復帰した背景には、こうした段階的な再建がある。

この経緯を踏まえると、2026年名古屋場所の7連勝は単なる好調期ではない。長期離脱後に番付を戻し、幕内で連日勝ち星を積み上げられるところまで回復したことを示す節目だった。

【朝乃山の現在】秋場所で東前頭6枚目へ昇進、10勝5敗の意味

2026年7月場所の9勝6敗を受け、朝乃山は9月の秋場所で東前頭6枚目へ番付を上げた。日本相撲協会公式プロフィールに記録された秋場所の成績は10勝5敗。7月場所の勝ち越しを次の場所にもつなげ、幕内で二桁勝利を挙げた。

番付上昇は、単に勝ち越したという事実だけで決まるわけではない。勝ち越し幅、対戦相手の番付、同じ地位周辺の力士の成績などを踏まえて番付が編成される。朝乃山の場合、2026年初場所に東前頭16枚目で9勝6敗、3月場所に西前頭12枚目で8勝7敗と勝ち越しを重ねたことも、幕内上位へ近づく流れを支えている。

7月場所では、3月場所以来となる勝ち越しを達成した。5月場所は7勝5敗3休で、15日間を完遂できなかったためだ。7月の9勝6敗は、休場を挟んで再び15日間を戦い、勝ち越しを確保した結果でもある。

そして秋場所の10勝5敗は、さらに一段進んだ成果だ。朝乃山は2023年5月場所以来、約3年ぶりに幕内で二桁勝利を挙げた。2026年10月25日時点で確認できる直近の本場所成績は、この秋場所の10勝5敗となる。

ただし、東前頭6枚目は大関復帰が決まったことを意味しない。大関昇進には、三役での成績や直近の取組内容などを含めた評価が必要になる。現在の朝乃山は、まず幕内で安定して勝ち越し、上位力士との対戦でも結果を残せるかが問われる段階にある。

【プロの結論】朝乃山の7連勝は完全復活の証明なのか

朝乃山の復調を評価する際、見るべき要点は三つある。第一に、連勝を生む相撲の内容。第二に、15日間を通じた成績の安定性。第三に、番付が上がった後も勝ち越せるかどうかだ。

2026年7月場所の7連勝は、右四つから前に出る本来の相撲が機能したことを示す。10日目で勝ち越しを決め、優勝争いのトップと1差まで迫ったことも評価できる。一方で、終盤に連敗して9勝6敗で場所を終えた点は、優勝を狙うための課題として残った。

次の判断材料になったのが、2026年秋場所の10勝5敗だ。番付が東前頭6枚目に上がった状況で二桁勝利を挙げたことは、7月場所の連勝が偶然だけではなかった可能性を強める。幕内復帰直後の力士が、地位を上げながら勝ち星を伸ばした点は見逃せない。

一方、過去の実績だけで大関時代の強さが完全に戻ったと判断するのも早い。大関時代の朝乃山は、右四つと寄りを武器に幕内優勝を果たした実力者だ。しかし、現在の評価は過去の肩書ではなく、現在の番付でどのような相撲を取り、どれだけ安定して勝てるかによって決まる。

したがって、朝乃山の現状を追う読者は、連勝記録だけでなく、勝ち越しの継続、上位力士との対戦結果、休場の有無を併せて確認するとよい。2026年秋場所の10勝5敗は、復活が着実に進んでいることを示す有力な材料だが、大関復帰や幕内優勝を保証するものではない。

【大相撲名古屋場所朝乃山】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:朝乃山の2025年名古屋場所の成績は何勝何敗ですか?
A1:2025年7月場所は西幕下筆頭で5勝2敗でした。7連勝と9勝6敗を記録したのは2026年7月場所です。年次を区別すると、関取復帰までの歩みと幕内での復調を正確に把握できます。

Q2:朝乃山は名古屋場所で何連勝し、優勝したのですか?
A2:2026年7月場所では4日目から10日目まで7連勝し、10日目に8勝2敗で勝ち越しを決めました。優勝争いのトップと1差まで迫りましたが、終盤に黒星が重なり、最終成績は9勝6敗でした。場所の優勝者になったわけではありません。

Q3:朝乃山の現在の番付と成績は?
A3:2026年秋場所は東前頭6枚目で、10勝5敗でした。2026年7月場所の9勝6敗から番付を上げ、二桁勝利を記録しています。2025年秋場所の番付は西十両13枚目であり、東前頭6枚目という情報は2026年秋場所のものです。

まとめ:朝乃山の復活は幕内での安定した勝ち星が次の焦点

朝乃山の名古屋場所を振り返ると、2025年7月場所の5勝2敗と、2026年7月場所の9勝6敗・7連勝は、異なる段階の出来事だ。2025年は幕下から関取復帰を目指していた時期であり、2026年は幕内で優勝争いに接近するまでに復調した時期だった。

2024年の左膝の大けがを乗り越え、三段目優勝、十両復帰、幕内復帰と歩みを進めた朝乃山。2026年秋場所には東前頭6枚目で10勝5敗を挙げ、復調をさらに印象づけた。今後は上位力士との対戦でどれだけ白星を積み上げ、15日間を安定して戦えるかが注目点になる。

朝乃山の現在を知るうえで重要なのは、大関時代の実績だけでも、名古屋場所の7連勝だけでもない。けがからの復帰後に積み上げた戦績と、番付が上がった後の結果を一続きの流れとして見ることだ。幕内での二桁勝利を足掛かりに、さらなる番付上昇と優勝争いへの再挑戦が実現するか、今後の取組が注目される。

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三枝 遼

映画とドラマの情報を担当。配給会社の公式サイトとプレスシート、放送局の番組表を一次情報として、公開日とキャストを確認します。

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