フィギュアスケート全日本選手権結果を知りたい方に向けて、2025年12月19~21日に開催された第94回全日本フィギュアスケート選手権大会の男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの最終順位と得点をまとめます。男子は鍵山優真が287.95点で連覇を達成し、女子は坂本花織が234.36点で5連覇。ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの代表選考にも直結した大会でした。
2026年現在、結果を振り返るうえで押さえたいのは、優勝者だけでなく、ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の得点差、ペアの負傷棄権、そして最終順位と五輪代表選考の関係です。日本スケート連盟の公式リザルトを基に、注目選手の成績、代表選考の仕組み、放送・ライブ配信の情報、歴代優勝者まで整理します。
【公式リザルトの確認方法】第94回大会の日程と結果の見方

第94回全日本選手権大会は、東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で開催されました。日本スケート連盟の公式リザルトに掲載された大会期間は2025年12月18~21日で、実際のシニア競技は12月19~21日に行われています。公式練習などを含む大会全体の日程と、競技結果が出た日程を区別しておくと、検索時の混乱を防げます。
公式結果を確認する際の基本となるのが、日本スケート連盟が公開した「第94回全日本選手権大会」のリザルトページです。男子、女子、ペア、アイスダンスそれぞれについて、エントリー、最終結果、ショートプログラム、フリースケーティング、ジャッジスコアが掲載されています。
結果ページで特に確認したいのは、次の3項目です。
- 最終順位・総合得点:SPとFSを合わせた大会全体の成績。
- セグメント別得点:SPとFSそれぞれの得点。順位が入れ替わった理由を読み解く手掛かりになる。
- ジャッジスコア:ジャンプやスピンなどの技術点、出来栄え点、演技構成点、減点の内訳を確認できる資料。
「ショートプログラム得点」と「フリースケーティング得点」は別々に集計され、最終順位は両方の結果を反映して決まります。SPで出遅れてもFSで挽回する選手がいるため、総合得点だけでなくセグメント別の数字を見ることが、競技内容を理解する近道です。
【男子シングル最終順位・得点】鍵山優真が287.95点で連覇
男子シングルは、鍵山優真が合計287.95点で優勝しました。2024年大会に続く連覇で、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの代表にも内定。SPで首位に立った鍵山は、FSで183.68点を獲得し、総合得点で逃げ切りました。
一方、FSで188.76点を記録してセグメント1位となったのが佐藤駿です。SPでは5位でしたが、フリーで大きく巻き返し、合計276.75点で2位に入りました。三浦佳生はSP2位から最終3位を守り、合計261.18点。男子はSPとFSの順位が必ずしも一致しないことを、上位3人の結果が示しています。
男子シングルの最終順位・得点は以下の通りです。
- 1位:鍵山優真 287.95点(SP104.27点/FS183.68点)
- 2位:佐藤駿 276.75点(SP87.99点/FS188.76点)
- 3位:三浦佳生 261.18点(SP95.65点/FS165.53点)
- 4位:中田璃士 248.65点
- 5位:山本草太 238.94点
- 6位:友野一希 229.74点
日本スケート連盟の公式リザルトでは、鍵山がSP1位・FS2位、佐藤がSP5位・FS1位、三浦がSP2位・FS3位と記録されています。佐藤のFSでの追い上げは際立ちましたが、総合優勝にはSPとFSの両方で得点を積み上げることが必要です。
また、4位の中田璃士はジュニア世代の有力選手として注目を集めました。ただし、2026年五輪の代表選考では年齢要件を満たしておらず、全日本で上位に入ることと五輪に出場できることは別の問題でした。
