朝乃山英樹(あさのやま・ひでき)は、現在の四股名ではありません。富山県富山市出身の大相撲力士・朝乃山は、2017年春場所の新十両昇進を機に「朝乃山英樹」と名乗り、2019年夏場所の幕内優勝、2020年の大関昇進を果たしました。しかし、2021年の不祥事による6場所出場停止処分、父・石橋靖さんとの別れ、2024年の左膝の大けがと、幾度もの試練に直面します。
2026年10月26日現在、朝乃山広暉は32歳。9月の秋場所で10勝5敗を挙げ、10月26日に発表された11月の九州場所の新番付では、東前頭筆頭まで番付を戻しました。かつての大関は、どのようにしてここまで復活したのでしょうか。高砂部屋の公式プロフィール、日本相撲協会の記録、富山後援会の公開情報、報道各社の記事をもとに、四股名の由来から現在の実力、復活への課題まで整理します。
【2026年最新】朝乃山英樹の現在は?九州場所で東前頭筆頭に復帰

朝乃山の現在を知るうえで、最も重要なのは、かつての大関が再び幕内上位に進出しているという事実です。日本相撲協会の公式力士プロフィールによると、2026年9月場所は東前頭6枚目で10勝5敗。続く11月場所では東前頭筆頭へと番付を上げました。
富山テレビなどの報道によると、2026年秋場所の2桁勝利は、朝乃山にとって約3年ぶりのことでした。場所終盤まで優勝争いに加わったものの、14日目と千秋楽に連敗し、最終成績は10勝5敗。本人も、序盤から中盤にかけての取りこぼしを課題として振り返っています。
2026年11月場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎えます。東前頭筆頭は、横綱や大関との対戦が組まれる可能性が高い位置です。ここで上位力士を相手にどのような相撲を取れるかが、三役復帰を占う大きなポイントになります。
現在の基本プロフィールは次のとおりです。
- 四股名:朝乃山広暉(あさのやま・ひろき)
- 本名:石橋広暉
- 生年月日:1994年3月1日
- 年齢:32歳(2026年10月現在)
- 出身地:富山県富山市
- 所属部屋:高砂部屋
- 身長・体重:188cm・172kg(日本相撲協会公式プロフィール掲載値)
- 得意技:押し、右四つ、寄り
- 最高位:大関
なお、現在の番付は大関ではなく前頭です。過去の大関昇進実績と、現在の番付は区別して理解する必要があります。東前頭筆頭への復帰は大きな前進ですが、三役復帰や大関再昇進が決まったわけではありません。
【四股名の変遷】朝乃山英樹から朝乃山広暉へ改名した理由
「朝乃山英樹」という名前が検索され続けるのは、幕内優勝や大関昇進を成し遂げた時代の四股名だからです。現在の朝乃山広暉と同じ力士ですが、下の名前には、相撲人生の節目と恩師・父親への思いが刻まれています。
2017年春場所、恩師の名前を受け継いで「朝乃山英樹」に
朝乃山は2016年春場所、三段目最下位格付け出しで初土俵を踏みました。2017年初場所では幕下で7戦全勝の優勝を果たし、翌春場所に新十両へ昇進します。このとき、本名の石橋広暉から「朝乃山英樹」へ改名しました。
「朝乃山」の四股名には、高砂部屋の伝統を受け継ぐ「朝」の字と、故郷の富山、同郷の名横綱・太刀山にちなんだ「山」の字が込められています。そして「英樹」は、富山商業高校時代に相撲を指導した恩師、浦山英樹さんの名前に由来します。
浦山さんは、朝乃山が相撲の道を歩むうえで大きな影響を受けた人物です。新十両昇進を機に恩師の名前を四股名に取り入れたことは、単なる改名ではなく、指導への感謝と期待を背負って関取として歩み始める決意の表れでした。
2022年7月場所、本名の「広暉」に戻した背景
転機となったのは、2021年の不祥事と、その後の長い出場停止期間です。朝乃山は処分期間中の2021年8月に、父・石橋靖さんを亡くしました。父が名付けた本名の「広暉」に戻したいという思いを抱き、復帰を前に母親とも相談したと報じられています。
