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玉鷲一朗の現在は?2026年最新成績・妻と家族、最年長再入幕の全貌を徹底解説

栗原 瑞穂 栗原 瑞穂 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
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2026年10月26日、41歳の大相撲力士・玉鷲一朗に、新たな歴史的記録が加わりました。日本相撲協会が発表した九州場所の番付で、東前頭15枚目への再入幕が決定。41歳11カ月での幕内復帰は、昭和以降で最年長の記録です。2026年9月場所では東十両3枚目で10勝5敗を挙げ、幕内復帰を自らの勝ち星で引き寄せました。

2004年1月の初土俵から約22年、最高位は東関脇。幕内優勝2回に加え、初土俵からの通算連続出場記録は1823回に達しています。妻や子供を大切にする家庭人としての顔、片男波部屋で積み重ねてきた経験、そして40代に入っても土俵に立ち続ける理由とは何か。日本相撲協会の公式プロフィール、ギネス世界記録の発表、報道各社の取材記事をもとに、2026年最新の状況を整理します。

【2026年最新】玉鷲一朗の現在は?41歳で最年長再入幕を達成

玉鷲一朗

玉鷲の2026年を振り返ると、夏場所での大敗から、わずか2場所で幕内に戻ってきた再起の道のりが浮かび上がります。

2026年5月の夏場所では2勝13敗と大きく負け越し、2013年以来、約13年ぶりに十両へ陥落しました。長年守ってきた幕内の座を失ったことは、キャリアの大きな転機です。しかし、玉鷲は翌7月の名古屋場所で9勝6敗、9月の秋場所で10勝5敗と、2場所連続で勝ち越しました。

とりわけ秋場所の内容は印象的でした。東十両3枚目で迎えた初日から3連敗し、5日目終了時点でも1勝4敗。それでも6日目から白星を積み重ね、9連勝で二桁勝利に到達しました。序盤の苦戦を引きずらず、場所の後半に立て直したことが、再入幕につながっています。

日本相撲協会が10月26日に発表した九州場所の番付では、玉鷲は東前頭15枚目に名を連ねました。41歳11カ月での再入幕は、2018年夏場所に39歳6カ月で幕内へ復帰した安美錦の記録を上回ります。九州場所は11月8日に初日を迎え、玉鷲は場所中の11月16日に42歳になります。

今回の再入幕は、年齢だけを理由に評価するべき記録ではありません。十両に落ちた後も現役を続け、勝ち越しを重ね、番付を再び上げたという競技上の成果が伴っています。九州場所では、幕内復帰後にどこまで勝ち星を伸ばせるかが注目点です。

【プロフィール】玉鷲の年齢・最高位・優勝回数・連続出場記録

玉鷲一朗は1984年11月16日生まれ、モンゴル国ウランバートル市出身です。2026年10月26日時点では41歳で、11月16日に42歳の誕生日を迎えます。所属は片男波部屋で、得意技は押し。身長189センチ、体重は日本相撲協会の公式プロフィールで178キロと公表されています。

最高位は東関脇です。2017年1月場所から7月場所まで関脇を務め、三役の地位で実力を示しました。横綱や大関への昇進こそありませんが、幕内で長く戦い続け、優勝や三賞、金星といった実績を積み重ねています。

項目内容ポイント
生年月日1984年11月16日2026年10月時点で41歳
出身地モンゴル・ウランバートル2004年1月に初土俵
所属部屋片男波部屋得意技は押し
身長・体重189cm・178kg日本相撲協会の公式プロフィールによる
最高位東関脇2017年1月・3月・5月・7月場所
幕内優勝2回2019年秋場所、2022年秋場所
三賞殊勲賞3回・敢闘賞1回・技能賞1回日本相撲協会の戦歴・受賞歴による
金星8個平幕力士として横綱を破った実績
通算連続出場1823回2026年9月場所終了時点
2026年秋場所東十両3枚目・10勝5敗九州場所で幕内に復帰
2026年九州場所東前頭15枚目10月26日発表の番付

玉鷲の記録で特に目を引くのが、初土俵からの通算連続出場1823回です。2026年1月には「大相撲最多連続出場」としてギネス世界記録に認定されました。認定時の記録は同年初場所終了時点の1763回で、その後も出場を重ねています。

ここで注意したいのは、通算連続出場と幕内連続出場は別の記録だという点です。2026年夏場所後に十両へ陥落したことで、幕内での連続出場は1152回で途切れました。一方、初土俵からの通算連続出場記録は継続しています。番付が下がっても、土俵に立ち続けてきた歩みそのものは失われません。

【経歴・年表】19歳で相撲を始め、東関脇まで上り詰めた道のり

玉鷲の経歴は、幼少期から相撲一筋だった力士の出世物語とは異なります。本人は相撲を始めた年齢について、日本相撲協会の公式プロフィールで20歳と回答しています。スポーツ経験が特にない状態から相撲の世界に入り、時間をかけて力を伸ばしました。