【女子シングル最終順位・得点】坂本花織が5連覇、島田麻央が2位
女子シングルでは、坂本花織が合計234.36点で優勝し、全日本選手権5連覇を達成しました。SP79.43点、FS154.93点と両セグメントで首位を獲得。大舞台での安定感を示し、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの代表にも内定しました。
2位は島田麻央で228.08点。SP79.33点、FS148.75点と、優勝した坂本に迫る得点を記録しました。3位は千葉百音で216.24点、4位は中井亜美で213.56点です。千葉と中井はともに五輪代表に選ばれ、表彰台の順位と最終的な代表メンバーが完全には一致しない結果となりました。
女子シングルの最終順位・得点は以下の通りです。
- 1位:坂本花織 234.36点(SP79.43点/FS154.93点)
- 2位:島田麻央 228.08点(SP79.33点/FS148.75点)
- 3位:千葉百音 216.24点(SP74.60点/FS141.64点)
- 4位:中井亜美 213.56点(SP77.50点/FS136.06点)
- 5位:青木祐奈 212.00点
- 6位:岡万佑子 211.73点
- 7位:渡辺倫果 211.52点
- 8位:樋口新葉 203.06点
女子で見逃せないのは、3位の千葉と4位の中井が、五輪代表として選ばれた点です。島田は全日本で2位に入りましたが、五輪の年齢要件を満たしていなかったため、代表選考の対象外でした。国内大会の順位だけを見て代表メンバーを判断すると、こうした制度上の条件を見落とすことになります。
坂本にとっては、2021年大会から続く連覇をさらに伸ばした大会でもありました。過去の実績に加え、五輪シーズンの全日本でもSP・FSの両方でトップを獲得したことは、総合力を示す結果として注目されます。
【ペア・アイスダンス成績一覧】長岡・森口組が優勝、りくりゅうは棄権
ペアでは長岡柚奈・森口澄士組が合計215.30点で優勝しました。SP72.91点、FS142.39点を記録し、フリーで首位に立って最終順位を確定させています。2位は籠谷歩未・本田ルーカス剛史組で133.47点でした。
大きな注目を集めた三浦璃来・木原龍一組は、SPで84.91点をマークして首位発進。しかし、2025年12月21日、日本スケート連盟は三浦の左肩負傷を理由に、同日のFSを棄権すると発表しました。公式リザルト上ではWD(棄権)と記載されています。
この結果、ペアの大会優勝は長岡・森口組となりました。ただし、全日本の優勝ペアと五輪代表の選考は同じ意味ではありません。三浦・木原組は国際大会での実績なども評価され、五輪代表に選出されています。大会順位と代表選考を分けて理解する必要がある、象徴的なケースです。
アイスダンスでは、吉田唄菜・森田真沙也組が合計172.29点で優勝しました。リズムダンス68.78点、フリーダンス103.51点で、両セグメントとも首位を獲得。2位には櫛田育良・島田高志郎組が165.75点で入りました。
第94回大会の4種目の主な成績を一覧で整理します。
| 種目 | 優勝・得点 | 2位・得点 | 3位・得点/特記事項 |
|---|---|---|---|
| 男子シングル | 鍵山優真 287.95点 | 佐藤駿 276.75点 | 三浦佳生 261.18点 |
| 女子シングル | 坂本花織 234.36点 | 島田麻央 228.08点 | 千葉百音 216.24点 |
| ペア | 長岡柚奈・森口澄士 215.30点 | 籠谷歩未・本田ルーカス剛史 133.47点 | 三浦璃来・木原龍一組はSP84.91点の後、棄権 |
| アイスダンス | 吉田唄菜・森田真沙也 172.29点 | 櫛田育良・島田高志郎 165.75点 | 佐々木彩乃・池田喜充 146.22点 |
ペアの得点はSPとFSの合計、アイスダンスの得点はリズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)の合計です。シングルのSP・FSと名称は異なりますが、いずれも複数セグメントの成績を合算して最終順位が決まります。
