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青木玲緒樹の現在は?2026年のコーチ活動と引退理由、日本記録を徹底解説

栗原 瑞穂 栗原 瑞穂 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

競泳女子平泳ぎの日本記録保持者として活躍した青木玲緒樹(あおき れおな)さん。東京2020オリンピックとパリ2024オリンピックに2大会連続で出場し、2022年には女子100m平泳ぎで1分5秒19の日本記録を樹立したトップスイマーです。

2025年9月18日、所属先のミズノが現役引退を正式発表しました。30歳で27年間の競技生活に区切りをつけた青木さんは、2026年現在、ミズノスイムチームのコーチとして水泳の普及や指導に携わっています。引退理由は何だったのか、五輪での成績や世界水泳2019の惜敗、アジア大会の金メダル、そして引退後の活動まで、公式発表と競技記録をもとに整理します。

【青木玲緒樹とは?】読み方・プロフィールと東洋大学までの歩み

青木玲緒樹

青木玲緒樹さんは、日本女子競泳の平泳ぎを代表する元トップ選手です。国内選手権での優勝、世界選手権での上位進出、オリンピック2大会出場など、長年にわたって日本代表として活躍してきました。

青木玲緒樹の基本プロフィール

まずは、名前の読み方や生年月日、出身校などの基本情報を確認しましょう。

  • 名前:青木玲緒樹
  • 読み方:あおき れおな
  • 英語表記:Reona Aoki
  • 生年月日:1995年2月24日
  • 年齢:31歳(2026年10月30日時点)
  • 出身地:東京都
  • 身長:167cm
  • 出身高校:武蔵野高等学校
  • 最終学歴:東洋大学
  • 専門種目:競泳・平泳ぎ
  • 主な所属:ミズノスイムチーム
  • 現在の活動:ミズノスイムチームコーチ

生年月日や最終学歴、オリンピック出場歴は日本オリンピック委員会(JOC)の選手プロフィールにも掲載されています。また、ミズノ公式の選手情報では、武蔵野高等学校から東洋大学へ進んだ経歴が紹介されています。

3歳から始まった27年間の水泳人生

青木さんが水泳を始めたのは3歳のときです。幼少期から競泳に取り組み、ジュニアオリンピックカップやインターハイ、日本学生選手権(インカレ)などで実績を積み重ねました。

東洋大学への進学後も競技力を伸ばし、平泳ぎの有力選手として頭角を現します。特に100mと200mの両種目で結果を残し、2017年と2018年には日本選手権で優勝を経験しました。

社会人1年目には日本選手権を制して日本代表に初選出。学生競泳から国際大会へと活躍の舞台を広げていきました。

その後、北島康介さんや萩野公介さんらを指導した平井伯昌コーチのもとで競技を続けます。青木さん自身も引退時のコメントで、平井コーチから18年間指導を受けたことへの感謝を述べています。

【競技人生の年表】世界水泳2019からアジア大会金メダルまで

青木玲緒樹さんの競技人生を振り返るうえで欠かせないのが、2019年の世界水泳、2022年の日本記録樹立、2023年の杭州アジア大会です。

日本国内での優勝だけでなく、世界大会でも決勝に進出する実力を示してきました。主な転換点を時系列で整理します。

時期・大会 主な成績・出来事 関連人物・組織と意義
2016年 アジア水泳選手権で200m平泳ぎ優勝、100m平泳ぎ2位 国際大会で存在感を示す
2017年 日本選手権で100m・200m平泳ぎ優勝 日本代表として世界水泳にも出場
2018年 日本選手権で2種目優勝。ジャカルタ・パレンバンアジア大会では100m銀、200m銅、メドレーリレー金 日本女子平泳ぎの主力選手へ
2019年4月 ミズノスイムチームに加入 ミズノ所属のトップスイマーとして活動
2019年7月 世界水泳韓国・光州大会100m平泳ぎ4位、1分6秒40 銅メダルまで0秒04差の好成績
2021年 東京2020オリンピック女子100m平泳ぎに出場 初のオリンピック出場
2022年3月 100m平泳ぎで1分5秒19、50m平泳ぎで30秒27の日本新記録 日本水泳界に残る記録を樹立
2022年6月 世界水泳ブダペスト大会100m平泳ぎ5位 世界大会決勝で上位入賞
2023年 杭州アジア大会100m平泳ぎ金、400mメドレーリレー金 国際総合大会で2つの金メダルを獲得
2024年 パリ2024オリンピック女子100m平泳ぎ19位 2大会連続のオリンピック出場
2025年9月 国民スポーツ大会を最後に現役引退 ミズノスイムチームコーチへ転身
2026年 水泳教室やスイムクリニックなどで指導活動 競技経験を次世代や一般スイマーに還元

