中日ドラゴンズの根尾昂投手の2026年の推定年俸は、1050万円です。2018年ドラフト1位で入団し、野手から投手へと転向した根尾選手は、プロ入り後に年俸が上昇した時期もあれば、出場機会や投球成績の変化に伴って減額が続いた時期もあります。
年俸の最高額は2023年の1850万円。その後は2024年に1600万円、2025年に1250万円、2026年に1050万円と推移しています。一方、ネット上で見かける「通算年俸9900万円・平均年俸1414万円」という数字には、集計対象となる年度の違いがあります。最新の年俸まで含めて計算すると、累計額は10950万円です。
【2026年最新】根尾昂の年俸はいくら?最高額や通算額も整理

2026年の根尾昂選手の推定年俸は1050万円です。前年の1250万円から200万円減額され、2023年に記録した最高額1850万円からは800万円減少しました。
年俸は、選手が所属球団と契約する際に決まる翌シーズンの報酬です。プロ野球選手の年俸情報は契約更改時の報道などを基にした推定額が中心で、公式戦の成績と同じようにNPBが一律に公表する確定統計とは性質が異なります。
根尾選手の年俸を確認する際に押さえておきたいのは、次の3つの数字です。
- 2026年の推定年俸:1050万円
- プロ入り後の最高年俸:1850万円(2023年)
- 2019~2026年の推定年俸累計:1億950万円
通算年俸9900万円、平均年俸1414万円という数字も、年俸推移を掲載する一部のデータベースで紹介されています。これは2019年から2025年までの7年分を合計・平均した数字です。2026年の推定年俸1050万円を加えると、8年分の累計は1億950万円、平均は約1369万円になります。
つまり、9900万円という数字が間違いなのではなく、集計期間が2025年までなのか、2026年までなのかによって通算額と平均額が変わるということです。検索結果を比較する際は、最終更新日と対象年度を確認する必要があります。
【年俸推移一覧】2019年の入団から2026年までの変化を比較
根尾選手は2018年のドラフトで4球団が競合した末、中日ドラゴンズに1位指名されました。日刊スポーツなどの入団時報道によると、契約金1億円に出来高払い5000万円、推定年俸1500万円という条件で仮契約しています。
以下は、週刊ベースボールONLINEなどの選手データと契約更改報道を基に整理した年度別の推定年俸です。増減額と成績を照らし合わせると、野手として出場機会を増やした時期、投手転向で評価を上げた時期、登板数が伸び悩んだ時期の違いが見えてきます。
| 年度 | 推定年俸 | 前年比 | 主な一軍成績・背景 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 1500万円 | 入団時 | 野手として一軍2試合に出場 |
| 2020年 | 1300万円 | 200万円減 | 一軍9試合、打率.087 |
| 2021年 | 1100万円 | 200万円減 | 一軍72試合、打率.178、1本塁打、16打点 |
| 2022年 | 1300万円 | 200万円増 | 野手49試合、投手25試合、防御率3.41 |
| 2023年 | 1850万円 | 550万円増 | 前年の投手成績などが評価され、自己最高額に到達 |
| 2024年 | 1600万円 | 250万円減 | 一軍投手3試合、0勝1敗、防御率9.39 |
| 2025年 | 1250万円 | 350万円減 | 一軍投手4試合、0勝0敗、防御率7.94 |
| 2026年 | 1050万円 | 200万円減 | 一軍投手9試合、1勝1敗、防御率5.00 |
※年俸は報道などに基づく推定額です。成績は各年度の一軍公式戦を基にしています。前年比は当該年度の年俸と前年の年俸を比較したものです。
一覧から分かるのは、根尾選手の年俸が入団から一貫して下がり続けたわけではないことです。2020年と2021年には減額が続きましたが、2022年と2023年は2年連続で増額されました。その後は3年連続で減額となっています。
とりわけ注目したいのは、2023年の1850万円です。前年から550万円増えたこの年が、2026年時点でも根尾選手の最高年俸となっています。
【2023年に550万円増額】根尾昂が最高年俸1850万円に到達した理由