なお、三浦・木原組の84.91点はSPのみの得点です。FSを滑っていないため、ほかのペアの総合得点と同じ条件で比較することはできません。負傷による棄権という経緯も含めてリザルトを読むことが大切です。
【ミラノ・コルティナ2026冬季五輪】全日本の順位と代表選考の関係
2025年大会は、2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックの日本代表最終選考会を兼ねていました。日本スケート連盟が公表した選考基準では、全日本の成績に加え、グランプリファイナル、シーズンベスト、世界ランキング、国際競技会での成績などを総合的に評価する仕組みが採用されていました。
男女シングルはそれぞれ3枠。全日本優勝者が選考の最初の枠となり、残る枠は大会順位や国際大会の成績などを踏まえて決定されました。したがって、優勝者以外については「全日本で何位なら必ず代表になれる」と単純化できません。
2025年12月21日に発表されたミラノ・コルティナ五輪の日本代表は、次の通りです。
男子シングル
- 鍵山優真:全日本優勝。2大会連続の五輪代表。
- 佐藤駿:全日本2位。初の五輪代表。
- 三浦佳生:全日本3位。初の五輪代表。
女子シングル
- 坂本花織:全日本優勝。3大会連続の五輪代表。
- 千葉百音:全日本3位。初の五輪代表。
- 中井亜美:全日本4位。初の五輪代表。
ペア
- 三浦璃来・木原龍一組:全日本SP首位の後、FSを棄権。
- 長岡柚奈・森口澄士組:全日本優勝。
アイスダンス
- 吉田唄菜・森田真沙也組:全日本優勝。五輪では団体戦のアイスダンス枠で代表に選出。
特に女子では、全日本2位の島田麻央ではなく、3位の千葉と4位の中井が代表に選ばれました。これは大会順位だけではなく、五輪の年齢要件や選考基準が適用されたためです。また、ペアでは三浦・木原組がフリーを棄権したものの、過去の国際大会での実績などを踏まえて代表入りしました。
こうした結果からわかるのは、全日本選手権が国内王者を決める大会であると同時に、国際舞台で日本が最大限の成績を残すための代表選考会でもあるということです。順位は極めて大切ですが、代表選考のすべてを説明する数字ではありません。
【放送予定・ライブ配信・メダリストオンアイス2025】大会後の視聴情報
全日本フィギュアスケート選手権2025の放送・配信は、フジテレビ系列とFODなどを中心に編成されました。フジテレビの大会公式情報によると、競技のライブ配信はFODで12月19~22日に実施され、地上波では男女シングルを中心に中継されました。
2025年大会の主な放送スケジュール
- 12月19日:男子ショート・女子ショート。フジテレビ系列で19時から21時52分。
- 12月20日:男子フリー。フジテレビ系列で19時から21時。
- 12月21日:女子フリー。フジテレビ系列で19時から20時54分。
- 12月22日:メダリストオンアイス2025。フジテレビ系列で15時42分から17時48分。
- 12月25日:ペア・アイスダンスの地上波放送。深夜0時45分から1時45分。
これらは2025年当時の放送予定です。2026年に過去の演技を視聴する場合は、FODなどのアーカイブ公開状況や、各放送局の再放送予定を確認する必要があります。過去の番組表に掲載されている放送時刻が、現在も視聴できることを意味するわけではありません。
大会翌日の12月22日には、エキシビション「メダリストオンアイス2025(MOI2025)」も開催されました。競技会とは異なり、上位入賞者らが演技を披露するイベントです。競技の順位や技術点だけでは見えにくい選手の表現力、プログラムの魅力を楽しめる機会として位置づけられています。
全日本フィギュアスケート選手権の出場選手や放送予定を調べる際は、競技結果を扱う日本スケート連盟の公式ページと、テレビ放送・ライブ配信を扱うフジテレビの大会公式情報を使い分けると便利です。速報記事は更新が早い一方、正式な順位や得点の確認には公式リザルトが適しています。
【全日本フィギュアスケート選手権の歴代優勝者】2025年大会の意味