日刊スポーツなどの報道によると、朝乃山は、恩師の名前を冠した「英樹」を名乗り続けることに抵抗を感じていました。不祥事を起こした以上、恩師の名前を背負うことはできないと考え、父から授かった本名の名前で再出発する決意を固めたといいます。
こうして、2022年7月場所から四股名は「朝乃山広暉」に変わりました。改名は処分による強制ではなく、本人が再起に向けて選んだ節目だったのです。
四股名の変遷を整理すると、次のようになります。
- 初土俵から2017年春場所前:本名の石橋広暉で土俵に上がる。
- 2017年春場所〜2022年5月場所:新十両昇進を機に「朝乃山英樹」となる。
- 2022年7月場所以降:父が名付けた本名にちなみ「朝乃山広暉」となる。
したがって、「朝乃山英樹」と「朝乃山広暉」は別人ではありません。改名の前後を正しく理解することが、過去の成績や報道を読み解くうえで欠かせない。
【経歴・年表】幕内優勝から大関昇進までの軌跡
朝乃山が大関に上り詰めるまでの歩みは、順調な出世だけでは説明できません。学生相撲で実績を積み、十両、幕内と着実に番付を上げた後、2019年の幕内優勝をきっかけに三役、そして大関へと進みました。
富山市呉羽地区で育ち、呉羽小学校4年生のときに相撲を始めた朝乃山は、富山商業高校を経て近畿大学へ進学。大学時代には個人タイトルを7つ獲得し、2015年の全日本相撲選手権大会でベスト4に入りました。こうした実績を背景に、高砂部屋への入門を経て2016年春場所で初土俵を踏んでいます。
主な経歴と成績を時系列で整理しました。
| 時期 | 出来事・番付 | 主な実績・意味 |
|---|---|---|
| 2016年3月 | 初土俵 | 三段目最下位格付け出しでデビュー |
| 2017年1月 | 幕下優勝 | 7戦全勝で新十両昇進を決める |
| 2017年3月 | 新十両 | 「朝乃山英樹」に改名し、10勝5敗 |
| 2017年9月 | 新入幕 | 10勝5敗で敢闘賞を受賞 |
| 2019年5月 | 幕内優勝 | 12勝3敗。殊勲賞・敢闘賞も受賞 |
| 2019年11月 | 小結 | 11勝4敗で技能賞を受賞 |
| 2020年1月・3月 | 関脇 | 10勝5敗、11勝4敗と連続して好成績 |
| 2020年7月 | 新大関 | 大関昇進。初場所で12勝3敗 |
| 2021年6月 | 懲戒処分 | 6場所出場停止処分が決定 |
| 2022年7月 | 土俵復帰 | 四股名を「朝乃山広暉」に変更し、三段目で全勝優勝 |
| 2023年1月・5月 | 十両・幕内復帰 | 十両優勝を経て5月に幕内へ復帰 |
| 2024年7月 | 左膝の大けが | 左膝前十字靱帯断裂などで休場 |
| 2025年3月〜11月 | 再び番付を上昇 | 三段目優勝、十両で2場所連続12勝3敗 |
| 2026年1月〜9月 | 幕内復帰後の再浮上 | 1月に幕内復帰。9月に10勝5敗 |
| 2026年11月場所 | 東前頭筆頭 | 三役復帰を狙える位置まで番付を上げる |
令和元年夏場所の幕内優勝はなぜ大きかったのか
2019年5月場所、朝乃山は西前頭8枚目で12勝3敗を挙げ、幕内優勝を果たしました。令和最初の幕内優勝力士として名を刻み、殊勲賞と敢闘賞も獲得しています。
この優勝が特に注目されたのは、上位陣に挑む立場の平幕力士が、15日間の勝負を通じて優勝をつかんだためです。大関や横綱を目指すうえで、単に勝ち越すだけでなく、優勝争いに絡める実力を示したことが、その後の番付上昇につながりました。
2020年の大関昇進は、3場所32勝が決め手
朝乃山は2019年11月場所の小結で11勝4敗、2020年1月場所の関脇で10勝5敗、3月場所の関脇で11勝4敗を記録しました。3場所合計は32勝13敗です。
