ホーム 美容・ヘアケア ヘアミルクとエマルジョンの違いは?エルジューダ全種類を髪質別に徹底比較【2026年】

ヘアミルクとエマルジョンの違いは?エルジューダ全種類を髪質別に徹底比較【2026年】

藤崎 智也 藤崎 智也 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

ヘアミルクとエマルジョンは何が違うのか、ミルボンの「エルジューダ エマルジョン」と「エマルジョン+」はどちらを選べばよいのか。洗い流さないトリートメントを探していると、似た名前や多彩なラインアップに迷う人も少なくありません。

2026年10月時点で、エルジューダは髪質や悩みに合わせた複数のシリーズを展開しています。選ぶときに重要なのは、商品名の違いだけではなく、髪の太さ・硬さ・ダメージの状態、そして仕上がりに求める質感です。細い髪には軽やかな仕上がり、太く硬い髪にはしっとりとしたまとまりが向く傾向がありますが、くせやブリーチによるダメージがある場合は、悩みに特化したシリーズも候補になります。

【まず結論】ヘアミルクとエマルジョンの違いは「呼び方」と「剤型」にある

ヘアミルクエマルジョン違い

最初に押さえたいのは、ヘアミルクとエマルジョンは、必ずしも別々の種類のトリートメントを意味するわけではないという点です。

ヘアミルクは、乳液のようななめらかな質感を持つヘアケア製品の一般的な呼び名です。一方、エマルジョンは、水分と油分などを混ぜ合わせた乳化状の剤型を指します。美容メーカーによって商品名や分類の仕方は異なりますが、ヘアミルクタイプの製品に「エマルジョン」という名称が使われることは珍しくありません。

ミルボンの公式マガジンでも、エルジューダ エマルジョンとエマルジョン+は「乳液タイプの洗い流さないトリートメント」として紹介されています。つまり、名前が違うからといって、必ずしも使い方や基本的な目的が大きく異なるわけではありません。

では、ヘアミルクとヘアオイルではどう違うのでしょうか。ミルボン公式ブランドサイトの説明を整理すると、次のようになります。

  • ヘアミルク:髪の柔らかさや保湿感を重視したい人に向く。乳液状で、髪になじませやすい。
  • ヘアオイル:指通りのよさやツヤ感を重視したい人に向く。髪表面の滑らかさを整えやすい。
  • ヘアクリーム・バームなど:製品によって役割が異なり、まとまりやスタイリングを重視するタイプもある。

ただし、ミルクなら必ず軽く、オイルなら必ず重いという単純な区別はできません。配合成分や処方によって仕上がりは変わるため、商品ごとの特徴を確認することが大切です。

エルジューダを選ぶ場合も、まずは「ミルクかオイルか」を決め、その次に「自分の髪質や悩みに合っているか」を確認すると、候補を絞り込みやすくなります。

【エマルジョンとプラスの違い】髪質・成分・仕上がりを比較

エルジューダの中でも、名前が似ていて間違えやすいのが「エマルジョン」と「エマルジョン+」です。どちらも洗い流さないトリートメントで、髪にうるおいを与え、柔らかく扱いやすい状態へ整えることを目指しています。

大きな違いは、想定されている髪質と、保湿・柔軟性を支える成分設計です。ミルボン公式マガジンの商品紹介では、細い髪にはエマルジョン、普通毛から太い髪にはエマルジョン+が推奨されています。

比較項目 エマルジョン エマルジョン+
主な対象 細く柔らかい髪 普通毛から太く硬い髪
仕上がりの方向性 ふんわり、しなやか、柔らか しっとり、柔らか、まとまり重視
特徴的な保湿成分 セラミド2 加水分解コラーゲン
選ぶときの基準 軽やかさや髪の動かしやすさを重視 硬さやゴワつき、広がりを抑えたい
向いている悩み 細い髪のパサつき、柔らかさ不足 太い髪のゴワつき、まとまりにくさ

エマルジョンは細い髪を柔らかく、ふんわり仕上げたい人向け

エマルジョンは、髪が細い人や柔らかい髪質の人に向いたタイプです。髪が細いと、乾燥によって毛先がパサつく一方、油分の多い製品をつけすぎると根元がつぶれたり、全体が重く見えたりすることがあります。

エマルジョンには、保湿成分のセラミド2が配合されています。うるおいを保ち、柔らかい髪へ整える設計が特徴です。軽やかな動きや、しなやかな手触りを重視する人に適しています。

ただし、細い髪なら誰にでも合うとは限りません。毛先のダメージが大きい場合や、乾燥が強い場合には、少量では物足りなく感じる可能性もあります。最初は控えめな量から使い、乾かした後のまとまりを見ながら調整しましょう。