この年表から分かるのは、青木さんのキャリアが単にオリンピック出場を目標としたものではなかったということです。世界選手権での決勝進出、日本記録の樹立、アジア大会での金メダルなど、異なる舞台で結果を残しています。

世界水泳2019ではメダルまでわずか0秒04

特に注目したいのが、2019年7月に韓国・光州で開催された世界水泳選手権です。

女子100m平泳ぎ決勝に進出した青木さんは、1分6秒40で4位に入りました。銅メダルとの差はわずか0秒04。世界の表彰台まであと一歩という、非常に惜しい結果でした。

オリンピックのメダル獲得には至らなかったものの、この大会での成績は世界トップクラスの選手と競り合える実力を示すものでした。

杭州アジア大会では2つの金メダル

青木さんの国際大会での代表的な成功として、2023年に開催された杭州アジア大会も外せません。

女子100m平泳ぎで優勝し、さらに女子4×100mメドレーリレーでも第2泳者として金メダルを獲得しました。

なお、2018年のジャカルタ・パレンバン大会では女子100m平泳ぎが銀メダル、200m平泳ぎが銅メダル、メドレーリレーが金メダルでした。2018年と2023年の大会実績を混同しないことも、青木さんの競技歴を理解するうえで大切です。

【100m平泳ぎ日本記録】1分5秒19はなぜすごいのか

青木玲緒樹さんの名前を語るうえで、最も重要な記録が女子100m平泳ぎの1分5秒19です。

この記録は2022年3月2日、東京辰巳国際水泳場で開催された国際大会日本代表選手選考会で樹立されました。日本水泳連盟の公認記録資料にも記録が掲載されており、2026年10月26日更新のランキング情報でも日本記録として確認できます。

2022年3月に2日連続で日本新記録を樹立

青木さんは100m平泳ぎだけでなく、翌3月3日の50m平泳ぎでも30秒27を記録し、当時の日本記録を更新しました。

2日連続の日本新記録という成果は、当時のコンディションの良さと、短距離平泳ぎにおける高い競技力を示しています。

100m平泳ぎでは、前半の50mを30秒54で通過。日本記録を狙っていた中で結果を残したことについて、当時の報道では本人が泳ぎの無駄がなくなったことを好調の要因として分析していたと伝えられています。

長水路と短水路の日本記録は別物

競泳の記録を調べる際に注意したいのが、プールの長さです。

  • 長水路:50mプールで行う競技
  • 短水路:25mプールで行う競技

青木さんの1分5秒19は、50mプールでの女子100m平泳ぎ日本記録です。一方、25mプールでの女子100m平泳ぎ短水路日本記録は1分4秒01。50m平泳ぎの短水路記録は29秒57です。

日本水泳連盟が公表した2026年5月末時点の短水路記録一覧にも、青木さんの記録が掲載されています。異なるプール条件のタイムを単純に比較しないことが大切です。

また、長水路100m平泳ぎについても、2026年10月26日更新の日本水泳連盟のランキングでは1分5秒19が日本記録として残っています。2026年も破られていないという点で、現役引退後も青木さんの名前が競泳界の記録に刻まれています。

【東京五輪・パリ五輪】2大会連続出場の成績と世界の壁

青木玲緒樹さんは、2021年の東京2020オリンピックと2024年のパリ2024オリンピックに出場しました。

いずれも女子100m平泳ぎで日本代表に選ばれています。2大会連続でオリンピックの舞台に立ったことは、国内選考を勝ち抜き、長期間にわたって高い競技水準を維持した証拠です。

東京2020は女子100m平泳ぎで予選19位

初出場となった東京2020オリンピックでは、女子100m平泳ぎに出場。記録は1分7秒29、全体19位で、準決勝進出には届きませんでした。

地元開催という大きな舞台でのオリンピック出場でしたが、世界のトップ選手が集まる大会で決勝を目指す難しさも経験することになりました。

パリ2024でも19位、2大会連続の挑戦

2024年のパリオリンピックでは、女子100m平泳ぎで1分6秒98、19位という結果でした。

東京大会と同じく予選敗退となり、オリンピックでの決勝進出は果たせませんでした。

しかし、東京大会からパリ大会までの間には、2022年の日本記録樹立や世界水泳ブダペスト大会での5位、杭州アジア大会での金メダルなど、重要な成果を残しています。

オリンピックの順位だけで競技人生全体を評価すると、こうした実績が見えにくくなります。青木さんは日本記録を持ち、世界選手権で複数回決勝に進出した国際的な競泳選手でした。