関脇から大関への昇進では、直近3場所で33勝前後を挙げることが一般的な目安とされます。朝乃山はその目安を1勝下回りましたが、安定した成績と相撲内容が評価され、2020年3月25日に日本相撲協会が大関昇進を決定しました。新大関として迎えた7月場所でも12勝3敗を挙げています。
この時期の朝乃山は、力強い立ち合いから右四つに組み、前に出る相撲を持ち味としていました。幕内優勝から大関昇進までの流れは、勝ち星だけでなく、上位力士と渡り合う力を継続的に示した結果だったといえます。
【不祥事の真相】2021年の6場所出場停止処分はなぜ下されたのか
朝乃山の相撲人生を大きく変えたのが、2021年の新型コロナウイルス感染対策ガイドライン違反です。当時は感染拡大防止のため、日本相撲協会が力士や関係者に行動上の制限を設けていました。
日刊スポーツなどの報道によると、朝乃山は2021年5月場所前、緊急事態宣言下の東京都内でキャバクラなどを訪れ、協会のガイドラインに違反しました。加えて、協会の調査に対して当初は事実を否定し、その後に認めたことも問題となりました。朝乃山は5月場所を途中休場しています。
2021年6月11日に正式決定した処分
日本相撲協会は2021年6月11日の臨時理事会で、朝乃山に対する6場所出場停止と、6カ月間の報酬50%減額の懲戒処分を決定しました。師匠の高砂親方にも、3カ月間の報酬20%減額処分が科されています。
処分の理由は、単に外出したことだけではありません。感染対策の規則に違反した行動に加え、協会への説明で虚偽の報告をしたことが、力士としての自覚や組織への信頼という面で重大な問題になりました。
この処分によって、大関からの陥落が決定的となり、出場停止期間中に番付は三段目まで下がりました。幕内優勝から約2年で大関にまで上り詰めた力士が、長期間、公式の取組から離れなければならなくなったのです。
「不祥事の真相」を理解するために押さえたい点
この件について、確認すべき核心は、ガイドライン違反と協会への当初の虚偽説明、そして正式な懲戒処分です。処分の重さは、行動そのものに加え、調査に対する説明責任が問われたこととも関係しています。
朝乃山本人も、復帰時の報道で、協会にうそをついたことが出場停止期間中につらかったと振り返っています。信用を失ったことを自覚し、土俵上の姿を通じて信頼を取り戻したいという意向を語りました。
したがって、朝乃山の不祥事を振り返る際には、処分を単なる休場期間として捉えるのではなく、規則を守る責任と、問題発生後の説明のあり方が問われた出来事として理解する必要があります。
【復活ロード】父との別れ、三段目からの再出発、そして2024年の大けが
6場所出場停止処分を受けた朝乃山にとって、復帰までの時間は、番付を戻すための準備期間であると同時に、自身の相撲人生を見つめ直す時間でもありました。
2022年7月、三段目から土俵へ戻る
朝乃山は2022年7月場所、三段目から復帰しました。復帰場所では7戦全勝で三段目優勝を達成。初土俵を踏んだ2016年春場所以来となる三段目で、再出発の第一歩を踏み出しました。
復帰に際して四股名を「朝乃山広暉」に変更したことも、大きな節目です。2021年8月に亡くなった父・石橋靖さんは、朝乃山が再び土俵に立つ姿を見ることができませんでした。父から授かった名前で相撲を取り直すという決意には、失った信頼を取り戻すことと、父への思いの両方が重なっていました。
また、スポーツ報知の報道では、恩師・浦山英樹さんが病床で書いた手紙を、朝乃山が本場所に持参する巾着に入れていることも紹介されています。恩師の名前を四股名から外した後も、指導を受けた記憶や期待が消えたわけではありません。
2023年、十両優勝から幕内復帰へ
2023年1月場所、朝乃山は十両で12勝3敗の成績を収め、十両優勝を果たしました。翌春場所を経て、同年5月場所には幕内へ復帰しています。
