エクセル茨城境は、茨城県猿島郡境町の「MGMパワーセンター境店」2階にある、JRAのキャッシュレス馬券発売施設です。最大の特徴は、JRA-UMACAを使って馬券を購入する専用施設であること。館内には、デスク204席・チェア96席を備えた有料のエクセルフロアと、レース映像を流さず無料で利用できる非滞留型発売エリアが設けられています。
2026年に利用する際は、座席料金だけでなく、UMACAの登録条件、当日の営業時間、無料エリアでできること、車やバスでのアクセスも押さえておきたいところです。JRA公式の施設案内・有料席料金表・UMACA利用案内をもとに、施設の実態と利用前に知っておきたい注意点を整理します。
【まず結論】エクセル茨城境とは?JRAのUMACA専用発売所の特徴

エクセル茨城境は、JRAが運営する場外発売施設の一つです。茨城県西南部に位置し、MGMパワーセンター境店の2階に設置されています。一般的な競馬場やウインズと同じ感覚で訪れると、馬券の購入方法に違いがある点に注意が必要です。
JRA公式の施設案内によると、同施設はUMACA発売専用。キャッシュレス投票用ICカード「JRA-UMACA」を利用して馬券を購入する仕組みで、紙の馬券を通常の現金発売窓口で買う施設ではありません。初めて利用する人は、UMACAを持っているか、登録に必要な本人確認書類を用意できるかを確認しておくとスムーズです。
施設の構成は大きく分けて2種類あります。2階の有料エクセルフロアは、座席に着いて競馬を楽しみたい人向け。一方、エントランスホールの無料エリアは、映像を観戦するのではなく、必要な馬券購入などを短時間で済ませたい人向けです。
つまり、エクセル茨城境を選ぶ際の要点は、単に「無料か有料か」ではありません。レース映像を見ながら座って過ごしたいのか、買い物や用事の合間に馬券購入だけを済ませたいのかによって、適したエリアが変わります。
【有料席の料金と座席数】デスク204席・チェア96席を比較
有料エリアのエクセルフロアには、デスク席とチェア席の2種類があります。JRA公式案内に掲載されている座席数は、デスク席204席、チェア席96席。デスク席には車椅子対応の2席が含まれ、合計300席の構成です。
料金については、JRAの「ウインズ・エクセル有料席基本情報(席種・料金一覧)」の2025年12月6日現在の掲載額が基準になります。同一覧では、エクセル茨城境のデスク席・チェア席とも、通常の開催日は500円、日本ダービー・有馬記念の対象日は1,000円とされています。特別な開催日には料金が変わるため、来場日ごとの案内確認が欠かせない。
| 比較項目 | デスク席 | チェア席 |
|---|---|---|
| 座席数 | 204席(車椅子対応2席を含む) | 96席 |
| 通常開催日の料金 | 500円 | 500円 |
| 日本ダービー・有馬記念の対象日 | 1,000円 | 1,000円 |
| 発売方法 | 当日現金発売 | 当日現金発売 |
| 向いている利用スタイル | 机を使いながら予想や投票を進めたい人 | 椅子に座って落ち着いて過ごしたい人 |
デスク席とチェア席は、どちらも同じ料金体系です。座席数はデスク席のほうが多いため、机を使って予想資料を整理したい人には選択肢が広がります。ただし、デスク席だからといって必ず空席があるわけではありません。
座席は先着順で、利用券は原則として1人1席です。満席になった場合は利用券の発売が終了するため、人気レースの日に訪れるなら、早めの到着を検討してください。JRA公式ページでは、空席状況の問い合わせ先として0280-86-0609が案内されています。
なお、利用券の購入に使う現金と、UMACAで馬券を購入するためのチャージ資金は別のものです。座席料金を支払っただけでは馬券購入の準備は完了しないため、初回利用時はこの2つを分けて考えると混乱しません。
【無料エリアと有料指定席】映像の有無と使い勝手を比較
エクセル茨城境には、利用券を購入する有料のエクセルフロアだけでなく、エントランスホールに無料の「非滞留型発売エリア」、いわゆるライトウインズエリアがあります。無料で利用できる一方、レース映像の提供はなく、座席も設置されていません。