エマルジョン+は太く硬い髪をしっとり柔らかくしたい人向け

エマルジョン+は、普通毛から太い髪、硬さやゴワつきが気になる髪に向いたタイプです。太く硬い髪は、乾燥すると毛先が広がりやすく、手触りも硬く感じられることがあります。

特徴的な保湿成分は、加水分解コラーゲンです。ミルボン公式マガジンでは、アクアコラーゲンという名称で紹介され、髪に水分を補い、柔らかく扱いやすい質感へ導くことが説明されています。

エマルジョン+を選ぶ際に注意したいのは、プラスが付いているからといって、すべての髪にとって上位互換というわけではないことです。細く柔らかい髪に使うと、使用量や髪の状態によってはボリュームが出にくく感じる可能性があります。反対に、硬い髪にエマルジョンを使って軽く感じても、それだけで製品が合っていないとは限りません。

しっとり感を優先するならエマルジョン+、ふんわり感や軽やかさを優先するならエマルジョンを出発点にして、毛先のダメージや毛量も考慮するのが選び方の基本です。

【成分と使用感を解説】エルジューダは何が髪の柔らかさにつながるのか

エルジューダ エマルジョンの成分を理解するうえで、押さえておきたいのがCMADKとバオバブ由来の保湿成分です。

CMADKは毛髪補修成分

CMADKは、カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)という毛髪補修成分です。ミルボン公式マガジンの商品紹介では、髪の内部に浸透・吸着し、ダメージ部分を補修する成分として説明されています。

髪はケラチンタンパク質を主成分としています。カラーやパーマ、日常の洗髪などによって髪の状態が変化すると、パサつきや手触りの悪さが目立つことがあります。毛髪補修成分を含むトリートメントは、こうした髪を扱いやすい状態へ整えるために使われます。

バオバブ由来の成分は保湿を支える

エルジューダは、シリーズを通じてバオバブ由来の成分を特徴の一つとしています。エマルジョンの商品紹介では、加水分解バオバブエキスが保湿成分として取り上げられています。

乾燥によって髪が硬く感じられたり、毛先のまとまりが悪くなったりする場合は、毛髪補修だけでなく保湿も大切です。エマルジョンとエマルジョン+の違いも、単純に成分の数や強さで判断するのではなく、髪質に合わせた保湿・柔軟性の設計として理解すると選びやすくなります。

使い方で仕上がりは変わる

洗い流さないトリートメントは、基本的にシャンプー後のタオルドライした髪に使用します。ミルボン公式マガジンでは、手のひらや指の間に均一に広げ、髪になじませてから乾かす使い方が紹介されています。

  • タオルで髪の水分を取り、滴るほど濡れた状態を避ける。
  • 適量を手のひら全体に広げる。
  • 毛先から中間を中心になじませ、髪の状態に応じて全体へ広げる。
  • 必要に応じてコームでとかし、ドライヤーで乾かす。

ミルボン公式の使用方法では、エルジューダ エマルジョンの量の目安として、ショートは1プッシュ、ミディアムは2プッシュ、ロングは3プッシュが示されています。これはあくまで目安であり、毛量や髪の太さ、ダメージによって調整が必要です。

細い髪や根元がつぶれやすい髪は、毛先を中心に少量から試すのが無難です。反対に、太く乾燥しやすい髪は、毛先の状態を見ながら必要量を調整するとよいでしょう。つけすぎるとベタつきや重さにつながるため、量を増やす前に、まず髪全体へのなじませ方を見直すことも大切です。

【2026年最新】ミルボン エルジューダの種類一覧と違い

エルジューダは、エマルジョンとエマルジョン+だけで構成されているわけではありません。2026年10月時点のミルボン公式ブランドサイトでは、エクストラリペア、フリッズフィクサー、サンプロテクト、ブリーチケア、グレイスオン、リンバー/メロウ セラム、エマルジョン、FO/MO、ポイントケアスティックという9つの系統が掲載されています。

2026年9月時点の公式ラインアップを整理した比較記事では、9シリーズ・19アイテムとして紹介されています。シリーズごとに剤型や対象となる悩みが異なるため、エマルジョン系以外も含めて比較することが、自分に合う1本を見つける近道です。