根尾選手の年俸が大きく上昇した背景には、2022年の投手転向があります。2022年シーズンは、野手としての出場に加え、シーズン途中から投手としても一軍の試合に登板しました。
日本野球機構(NPB)の年度別成績によると、2022年の投手成績は25試合登板、0勝0敗、1ホールド、防御率3.41です。一方、野手としては49試合に出場し、打率.200、8安打、4打点を記録しました。
この年の契約更改について、日刊スポーツは2022年11月、根尾選手が550万円増の推定年俸1850万円で契約したと報道しています。球団側は野手としての査定と投手としての査定をそれぞれ行い、野手の評価はマイナスだったものの、投手の評価がプラスになったと説明しています。
つまり、550万円の増額は打撃成績だけで評価されたものではありません。複数の役割を経験したなかで、投手として一軍の戦力になったことが評価につながったのです。
ただし、ここで注意したいのは、2023年の年俸1850万円は、主に2022年シーズンの働きを踏まえて決まった金額だという点です。2023年シーズンの成績が、その年の年俸を決めたわけではありません。
2023年の一軍登板は2試合、防御率0.71でした。登板時の投球結果は良好でしたが、年間を通して登板機会を増やしたわけではありません。年俸を評価する際は、防御率だけでなく、登板数や投球回数、チームへの貢献度も合わせて見る必要があります。
【2025年は350万円減額】年俸が下がった理由と防御率9.39の影響
根尾選手の年俸推移で最も大きな減額となったのは、2025年の350万円減です。2024年の推定年俸1600万円から1250万円となり、減額率は約21.9%でした。
2024年の一軍成績は3試合登板、0勝1敗、防御率9.39です。日刊スポーツの2024年11月の契約更改報道によると、根尾選手はこの年、開幕先発ローテーション入りを目標にしていたものの、出遅れもあって一軍での登板機会を十分に確保できませんでした。
同年8月の広島戦では先発登板したものの、3回8安打6失点で降板しています。先発として結果を残せず、一軍での登板数も3試合にとどまったことが、翌2025年の減額を考えるうえで重要な要素です。
さらに2025年も、一軍登板は4試合、防御率7.94にとどまりました。この成績を受け、2026年の推定年俸は1250万円から1050万円へと200万円減額されています。
年俸減額の理由を整理すると、次の3点が挙げられます。
- 一軍での登板機会:2023年から2025年まで、登板数は2試合、3試合、4試合と少ない水準で推移しました。
- 投球内容:2024年は防御率9.39、2025年は防御率7.94で、一軍の投手として安定した結果を残すことが課題となりました。
- 役割の確立:先発・救援のいずれでも継続的に起用され、シーズンを通して戦力として貢献できるかが評価のポイントになります。
ただし、年俸の増減は単純に防御率だけで決まるものではありません。登板数、投球回数、勝敗、チーム内での役割、球団の査定方針なども関係します。公表された情報から確認できるのは、成績と登板機会が伸び悩んだ時期に年俸も下がっているという関係です。
【背番号の変化】野手から投手へ、根尾昂のキャリアはどう変わった?
根尾選手の年俸を理解するうえでは、守備位置や登録上の役割が変わってきた経緯も欠かせない。大阪桐蔭高校時代から投打両面の能力で注目され、2018年ドラフト1位で中日に入団した根尾選手は、当初は遊撃手としてプロ生活をスタートしました。
入団時には遊撃手として勝負する意向を示していましたが、プロ入り後は打撃や守備で出場機会を模索。2022年には内野手から外野手へ登録変更し、さらに同年6月には投手へ転向しました。野手と投手の両面で評価を受けたことが、同年の年俸増額にもつながっています。
背番号にも変化があります。中日ドラゴンズの公式発表によると、根尾選手は2019年から2024年まで背番号7を着用し、2025年からは背番号30に変更されました。
背番号の変更そのものが年俸減額の直接的な理由だと示す公表資料はありません。ただ、登録ポジションの変更と背番号の変更は、根尾選手が野手としての育成段階から投手としての役割確立へと進んできた経緯を振り返るうえで、分かりやすい節目です。
2026年の一軍成績は9試合登板、1勝1敗、防御率5.00です。2024年の防御率9.39、2025年の7.94と比べると数値は改善しています。奪三振も13を記録しました。ただし、投球回数は9回であり、シーズンを通した安定性を判断するには、まだ限られた登板数のデータです。