【青木玲緒樹の引退理由】2025年9月18日の発表と最後のレース

青木玲緒樹さんの現役引退が発表されたのは、2025年9月18日です。所属先のミズノ株式会社が公式プレスリリースで選手生活を終えることを発表し、本人も自身のコメントで競技生活からの引退を報告しました。

引退を決めたのは国民スポーツ大会を最後にするため

青木さんは、2025年9月に滋賀県草津市で開催された国民スポーツ大会に出場しました。

9月14日の成年女子100m平泳ぎ決勝では、1分7秒58で3位。大会結果を掲載した公式競技記録にも、青木さんの順位とタイムが残っています。

この国民スポーツ大会を最後に、27年間続けてきた競技生活に区切りをつけました。引退発表の4日前に最後のレースを終え、その後、所属先と本人から正式な発表が行われた流れです。

引退理由は公表されたのか?

検索されることの多い「青木玲緒樹の引退理由」について、所属先の発表や本人のコメントには、特定の病気、けが、家庭の事情などを引退の直接的な原因とする説明はありません。

本人は引退コメントで、次のように振り返っています。

「大きな結果を残せなかったことは心残りもありますが」

この言葉には、トップアスリートとして競技に向き合い続けたからこその悔しさが表れています。

ただし、この一文だけを取り上げて「成績不振が引退理由だった」と判断するのは正確ではありません。青木さんは東京・パリ両オリンピックへの出場、日本記録の樹立、アジア大会の金メダル獲得など、十分な実績を残しています。

本人のコメントから読み取れるのは、27年間の競技生活を支えてくれた人々への感謝と、競技者としての時間に区切りをつけ、今後は水泳の魅力を伝える活動に力を注ぐという方向性です。

したがって、引退理由について最も正確な整理は、本人が国民スポーツ大会を最後に競技生活を終えると決断したことは公表されている一方、引退を決めた単一の具体的な原因は明らかにされていないというものです。

平井伯昌コーチへの感謝も明かした

引退時のコメントでは、長年指導を受けた平井伯昌コーチへの感謝も示されました。

青木さんは平井コーチから18年間指導を受けてきたとし、水泳だけでなく、それ以上に大切なことを教わったと振り返っています。

平井コーチは北島康介さん、萩野公介さんらを育てた指導者として知られています。青木さんにとっても、競技技術だけでなく、長期にわたる競技生活を支える重要な存在だったことがうかがえます。

【2026年最新】青木玲緒樹の現在はミズノスイムチームのコーチ

2026年現在、青木玲緒樹さんは競技者としてレースに出場する立場から、ミズノスイムチームのコーチへと活動の軸を移しています。

2025年9月の引退発表時、ミズノは今後も同社で業務を行う予定だと説明していました。その後、株式会社ニップンの水泳教室開催レポートや日本マスターズ水泳協会の講師紹介でも、青木さんがミズノスイムチームのコーチとして活動していることが確認できます。

水泳教室やイベントで子どもたちに技術を伝える

株式会社ニップンが紹介した「第8回 食と水泳教室」では、青木さんがゲスト講師として参加。小学生から高校生の参加者に対して、食事管理や身体づくり、水泳の技術についてアドバイスを行いました。

水泳の指導では、平泳ぎのポイントとして、足の引きを早く、浅くキックすることを紹介しています。

また、水をしっかりつかみながら、丁寧かつ速く泳ぐことの大切さも伝えています。これは単に力を入れて泳ぐのではなく、身体の動きを効率よく連動させる考え方です。

世界大会やオリンピックで戦ってきた選手の技術を、初心者やジュニア世代にも分かりやすく伝えることは、現役時代とは異なる形で水泳界に貢献する仕事です。

2026年11月14日にマスターズスイムクリニックの講師を担当

2026年の活動を示す具体的な情報として、日本マスターズ水泳協会が10月29日に発表したイベントがあります。

青木さんは、2026年11月14日に滋賀県草津市のインフロニア草津アクアティクスセンターで開催予定の「マスターズスイムクリニック2026」で講師を務めます。

イベントのテーマは、「手足の連動で伸びて、加速する平泳ぎ」です。

講習では、グライドを意識したキックとプルの連動、効率的な泳ぎにつながる身体の位置、一かき一蹴りで生まれる推進力などを取り上げる予定です。後半には実際の競技形式でタイムトライアルも行われます。

  • 開催日:2026年11月14日(土)
  • 時間:16時00分~17時30分
  • 会場:インフロニア草津アクアティクスセンター・サブプール
  • 対象:日本マスターズ水泳協会の2026年競技者登録者
  • 定員:先着30名
  • 参加費:3,000円
  • 申込期間:2026年10月30日10時~11月6日17時