  • エクストラリペア:カラーやアイロンなどによるハイダメージ毛をケアしたい人向け。セラムとミルキーセラムがある。
  • フリッズフィクサー:くせやうねり、広がりが気になる髪を扱いやすく整えたい人向け。エマルジョンとエマルジョン+を展開。
  • サンプロテクト:日光による髪へのダメージが気になる人向け。濡れた髪に使うセラム・エマルジョンと、乾いた髪に使うオイル・バームがある。
  • ブリーチケア:ブリーチした髪の絡まりや広がり、まとまりにくさが気になる人向け。セラムとジェルセラムを展開。
  • グレイスオン:毛先のまとまりや、自然に内へ入る柔らかな仕上がりを目指す人向け。セラムとエマルジョンがある。
  • リンバー/メロウ セラム:根元からのしなやかさや髪の動かしやすさを重視する人向け。リンバーセラムとメロウセラムを比較して選ぶ。
  • エマルジョン:髪の柔らかさと保湿感を重視するミルクタイプ。エマルジョンとエマルジョン+で髪質に合わせて選ぶ。
  • FO/MO:オイルタイプ。FOはコシが弱く動かしにくい髪、MOは硬さのある髪を柔らかく扱いやすくしたい場合の候補。
  • ポイントケアスティック:乾いた髪のアホ毛や浮き毛を整えたいときに使うマスカラタイプ。

なお、公式サイトではシリーズごとに剤型や使用目的が分かれているため、ラインアップ全体を「オイルかミルクか」だけで比較するのは不十分です。たとえば、くせやうねりが主な悩みならフリッズフィクサー、ブリーチ履歴があるならブリーチケア、日光対策を重視するならサンプロテクトというように、悩みに合わせて候補を絞り込めます。

価格も確認しておきたいポイントです。ミルボン公式ブランドサイトでは、エマルジョン系の希望小売価格は120gで3,146円(税込)と案内されています。ほかのシリーズは容量や価格が異なるため、購入時は商品の種類と容量を確認してください。

【髪質別の選び方】細い髪・太い髪・くせ毛にはどれがおすすめ?

エルジューダ選びでは、髪の太さだけでなく、硬さ、毛量、ダメージ、なりたい仕上がりを組み合わせて判断が必要です。髪質別の基本的な選び方を整理します。

細い髪・猫っ毛・柔らかい髪

細い髪で、毛先のパサつきは気になるものの、重たい仕上がりは避けたい場合は、エマルジョンが第一候補です。柔らかさやしなやかさを補いながら、ふんわりした仕上がりを目指せます。

根元のボリュームが出にくい人は、最初から多量につけず、毛先を中心に少量ずつなじませてください。髪が細くても、ブリーチやカラーによるダメージが大きい場合は、ブリーチケアやエクストラリペアも比較対象になります。

太い髪・硬い髪・ゴワつく髪

髪が太く、硬さやゴワつきが気になる場合は、エマルジョン+が基本の候補です。保湿感と柔らかさを重視し、まとまりやすい状態を目指します。

毛量が多く、乾燥によって広がりやすい人も候補に入ります。ただし、太い髪でも根元がつぶれやすい場合や、軽い仕上がりが好みの場合は、少量から試して使用感を確かめましょう。

くせ毛・うねり・湿気による広がり

くせ毛の場合は、髪の太さだけでエマルジョンとエマルジョン+を選ぶよりも、くせやうねりへの対応を目的としたフリッズフィクサーも比較する価値があります。

フリッズフィクサーはエマルジョンとエマルジョン+を展開しているため、細く柔らかい髪か、普通毛から太く硬い髪かという観点も選択に役立ちます。くせ毛そのものを永久にまっすぐにする製品ではありませんが、髪を扱いやすく整えたい場合の候補です。

ブリーチ毛・カラーによるハイダメージ毛

ブリーチを繰り返した髪は、絡まりやパサつき、毛先の広がりが気になりやすくなります。この場合は、ブリーチデザインを意識したブリーチケアを検討できます。

カラーやアイロンなどによるダメージが強い場合は、エクストラリペアも候補です。エマルジョンとエマルジョン+は髪質に合わせた保湿や柔らかさを重視する選択肢ですが、ダメージの種類や程度によっては、悩みに特化したシリーズのほうが目的に合う場合があります。

ツヤや指通りを優先したい場合

保湿感よりもツヤや滑らかさを優先したい人は、FO/MOやリンバー/メロウ セラムなどのオイル系も比較しましょう。オイル系はミルク系と異なる仕上がりを目指すため、髪質だけでなく、普段のスタイリングや好みも判断材料になります。

また、紫外線が気になる季節にはサンプロテクト、乾いた髪の浮き毛が気になる場合にはポイントケアスティックというように、毎日のケアで解決したい悩みから選ぶ方法もあります。