出場停止によって三段目まで下がった力士が、関取の地位を取り戻し、幕内に戻ったことは、復帰後の歩みを象徴する出来事でした。ただし、ここから再び上位を目指す道のりは、決して平坦ではありませんでした。
2024年の左膝前十字靱帯断裂で再び番付が急降下
2024年は、朝乃山にとって再び大きな試練の年となりました。右膝の負傷で同年5月場所を休場した後、7月場所では左膝を負傷。左膝前十字靱帯断裂や内側側副靱帯損傷などと診断され、途中休場しました。
日刊スポーツなどの報道によると、手術は2024年7月30日に行われ、朝乃山は復帰に向けたリハビリを開始しました。負傷前には幕内上位や小結で相撲を取っていたものの、長期離脱によって番付は再び幕下以下へと下がりました。
この負傷は、2021年の処分とは性質が異なります。前者は規則違反と信頼の問題、後者は競技生活を続けるうえで避けて通れない身体的な試練です。朝乃山は、失った番付を取り戻すだけでなく、けがを抱えながら再び15日間を戦える状態へ戻す必要がありました。
2025年から2026年、再び幕内上位へ
2025年3月場所、朝乃山は三段目で7戦全勝の優勝を果たしました。その後、幕下で勝ち越しを重ね、9月場所に十両へ復帰すると12勝3敗。11月場所でも12勝3敗を記録し、2026年1月場所には幕内へ戻りました。
2026年は初場所で9勝6敗、春場所で8勝7敗、5月場所で7勝5敗3休、7月場所で9勝6敗と、幕内での戦いを続けました。そして9月場所には10勝5敗を挙げ、11月場所の番付で東前頭筆頭へと上昇しています。
この経過から見えてくるのは、朝乃山の復活が一度の好成績で成し遂げられたものではないということです。三段目、幕下、十両、幕内と段階を踏み、複数場所にわたって勝ち越しを積み重ねてきました。2026年秋場所の2桁勝利は、その積み上げが再び幕内上位で結果に結びつき始めたことを示しています。
【富山後援会の評判】地元の支援と、現在の朝乃山を評価する基準
朝乃山を語るうえで、富山県とのつながりは欠かせない。富山県富山市出身の力士として、地元の期待を背負い、幕内優勝や大関昇進を成し遂げてきたからです。
朝乃山富山後援会は2017年5月に発足し、公式サイトではプロフィールや場所ごとの成績、活動に関する情報を公開しています。後援会は、朝乃山を物心両面から支援する地元組織として、個人会員・法人会員を募集しています。
後援会の評判は、何を根拠に判断すべきか
朝乃山富山後援会の公開情報から確認できるのは、地元で継続的な支援体制が築かれていることです。公式サイトには四股名の変遷や幕内優勝、大関昇進、処分後の復帰、近年の成績が掲載され、力士の歩みを追えるようになっています。
一方で、後援会の存在や活動実績だけを根拠に、富山県民全体が同じ評価をしていると断定することはできません。支援する会員の思いと、相撲ファン全体の評価は分けて考える必要があります。
朝乃山に対する評価を考える際には、次の3点を判断基準にすると、過去の実績だけに偏らず、現在の姿を捉えやすくなります。
- 競技成績:勝ち越しや2桁勝利を継続できるか。2026年秋場所の10勝5敗は、復活を測る重要な材料です。
- 上位力士との対戦:東前頭筆頭として迎える九州場所で、横綱・大関陣を相手にどこまで実力を発揮できるか。
- 信頼回復と姿勢:2021年の処分を経た力士として、規則を守る姿勢と、土俵上での継続的な取り組みを示せるか。
朝乃山は、過去に幕内優勝と大関昇進を経験した力士です。その実績は現在の評価においても大切ですが、今の番付や成績を判断する際には、過去の最高位と現在の実力を混同しないことが大切です。
【プロの結論】朝乃山の復活はどこまで進んだのか