この告知からも、青木さんが引退後に水泳の普及や技術指導に携わっていることが分かります。

現役時代に日本記録を樹立した選手が、自らの経験を一般スイマーに伝える機会は貴重です。競技者として培った感覚を、実際の指導に落とし込んでいる点が、現在の活動の大きな特徴です。

【プロの結論】青木玲緒樹の競技人生が水泳界に残したもの

青木玲緒樹さんの競技人生を評価するとき、オリンピックで決勝に進出できなかったことだけを基準にするのは適切ではありません。

競泳の100m平泳ぎは、世界トップ選手が100分の1秒単位で争う種目です。世界選手権での4位、オリンピック2大会出場、日本記録の樹立、アジア大会での複数の金メダルという実績は、日本代表として長年戦ってきたことを示しています。

特に注目したいのは、青木さんが2022年に樹立した100m平泳ぎの1分5秒19です。2026年10月時点でも日本記録として残り続けており、競技生活を終えた後も、その成果は日本水泳界の歴史の一部になっています。

また、引退後にコーチとして活動していることにも意味があります。トップ選手の技術は、本人が競技を離れた瞬間に価値を失うものではありません。水の抵抗を減らす姿勢、キックとプルのタイミング、レース中の身体の使い方など、実戦経験を通じて身につけた知識は、次の世代に引き継ぐことができます。

青木さんの場合、ミズノスイムチームという所属環境を維持しながら指導者として活動しているため、競技生活からの転身が水泳界との関係を断つ形にはなっていません。

競技者として記録を残す段階から、経験を伝えて人を育てる段階へ。2026年の活動を見ると、青木玲緒樹さんのキャリアは引退によって終わったのではなく、新しい役割へと移行したと捉えることができます。

【青木玲緒樹に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:青木玲緒樹の読み方は?
A1:青木玲緒樹は「あおき れおな」と読みます。英語表記はReona Aokiです。

Q2:青木玲緒樹は現在何をしている?
A2:2026年現在、ミズノスイムチームのコーチとして活動しています。水泳教室やイベントで、平泳ぎの技術指導や水泳の普及に取り組んでいます。

Q3:青木玲緒樹の引退理由は何?
A3:2025年9月の引退発表では、国民スポーツ大会を最後に競技生活を終えると本人が説明しました。特定の病気やけがなどを直接の理由とする公式発表はありません。

Q4:青木玲緒樹の100m平泳ぎ日本記録は?
A4:長水路(50mプール)の日本記録は1分5秒19です。2022年3月2日の国際大会日本代表選手選考会で樹立され、2026年10月時点でも日本記録として残っています。

Q5:東京五輪とパリ五輪の結果は?
A5:東京2020は女子100m平泳ぎで1分7秒29の19位、パリ2024は1分6秒98の19位でした。どちらも予選敗退でしたが、2大会連続で日本代表に選出されました。

Q6:青木玲緒樹はアジア大会で金メダルを獲得した?
A6:はい。2018年のジャカルタ・パレンバン大会では女子4×100mメドレーリレーで金メダルを獲得。2023年の杭州アジア大会では女子100m平泳ぎと女子4×100mメドレーリレーで優勝しています。

Q7:青木玲緒樹はミズノに現在も所属している?
A7:はい。現役引退後もミズノスイムチームのコーチとして活動しています。2026年11月には日本マスターズ水泳協会主催のスイムクリニックで講師を担当する予定です。

まとめ:青木玲緒樹は引退後も日本水泳界で活躍

青木玲緒樹さんは、3歳から始めた水泳を27年間続け、東京2020・パリ2024の2大会連続オリンピック出場、世界水泳2019の4位、杭州アジア大会の金メダル、そして女子100m平泳ぎの日本記録1分5秒19という実績を残しました。

2025年9月18日に現役引退を発表した後は、ミズノスイムチームのコーチとして新たなキャリアを歩んでいます。2026年10月には日本マスターズ水泳協会からスイムクリニックの講師として紹介され、11月14日の指導イベントも予定されています。

引退理由については、本人が具体的な原因を一つに絞って公表したわけではありません。一方で、競技生活への感謝と、これからも水泳の楽しさを伝えていきたいという意向は明確に示されています。

青木さんの現在を理解するうえで大切なのは、オリンピックの順位だけで競技人生を判断しないことです。日本記録を保持するトップスイマーとしての経験を、次世代の選手や一般スイマーへと伝えること。それが2026年の青木玲緒樹さんの新しい挑戦です。

今後もミズノでのコーチ活動や水泳普及イベントを通じて、長年培ってきた平泳ぎの技術が多くのスイマーに受け継がれていくことが期待されます。








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栗原 瑞穂
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