【評判と口コミ】エルジューダで失敗しないための見極め方

エルジューダの評判や口コミを参考にするときは、単に「しっとりした」「軽かった」「ベタついた」といった感想だけで判断しないことが大切です。同じ製品でも、髪の太さや毛量、ダメージ、使う量によって仕上がりの印象は変わります。

たとえば、細い髪の人が重さを感じたという感想と、太い髪の人がまとまりやすさを評価したという感想は、必ずしも矛盾しません。髪質と求める仕上がりが異なれば、同じ使用感でも評価が分かれるためです。

購入前には、次の3点を確認すると、口コミを自分の髪に当てはめて判断しやすくなります。

  • 髪質が近いか:細い髪なのか、太く硬い髪なのか。毛量やダメージの程度も参考にする。
  • 使い方が近いか:濡れた髪に使ったのか、乾いた髪に使ったのか、使用量はどれくらいか。
  • 仕上がりの好みが近いか:ふんわり感を求めているのか、しっとりしたまとまりを求めているのか。

また、エマルジョンとエマルジョン+の比較では、「プラスのほうが上位商品」「保湿力が高いほうが必ず優秀」といった考え方にも注意が必要です。ヘアケア製品は、価格や商品名の印象よりも、自分の髪質と使用目的に合っているかが大切です。

購入時は正規品かどうかも確認する

ミルボン公式ブランドサイトは、インターネット通販やフリーマーケットサイトなどで、正規品に酷似した模倣品が流通していることへの注意を呼びかけています。容器が似ていても中身が正規品とは限らず、メーカーが品質や安全性を保証できない商品もあると案内しています。

エルジューダは美容室専売品として案内されているため、正規品を安心して購入したい場合は、取り扱い美容室での購入が基本です。ネット通販を利用する場合も、販売元や正規の取り扱いかどうかを慎重に確認しましょう。

【ヘアミルクエマルジョン違い】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ヘアミルクとエマルジョンは、どちらを選べばよいですか?

A1:基本的には、ヘアミルクとエマルジョンは対立する分類ではありません。エマルジョンは乳液状の剤型を表す言葉で、ヘアミルクタイプの商品名にも使われます。名前だけで比較するのではなく、製品の成分や対象となる髪質、仕上がりを確認してください。

Q2:エルジューダのエマルジョンとエマルジョン+は、どちらがしっとりしますか?

A2:基本的には、しっとり感やまとまりを重視するならエマルジョン+が候補です。エマルジョンは細く柔らかい髪向けで、ふんわりした質感を目指す人に向いています。ただし、実際の仕上がりは髪の状態や使用量によって変わります。

Q3:くせ毛にはエマルジョンとエマルジョン+のどちらがおすすめですか?

A3:細く柔らかいくせ毛ならエマルジョン、太く硬いくせ毛ならエマルジョン+を基本の候補にできます。ただし、うねりや広がりが主な悩みなら、フリッズフィクサーも比較しましょう。ブリーチによるダメージが強い場合は、ブリーチケアなど悩みに合ったシリーズも検討してください。

【プロの結論】自分に合う1本は髪質・悩み・仕上がりで決める

ヘアミルクとエマルジョンの違いは、名称だけで明確に分かれるものではありません。エマルジョンは乳液状の剤型を指し、ヘアミルクという呼び名と重なる部分があります。選ぶ際は、商品の名前よりも配合成分や仕上がり、使い方に目を向けることが大切です。

エルジューダ エマルジョンとエマルジョン+を比較するなら、まずは髪の太さと硬さを基準にしましょう。細く柔らかい髪にはエマルジョン、普通毛から太く硬い髪にはエマルジョン+が基本です。一方、くせやうねりにはフリッズフィクサー、ブリーチ毛にはブリーチケア、強いダメージが気になる髪にはエクストラリペアという選び方もあります。

大切なのは、すべての髪に合う万能な1本を探すことではなく、自分が解決したい悩みを明確にすることです。髪の柔らかさを求めるのか、しっとりしたまとまりを求めるのか、それともダメージやくせを扱いやすくしたいのか。その優先順位を決めれば、選ぶべきシリーズは絞り込みやすくなります。

迷ったときは、現在の髪質だけでなく、カラーやブリーチの履歴、普段のスタイリング方法も含めて美容師に相談するのがおすすめです。自分の髪に合う製品を適切な量で使うことが、エルジューダの特徴を生かし、毎日のヘアケアを無理なく続けるためのポイントです。

同じカテゴリの記事

藤崎 智也

アニメ・漫画の情報を担当。制作会社と出版社の公式告知、雑誌の最新号情報を確認して、放送日と単行本の発売日を整理します。

おすすめの関連記事