2004年1月に初土俵を踏み、2008年9月場所で新入幕。ところが、初めての幕内では4勝11敗と苦戦し、翌場所は十両に陥落します。その後も幕内と十両を往復しながら経験を重ね、2014年には前頭筆頭まで番付を上げました。上位との対戦で壁にぶつかりながらも、土俵に残り続けた時期です。

転機の一つとなったのが2017年です。1月場所で関脇に昇進し、同年7月場所まで三役を務めました。さらに2019年秋場所に幕内初優勝、2022年秋場所に2度目の幕内優勝を果たしています。いずれも、若い頃から一直線に出世したのではなく、長い下積みの末につかんだ成果でした。

その後も幕内で活躍を続け、2024年秋場所には通算連続出場で歴代単独1位に立ちました。2026年は夏場所で十両に落ちたものの、秋場所の10勝5敗によって再入幕。年齢を重ねてからもキャリアの節目を更新し続けています。

この経歴から読み取れるのは、玉鷲が早熟型ではなく、経験を積みながら成長してきた力士だということです。若い頃に完成した強さを維持しているだけではなく、長い現役生活の中で自分の相撲を磨き続けてきた点が、現在の評価につながっています。

【妻・子供と家族】愛妻家の玉鷲と義弟・玉正鳳の関係

土俵上では激しい押し相撲を見せる玉鷲ですが、家庭では妻や子供を大切にする父親としても知られています。2014年6月、本人が鶴竜の横綱昇進披露パーティーに妻と出席し、約2年前に結婚していたことが報道されました。結婚したのは2012年ごろで、妻はモンゴル出身の女性です。

夫婦の関係で注目されるのが、玉鷲の義弟にあたる玉正鳳の存在です。玉正鳳は妻の実弟で、玉鷲とは血縁ではなく姻戚関係にあります。2023年に玉正鳳が新十両へ昇進した際も、報道各社は「義兄弟関取」の誕生として2人の関係を紹介しました。

玉正鳳は複数の相撲部屋を渡り歩いた後、片男波部屋に所属。玉鷲の付け人を務めたこともあり、土俵内外で関わりの深い間柄です。相撲界では、親族関係や所属部屋が力士同士の関係に影響することもありますが、2人はそれぞれの番付で競技生活を続けています。

子供については、2023年の報道で長男と次男の存在が紹介され、2025年の相撲専門記事でも2児の父として取り上げられています。子供の日の企画では、当時7歳だった長男が玉鷲の似顔絵を描いたことも話題になりました。家族との日常を大切にする姿が、力士としての厳しい顔とは違う一面を伝えています。

玉鷲は料理も得意で、妻と一緒に焼売を作ったり、2020年には日本相撲協会の公式YouTubeチャンネルで餃子作りを披露したりしています。お菓子作りや小物作りなど、土俵外の趣味も豊富です。相撲だけに生活のすべてを埋め尽くされない姿勢は、長く競技を続けるうえでの気持ちの切り替えにもつながっているようです。

【2011年の怪我】ガラス破損事故から再起までの経緯

玉鷲の現役生活を語るうえで、2011年1月の負傷と謹慎処分は避けて通れない出来事です。当時の報道によると、1月場所の千秋楽後、後援者らと都内の飲食店で打ち上げの二次会を開いていた際、泥酔した玉鷲が誤って店のガラスを割り、右前腕に全治約3週間の重傷を負いました。

日本相撲協会は同年1月27日にこの件を発表しました。負傷は右前腕の筋肉や神経、腱、動脈に及ぶもので、玉鷲本人と師匠の片男波親方が店を訪れて謝罪し、示談したと報じられています。事故を受けて、2月に予定されていた日本大相撲トーナメントとNHK福祉大相撲への出場を辞退。師匠からは無期限の謹慎を言い渡されました。

当時の玉鷲は、幕内で地位を固めていく途上にありました。負傷によって相撲以外の問題で立ち止まることになったのは、キャリア上の大きな痛手です。2011年は年間を通じて勝ち越しに苦しみ、2012年1月場所には十両へ陥落しました。

しかし、そこで現役生活が終わったわけではありません。玉鷲は2011年5月の技量審査場所に出場し、その後も幕内復帰を重ねていきます。2013年には再び幕内に定着し、2017年には関脇へ昇進。2019年と2022年には幕内優勝も果たしました。

この出来事を現在の活躍と結びつける際に重要なのは、事故を美談に置き換えないことです。負傷や処分は実際に起きた失敗であり、競技生活にも影響しました。一方で、その後に土俵へ戻り、長期にわたって結果を残してきたこともまた、玉鷲の経歴を構成する事実です。

【なぜ長く活躍できる?】玉鷲が40代でも土俵に立ち続ける理由

玉鷲が長く活躍できる理由を、単に「体が丈夫だから」と説明するのは十分ではありません。通算連続出場1823回という記録は、身体的な強さに加えて、長期間にわたって競技を続けるための姿勢や生活の組み立て方を考える手がかりになります。