この違いは、施設選びで見落としやすいポイントです。無料エリアという名称から、無料で座ってレース中継を楽しめる場所を想像すると、実際の使い方とのギャップが生じます。無料エリアは、映像を観戦しながら長時間滞在するための空間ではなく、UMACA発売機を利用して馬券購入などを行うためのエリアです。
一方、有料エクセルフロアには座席があり、競馬専門番組によるレース放映も用意されています。座席を確保して腰を据えて楽しみたい人にとっては、無料エリアとの違いが料金を払う主な理由になります。
両者の特徴を整理すると、次のようになります。
- 有料エクセルフロア:座席を確保し、レース映像を見ながら過ごしたい人向け。
- 無料発売エリア:座席やレース映像が不要で、馬券購入などを済ませたい人向け。
- 共通点:どちらもUMACAを使ったキャッシュレス投票が基本で、通常の紙馬券購入を目的とする施設ではありません。
施設の評判や実態を判断する際も、この前提が大切です。快適な座席環境を求める人には有料フロアが候補になりますが、無料で映像観戦までできる場所を探している人には、期待と異なる可能性があります。JRA公式の施設案内は、座席数やサービス内容を示していますが、利用者満足度を数値化した調査とは別の情報です。口コミを読む場合も、実際に利用したエリアや訪問日の混雑状況を区別して判断すると、施設の特徴をつかみやすくなります。
【2026年最新】営業時間・所在地・アクセスを確認
エクセル茨城境の所在地は、茨城県猿島郡境町1327-1、MGMパワーセンター境店2階です。営業時間は競馬開催日に設定されており、施設の開館時間と座席利用券の発売時間、投票・入出金の利用時間はそれぞれ異なります。
JRA公式の施設案内に掲載されている基本時間は、利用券の発売が9時10分から15時30分まで、投票・入出金が9時10分から最終レース発走後おおむね20分までです。利用券は満席になり次第、発売終了となります。混雑状況などによって時間が変更される場合もあるため、特定の日に利用するなら、当日の営業案内を確認してください。
アクセスは車が比較的利用しやすく、圏央道の境古河インターチェンジから約4.4km、所要時間の目安は約10分。五霞インターチェンジからは約6.5km、約12分と案内されています。所要時間は道路状況によって変動します。
公共交通機関を利用する場合は、東武スカイツリーラインの東武動物公園駅から朝日自動車バスの「境車庫行き」に乗車し、「道の駅さかい」バス停で下車、徒歩約5分というルートが案内されています。駅からの移動には時間がかかるため、帰りのバス時刻も含めて確認しておくと安心です。
- 住所:茨城県猿島郡境町1327-1 MGMパワーセンター境店2階
- 利用券発売:9時10分~15時30分(満席になり次第終了)
- 投票・入出金:9時10分~最終レース発走後おおむね20分
- 施設の問い合わせ:0280-86-0610(競馬開催日9時10分~16時45分)
- 車:境古河ICから約10分、五霞ICから約12分
- 駐車場・駐輪場:MGMパワーセンター境店の設備を無料で利用可能
営業時間の確認では、もう一つ注意したい点があります。UMACAの入出金は中央競馬開催日のみ利用できるとJRA公式ページに記載されています。平日であればいつでもチャージや払戻金の出金ができるわけではありません。競馬開催日以外の利用を考えている場合は、通常の営業日程と入出金サービスの利用条件を分けて確認してください。
【UMACA専用の仕組み】キャッシュレス投票と払い戻し端末の注意点
エクセル茨城境を利用するうえで理解しておきたいのが、JRA-UMACAの仕組みです。これはクレジットカードでその都度決済する方式ではなく、専用のICカードに資金をチャージし、その残高を使って馬券を購入するキャッシュレス投票サービスです。
UMACAを持っていない場合は、同施設で即日発行の手続きを行えます。JRA公式案内によると、登録できるのは20歳以上で、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの年齢確認書類が必要です。登録時には手のひら静脈情報と4桁の暗証番号を設定します。