朝乃山の現在地を評価するうえで、注目すべきなのは「大関だった力士が戻ってきた」という肩書だけではありません。2021年の処分による番付降下と、2024年の大けがによる再離脱という、異なる二つの試練を経験しながら、2026年には幕内上位まで番付を戻した点にあります。
2026年11月場所の東前頭筆頭は、三役復帰を視野に入れられる位置です。しかし、番付が上がったことと、三役復帰が確実になったことは別です。上位陣との対戦が増えるなかで、立ち合いから自分の形を作れるか、終盤まで安定して白星を重ねられるかが問われます。
また、2024年に両膝の負傷を経験していることから、長期的な復活を考えるうえでは、目先の勝ち星だけでなく、故障の再発を避けながら場所を戦い抜けるかも大切です。2026年秋場所の10勝5敗は明るい材料ですが、今後の評価は、九州場所以降の成績を含めて考える必要があります。
朝乃山英樹という名前には、恩師・浦山英樹さんへの感謝と、大関へ駆け上がった時代の記憶が残っています。一方、現在の朝乃山広暉という名前には、父・石橋靖さんから受け継いだ本名と、処分後に再出発した本人の決意が重なっています。四股名の変化をたどることは、栄光だけでなく、失敗と再起を含む相撲人生を理解することでもあるのです。
【朝乃山英樹】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝乃山英樹は現在の四股名ですか?
A1:いいえ。現在の四股名は「朝乃山広暉」です。2017年春場所の新十両昇進時に「朝乃山英樹」と名乗り、2022年7月場所から「朝乃山広暉」に改名しました。
Q2:朝乃山が広暉に改名した理由は何ですか?
A2:2021年の不祥事を経て、恩師・浦山英樹さんの名前を冠した四股名を名乗り続けることに抵抗を感じたためです。母親とも相談し、父・石橋靖さんが名付けた本名の「広暉」に戻して再出発しました。
Q3:朝乃山は2026年現在、どこまで番付を戻していますか?
A3:2026年10月26日に発表された11月場所の番付では、東前頭筆頭です。9月場所で10勝5敗を挙げて番付を上げましたが、三役や大関に復帰したわけではありません。
Q4:朝乃山が6場所出場停止処分を受けた理由は何ですか?
A4:2021年5月場所前、緊急事態宣言下で日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反する行動を取り、協会の調査に当初は事実を否定したためです。2021年6月11日に6場所出場停止と6カ月間の報酬50%減額が決定しました。
Q5:朝乃山は大関に再昇進する可能性がありますか?
A5:2026年11月場所で東前頭筆頭まで番付を戻しており、三役復帰を狙える位置にいます。ただし、大関再昇進には三役での成績や相撲内容など、さらなる実績が必要です。今後の番付と本場所での成績が判断材料になります。
まとめ:朝乃山広暉の現在と、今後の復活ロード
朝乃山英樹は、2017年春場所の新十両昇進時に名乗った四股名です。2019年夏場所の幕内優勝、2020年の大関昇進という輝かしい実績を残した一方、2021年の6場所出場停止処分と2024年の左膝の大けがによって、二度にわたって厳しい再出発を迫られました。
父・石橋靖さんへの思いを込めて2022年に「朝乃山広暉」へ改名し、三段目から幕内へと復帰。2026年9月場所では10勝5敗を挙げ、11月場所の番付では東前頭筆頭まで戻っています。
今後の焦点は、三役復帰を実現できるか、そして上位陣との対戦が続くなかで安定した成績を残せるかです。過去の大関という肩書だけで評価するのではなく、現在の番付、場所ごとの成績、けがからの回復状況を追うことが、朝乃山の復活ロードを正確に理解するための判断基準となります。
主な参照資料:日本相撲協会「力士プロフィール」「歴代大関」、高砂部屋公式サイト、朝乃山富山後援会公式サイト、日刊スポーツ、スポーツ報知、富山テレビの2026年9月場所・11月場所関連報道。