また、2026年の年俸1050万円は、2025年シーズンまでの実績などを踏まえて決まった金額です。2026年の投球成績が、その年の年俸に反映されているわけではありません。2026年の成績は、次回の契約更改に向けた評価材料として捉えるのが適切です。
【プロの結論】根尾昂の歴代年俸と成績の関係をどう見るべきか
根尾選手の年俸推移から読み取れるのは、プロ野球選手の評価が、過去の知名度やドラフト順位だけで固定されるわけではないということです。
入団時の推定年俸1500万円は、ドラフト1位としての期待や将来性を含んだ契約条件でした。その後、野手として出場機会が増えても打率が伸び悩んだ時期には減額となり、2022年に投手として一軍25試合に登板すると、翌2023年の年俸は最高額の1850万円に上昇しました。
一方、2024年以降は一軍での登板機会と投球成績が課題となり、2025年、2026年と減額が続いています。こうした経緯を見ると、根尾選手の年俸は、野手としての将来性への期待から、投手として実際にどれだけ一軍で貢献できるかという評価へ、比重が移ってきたと考えられます。
年俸と成績を比較する際には、次の基準が役立ちます。
- 年俸が上がった年度:契約更改の直前シーズンに、どのポジションでどのような貢献をしたのかを確認する。
- 年俸が下がった年度:防御率だけでなく、一軍登板数や投球回数、起用機会も比較する。
- 通算年俸を調べる場合:対象年度が2025年までなのか、2026年までなのかを確かめる。
特に重要なのは、年俸が示すのは選手の能力を完全に数値化した結果ではなく、球団がその時点で下した契約上の評価だということです。故障や起用方針、ポジション転向など、成績表の数字だけでは分からない事情もあります。
根尾選手の場合、2026年は防御率が前年より改善した一方で、登板数は9試合、投球回数は9回でした。今後は一軍での登板機会を継続して得られるか、投球内容の安定性を高められるかが、次の年俸を考えるうえでの注目点になります。
【根尾昂年俸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:根尾昂の2026年の年俸はいくらですか?
A1:2026年の推定年俸は1050万円です。2025年の1250万円から200万円減額されました。金額は契約更改報道などに基づく推定額です。
Q2:根尾昂の最高年俸はいくらですか?
A2:最高年俸は2023年の1850万円です。前年の2022年には投手として25試合に登板し、防御率3.41、1ホールドを記録しました。野手と投手の両面で査定された結果、翌年の年俸が550万円増額されました。
Q3:根尾昂の通算年俸9900万円という数字は正しいですか?
A3:2019年から2025年までの7年分を合計すると9900万円となり、平均は約1414万円です。2026年の推定年俸1050万円を加えると、8年分の累計は1億950万円、平均は約1369万円になります。
Q4:根尾昂の年俸が2025年に350万円減額された理由は何ですか?
A4:前年の2024年に一軍3試合登板、0勝1敗、防御率9.39という成績に終わったことが主な背景です。一軍での登板機会が限られ、先発としても結果を残せなかったことが、契約更改での減額につながりました。
Q5:根尾昂の背番号は現在いくつですか?
A5:2026年の背番号は30です。2019年から2024年までは背番号7を着用し、2025年から30に変更されています。
まとめ:根尾昂の年俸は今後の一軍での貢献が焦点
中日ドラゴンズの根尾昂選手の2026年の推定年俸は1050万円で、最高年俸は2023年の1850万円です。2022年に投手として25試合に登板し、防御率3.41を記録したことが大幅増額の背景にありました。一方、2024年以降は登板機会と投球成績が伸び悩み、年俸は3年連続で減額されています。
通算年俸9900万円・平均1414万円という数字は2025年までの集計であり、2026年分を含めると累計1億950万円、平均約1369万円です。こうした集計期間の違いを理解することで、年俸データをより正確に読み取れます。
2026年は防御率5.00と前年から改善したものの、登板数は9試合にとどまりました。今後の焦点は、一軍で継続して登板機会を確保し、安定した投球を積み重ねられるかどうかです。根尾選手の次回の契約更改では、2026年の投球内容とチーム内での役割がどのように評価されるかが注目されます。