投票の流れは、基本的に次のとおりです。
- UMACAの登録を済ませ、ICカードを用意する。
- 専用の入出金機で購入資金をチャージする。
- UMACA発売機でカードを使い、希望するレースの馬券を購入する。
- 的中払戻金や返還金などの残高を確認し、必要に応じて入出金機から出金する。
重要なのは、UMACA内の残高が一種類ではないことです。JRA公式の利用案内では、チャージしたお金は「投票専用残高」となり、原則として出金できません。一方、払戻金・返還金やUMACAポイントの入金分は「精算可能残高」となり、出金できます。
つまり、馬券を買うためにチャージした金額を、そのまま現金に戻せるわけではありません。利用する資金は、あらかじめ購入に充てる予定の金額を決めておくことが大切です。馬券購入後に残高を精算するつもりなら、チャージ分と払戻金などの区別を理解しておく必要があります。
施設の機器については、JRAの施設案内にUMACA発売機と入出金機の設置が記載されています。施設概要の二次資料では、キャッシュレス投票端末18台、入出金・払戻用端末6台という台数も紹介されています。ただし、JRAの現行施設案内では台数の明記がないため、機器の最新の設置状況については現地案内を確認するのが確実です。
なお、UMACAによる投票は、受付完了後に購入内容を自由に取り消せる仕組みではありません。JRAは、成立した投票内容についてキャンセルや変更はできないと案内しています。購入レース、式別、馬番、金額を確定する前に、画面の内容を落ち着いて確認してください。
【エクセル茨城境】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:エクセル茨城境の有料席料金はいくらですか?
通常開催日はデスク席・チェア席とも500円です。JRAの基本料金一覧では、日本ダービー・有馬記念の対象日は1,000円とされています。営業日や特別開催によって変更される可能性があるため、利用当日の案内も確認してください。
Q2:無料エリアでもレース映像を見られますか?
いいえ。エントランスホールの無料エリアは、レース映像を提供しない非滞留型発売エリアです。座席もありません。レース映像を見ながら座って過ごしたい場合は、有料のエクセルフロアを検討してください。
Q3:UMACAを持っていなくても利用できますか?
UMACAの即日発行に対応しているため、カードを持っていない人も登録手続きを行えます。登録は20歳以上が対象で、運転免許証などの本人確認書類が必要です。馬券購入にはUMACAが必要となるため、初回は登録時間も考慮して来場しましょう。
まとめ:エクセル茨城境を利用する前に押さえたい判断基準
エクセル茨城境は、茨城県猿島郡境町のMGMパワーセンター境店2階にあるJRAのUMACA専用発売所です。有料エクセルフロアにはデスク204席・チェア96席の計300席があり、無料の非滞留型発売エリアも設置されています。
利用目的が明確なら、施設の選択で迷うことは少なくなります。座席を確保してレース映像を楽しみたい人は有料フロア、座席や映像が不要で馬券購入を済ませたい人は無料エリアが候補です。ただし、どちらもUMACAを使ったキャッシュレス投票が基本となるため、現金で紙馬券を買うつもりで訪れると目的に合いません。
来場前には、料金、開催日の営業時間、座席の空き状況、アクセス手段を確認しましょう。とくに日本ダービーや有馬記念などの対象日は座席料金が変わるため、通常開催日の料金だけで予算を決めないことが大切です。
もう一つの判断基準は、UMACAの残高管理です。チャージした購入資金は原則として出金できず、払戻金・返還金などとは扱いが異なります。利用前に仕組みを理解し、購入額を自分で管理することが、施設を無理なく利用するための基本になります。
2026年にエクセル茨城境を訪れるなら、JRA公式の施設案内と営業情報を確認し、当日の営業条件に合わせて計画を立てるのが確実です。