全日本フィギュアスケート選手権は、日本国内のトップスケーターが集まり、そのシーズンの国内王者を決める伝統ある大会です。日本スケート連盟の主催する全国大会として長い歴史を持ち、オリンピックや世界選手権の代表選考に関わるシーズンには、国内タイトル以上の意味を持ちます。
近年の男子シングルでは、2022年・2023年大会で宇野昌磨が優勝し、2024年・2025年大会では鍵山優真が連覇しました。女子シングルでは坂本花織が2021年大会から2025年大会まで5連覇を達成。今回の優勝は、一度きりの好成績ではなく、複数シーズンにわたる安定した競技力の延長線上にあります。
ペアでは2024年大会の優勝ペアだった三浦璃来・木原龍一組が、2025年大会では負傷によりFSを棄権することになりました。一方、長岡柚奈・森口澄士組が優勝し、代表選考では両組が五輪メンバーに選ばれています。アイスダンスでは吉田唄菜・森田真沙也組が2024年大会に続いて優勝し、2年連続で国内タイトルを獲得しました。
歴代優勝者を振り返るときは、優勝回数だけでなく、競技ルール、出場資格、国際大会での実績、種目ごとの競技環境も合わせて見る必要があります。とりわけ五輪シーズンは、国内順位と国際代表の選考が密接に関係するため、結果の背景まで知ることで大会の意味がより明確になります。
【フィギュアスケート全日本選手権結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:全日本フィギュアスケート選手権2025の男子優勝者と得点は?
A1:男子シングルは鍵山優真が287.95点で優勝しました。SPは104.27点、FSは183.68点で、2024年大会に続く連覇を達成しています。
Q2:女子シングルの優勝者と最終順位は?
A2:坂本花織が234.36点で優勝し、5連覇を達成しました。2位は島田麻央(228.08点)、3位は千葉百音(216.24点)、4位は中井亜美(213.56点)です。
Q3:ペアの三浦璃来・木原龍一組はなぜ棄権したのですか?
A3:日本スケート連盟は、三浦璃来選手の左肩負傷を理由に、2025年12月21日のフリースケーティングを棄権すると発表しました。同組は前日のSPで84.91点を獲得して首位に立っていました。
Q4:全日本の2位や3位に入れば五輪代表になれますか?
A4:順位だけで一律に決まるわけではありません。全日本の成績に加え、国際大会での実績、シーズンベスト、世界ランキングなどの選考基準が適用されます。さらに五輪の年齢要件など、出場資格も満たす必要があります。
Q5:第94回全日本選手権大会の公式リザルトはどこで確認できますか?
A5:日本スケート連盟が公開している「第94回全日本選手権大会」の公式リザルトで確認できます。男子、女子、ペア、アイスダンスの最終順位に加え、SP・FSの得点詳細やジャッジスコアも掲載されています。
Q6:メダリストオンアイス2025はいつ開催されましたか?
A6:2025年12月22日に開催されました。全日本の上位入賞者らによるエキシビションで、競技会とは異なる演技を楽しめるイベントです。テレビ放送や配信の現在の視聴可否は、各サービスの番組情報で確認してください。
まとめ:2025年の全日本結果は順位・得点・代表選考をセットで確認
2025年の全日本フィギュアスケート選手権は、男子で鍵山優真が287.95点、女子で坂本花織が234.36点を記録して優勝しました。ペアは長岡柚奈・森口澄士組、アイスダンスは吉田唄菜・森田真沙也組がタイトルを獲得。ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの代表選考も、この大会の大きな焦点となりました。
結果を調べる際に最も確実なのは、日本スケート連盟の公式リザルトで最終順位と総合得点を確認し、続いてSP・FSの得点詳細やジャッジスコアを読み解く方法です。速報記事やテレビ番組情報は大会の経緯や視聴方法を知るのに役立ちますが、順位・得点・棄権などの正式な記録は公式結果を基準にすると、情報を取り違えにくくなります。
そして、五輪代表の選考結果を理解するには、全日本の順位だけでなく、年齢要件や国際大会の実績も見ることが欠かせない。2025年大会は、国内王者を決める戦いと世界の舞台へ向かう代表選考が重なった大会として、歴代優勝者の記録にも残る一戦となりました。