第一に、押し相撲という明確な武器です。玉鷲の得意技は押し。日本相撲協会の公式プロフィールに掲載された過去6場所の決まり手傾向でも、押し出しが最多となっています。相手の胸や体を押して土俵外へ運ぶという、本人の持ち味がはっきりしています。得意な形を持ち、相撲の軸が明確であることは、長い競技生活を考えるうえで重要な要素です。

第二に、経験を生かした立て直しです。2026年秋場所では初日から3連敗しながら、6日目から9連勝しました。序盤の不調をそのまま引きずらず、15日間の中で調子を戻したことは、経験に裏打ちされた対応力を示す結果です。10勝5敗という成績は、単に出場し続けたという記録とは異なる、競技者としての成果でもあります。

第三に、相撲を楽しむ姿勢です。2025年1月に公開された文藝春秋の相撲専門記事で、玉鷲は若い頃と比べて相撲を楽しめるようになったことや、稽古場や本場所では相撲に集中し、そこを離れたら気持ちを切り替えることを、長く続ける秘訣の一つとして語っています。競技への集中と、土俵外の生活を切り分ける姿勢がうかがえます。

第四に、家族や趣味など、土俵以外にも生活の軸があることです。玉鷲は子供と遊ぶことや料理、手芸などを楽しんでいます。これらが直接的に勝率を上げると断定することはできませんが、相撲だけに気持ちを縛られず、生活の中で切り替えを持つ姿は、本人が語る長続きの考え方とも重なります。

もちろん、41歳を超えた力士にとって、体力や回復力、怪我への対応が課題になることは避けられません。実際、2026年夏場所では2勝13敗と苦戦し、右足の状態も報道で取り上げられました。長い現役生活は、衰えがないことを意味するのではなく、厳しい局面を迎えながらも、勝ち越すための相撲を続けていることを意味します。

また、連続出場記録については、数字の意味を正しく理解する必要があります。2022年7月場所では片男波部屋内の新型コロナウイルス感染対応により休場しましたが、本人の意思による休場ではないため、ギネス世界記録の連続出場記録は継続扱いとなりました。記録は単純な出場回数の合計ではなく、認定基準に沿って数えられています。

2026年秋場所後の再入幕は、こうした積み重ねの延長線上にあります。年齢だけで奇跡と呼ぶのではなく、十両で勝ち越しを続け、10勝5敗で幕内復帰の条件を満たしたという競技上の事実を評価することが、玉鷲の強さを理解する近道です。

【玉鷲一朗】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:玉鷲一朗は現在何歳ですか?

A1:1984年11月16日生まれで、2026年10月26日時点では41歳です。2026年11月16日に42歳になります。

Q2:玉鷲の2026年9月場所の成績は?

A2:東十両3枚目で10勝5敗でした。初日から3連敗したものの、6日目から9連勝して勝ち越し、九州場所での幕内復帰につなげました。

Q3:玉鷲の最高位と優勝回数は?

A3:最高位は東関脇で、幕内優勝は2回です。2019年秋場所と2022年秋場所に優勝しています。

Q4:玉鷲の通算連続出場記録は何回ですか?

A4:2026年9月場所終了時点で1823回です。2026年1月には、初土俵からの通算連続出場がギネス世界記録に認定されました。

Q5:玉鷲は最年長再入幕を達成したのですか?

A5:はい。2026年10月26日発表の九州場所番付で東前頭15枚目となり、41歳11カ月で再入幕しました。昭和以降では最年長の再入幕記録です。

Q6:玉鷲と玉正鳳は兄弟ですか?

A6:実の兄弟ではありません。玉正鳳は玉鷲の妻の実弟で、玉鷲にとって義弟にあたります。2人とも片男波部屋に所属しています。

まとめ:玉鷲一朗の現在は、記録だけでなく再起の過程に価値がある

玉鷲一朗は2026年、41歳で十両に陥落しながら、名古屋場所の9勝6敗、秋場所の10勝5敗を経て幕内に復帰しました。41歳11カ月での再入幕は昭和以降最年長で、通算連続出場1823回という記録とともに、長い現役生活を象徴する節目となっています。

最高位は東関脇、幕内優勝は2回。2011年の負傷と謹慎、幕内と十両の往復、40代での再入幕まで、玉鷲の経歴は決して平坦ではありません。妻や子供を大切にする家庭人としての一面や、相撲を楽しむ姿勢も、長く活躍する理由を考えるうえで見逃せない要素です。

次の焦点は、11月8日に初日を迎える九州場所での成績です。再入幕の記録だけでなく、幕内でどれだけ白星を積み上げられるか。そして、42歳を迎えた後も、得意の押し相撲をどこまで発揮できるか。玉鷲の現在を知るうえでは、年齢や記録の大きさだけでなく、毎場所の相撲と結果を追うことが大切です。

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栗原 瑞穂
トレンドリサーチャー 栗原 瑞穂
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